トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ユリカモメとカメ

2013-03-16 | 小動物 他


カメの上でユリカモメが休んでいた
カメの「なにすんだよー」と言うような顔が面白い

カメはイシガメのようだ 正式にはニホンイシガメ 大きさは20cm弱ほどだった
ニホンイシガメは日本固有種だが最近はミシシッピーアカミミガメに押され気味
食べ物は雑食性 子ガメは甲羅が明褐色で昔はゼニガメと言われ縁日などで売っていた

ユリカモメ:大きさ40cmの冬鳥 雌雄同色 全国で見られる小型カモメはほとんどがこのユリカモメ
在原業平の「伊勢物語」に詠まれた隅田川のミヤコドリはユリカモメのことで東京都の鳥に指定されている
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ヤニサシガメ

2013-03-15 | 虫類


お日様一杯なのだが朝は薄寒い
暖かき光は有れど野に満る香りも知らず
緑なすハコベは萌えず若草も敷くに由無し

居ました ヤニサシガメ

ヤニのような物質を身にまとっているサシガメ
ヤニは樹木から出るものを体に付けている

アカマツ クロマツに生息して小型昆虫を捕食する
大きさは12mmほどだった まだ幼虫のようだ
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ユスリカ

2013-03-14 | 虫類
 

暖かくなったり寒さが戻ったり 北からの強風 南からの強風 めまぐるしい

公園の水辺に顔に当たって歩くのにも支障が有るほどのユスリカが乱舞している

ユスリカはカと同じ仲間の双翅目又はハエ目ユスリカ科の昆虫
幼虫が水底で体をユラユラ揺らしている様子からユスリカ
触角を八の字に開きしかも櫛状

日本には700種ほどもいる 一つの科で700種もいるのは珍しい
幼虫はアカムシと呼ばれて熱帯魚などの良質なエサとして有名な種もいる

まだまだ虫の少ないこの時期クモの糸に掛かったり 水に落ちて魚のエサになったり貴重な食料源だ

一緒に居た上の写真の右の奴は違う種類のようだ 顔つきがハエかアブに似てる

下の写真は庭のビワの木に蚊柱となっていたもの
翅と体の様子が上のものとは違っている
 
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ウズラ

2013-03-13 | 野鳥


ウズラは鳥仲間でも話題になったことが無い忘れられた様な鳥だ
昔は卵が蕎麦屋などに置いてありカケソバのたれに一つ落として食べたものだ
ラーメンの中にも茹卵になって入っていたこともあった 大きさは鶏の卵の3~4分の一位だったかな
気が付いたが最近は卵をさっぱり見かけない

古くから狩りの獲物として重要で肉や卵が賞味されていた
江戸時代には飼育して鳴き声を競うなど家禽化されていた

ウズラ:キジ科 学名 Coturmix japonica と言うから日本固有種のようだ
大きさは20cm 漂鳥または夏鳥 本州中部以北で繁殖し冬は本州中部以南で越冬する
住んでいる環境は平地から山地の草原 農耕地 川原など

語源はうずくまっているさまの鳥とか ウ(草むら)ツラ(群れる)又は鳴き声からの命名など諸説ある

中々ドンとした面構えではないか
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オオバンの弁膜

2013-03-12 | 野鳥


割合どこでも見かける鳥オオバン
江戸時代はバンと言えば オオバンとバンの総称で区別するにはオオバン コバンと呼んでいた

黒い体 赤い目 白い額板 ひれのある足指が特徴
観察会などでも「足にはひれがあります 弁膜と言います」等と解説していた
なのに恥ずかしながらその足を見たことが無かった
そのくらい陸には上がらない鳥なのだ

クイナ科の鳥 留鳥又は冬鳥 大きさは38cm 雌雄同色
弁膜はオオバン類に特有な蹼(みずかき)で趾骨の一つ一つに葉状の蹼がついている
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キジ

2013-03-11 | 野鳥


キジが枯れた葦原の中をゆったりと歩いていた

桃太郎のお供をして鬼退治 日本の国鳥 詩歌や諺にも多く登場するつながりの深い鳥
赤い肉だれの特徴的な顔や羽の模様の素敵な鳥

昔から今に至るまで狩猟鳥で 鳥料理の逸品でとても美味しいそうだ
狩猟のための無秩序な放鳥が亜種レベルでの交雑の原因になっており問題は多い
国鳥を狩猟対象にしている国は日本だけだそうだ

古名は「きぎし」「きぎす」で略されてキジになった

キジ科の鳥で留鳥 大きさは58(♀)~81(♂)cm

春の野に若菜摘み来て雉子の声 聞けばむかしのおもほゆらくに(良寛)
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アカバナマンサク

2013-03-10 | 樹木 草花


今日の都心は25度を超えて夏日だった
いくらなんでも3月の初旬に夏日はひどかろう

マンサクは春に先駆けて黄色い花が咲くが 花弁が赤いマンサクが有った
アカバナマンサクと言う

マンサクと花の時期 花の作りは同じようだ
まだ薄暗い春先の林の中でパッと赤い色が目に飛び込んできて艶やかだった

マンサク科の落葉小低木 4m程の大きさだった
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アカゲラ

2013-03-09 | 野鳥


公園の中に掛けられた巣箱にアカゲラが巣を作ろうとしていた
周りの巣箱は出入りの穴が2cm程と小さいのでこのアカゲラが使おうとしている巣箱も多分同じものだったと思われる
得意の穴開け作業をしていて木片を盛んに飛ばし穴を大きく広げていた

アジアからヨーロッパにかけて温帯から亜寒帯の森にはどこにでもいる
大きさは24cm 留鳥 昆虫類を好んで食べるが木の実も食べる

赤白黒の色合いがとても良いてユニーク
他の鳥は見られなくてもこの鳥に出会えるとまーまー納得

木を突くので総称としてキツツキ(類)という
名前は○○ケラと呼んでいる
ケラは「テラツツキ」「ケラツツキ」の略と言われるが なぜそう呼んだかはドラミング(木を突く音)の音が語源 又は「けら(虫)」を突いて捕食するからと諸説ある

都心の公園でアカゲラの子育てとは珍しい
頑張ってやっておくれ

立枯の木木しらじらと立つところ たまたまにしてきつつきの飛ぶ(若山牧水)

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フユザクラ

2013-03-08 | 樹木 草花


咲いた咲いたサクラが咲いた
フユザクラが満開だ

一般にサクラは開花期間が短く春に一度だけ満開となるが 秋と早春に2度ピークのあるものがある
二季咲き品種で フユザクラもこの仲間

フユザクラはマメザクラやオオシマザクラが関与した栽培品種
群馬県鬼石町の桜山公園のフユザクラは名所として知られ見事だ
栽培されている「三波川の冬桜」として国の名勝に指定されている

花の中でヒヨドリが盛んに蜜を食べていた
花に囲まれて羨ましい限りだ あやかりたい
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カエル合戦

2013-03-07 | 小動物 他


啓蟄の頃に近くの公園の小さな池にカエルが集まるのを楽しみにしている

暖かい日が続くのでブラリ行ったら居ました
差し渡し2mほどの小さな池に20匹は超えるほどのアズマヒキガエルが押し合いへし合い 
コホッコホッと聞こえる抑えたような鳴き声でそれでも賑やかだった
鳴いているのはオスで仲間のサイン

カエルの種類に寄るがここに居るアズマヒキガエルは数日から10日ほど一斉に集まって繁殖行動をする
狭い場所に大勢集まるのでオス同士の掴み合い?実際は蹴飛ばしあい
メスの背中に乗ったオスの上に更に乗ってくるズーズーしい奴
嫌がるメスの上にしゃにむに乗ろうとするズーズーしい奴
こういう時の武器は長い後ろ足 盛んに蹴飛ばしを実行していた これぞカエル合戦 
噛みつく引っ掻くなどの危険な行為は無し 平和な戦いだ

別の種類では春暖かくなってから繁殖行動をするカエル
繁殖期間も長く メスは産卵の準備が整ったものからポチポチやってくるので待ってるオスは選ばれようと大きな声で鳴くので大合唱になる

蹴飛ばされてしょんぼりする奴
メスの背中でうっとりしている奴
いつまで見ていても見飽きない面白さだった
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ど根性タンポポ

2013-03-06 | 樹木 草花


コンクリートなどを突きやぶって出てくる植物をど根性○○などと言うが 歩道の電気盤の脇に顔を出したタンポポ
ちゃんとした草地にさえまだ咲いていない時期なのにすごい

植物は種を色々な方法で運び子孫を繁栄させているが タンポポの種は綿毛を付けて風に乗せて飛ぶ
何せ風任せなので何処へ行くか分からない
着いた所が歩道のわずかな隙間と言う不運

凄いのはそれでも芽をだし茎を立て葉を茂らせ花を咲かせている
本当にど根性だ!
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ノハラツグミ

2013-03-05 | 野鳥


今日は24節季の啓蟄
虫も出てくる頃 暖かい一日だった

今年は小鳥の種類や数が多い年なのだが珍鳥迷鳥の少ないシーズン だと思っていたら出ましたノハラツグミ
多摩川の河川敷に関東では久しぶりに出ました
芝生の上で盛んに啄ばんでいた
普通は木の実や昆虫類を食べる

本来は中央アジアからヨーロッパにかけている鳥
スズメ目ヒタキ科の鳥(以前はツグミ科だったがこの科は無くなった) 大きさは26cm ツグミと並ぶと少し大きい

こうして迷鳥としてやって来た鳥は無事に元の所へ帰れるのだろうか
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ヘビのももちゃん

2013-03-04 | 小動物 他


今年はヘビ年
白ヘビは鎌様の使いと言うが 公園で飼われている桃色のヘビが居た

アルビノ(白化個体)で皮膚の色が無いため体の色が桃色に見える
モモちゃんと名付けられていて子供たちに人気だった

ヘビの目は丸いと思っていたが良く見るとシズク型
目は黒いので色素が有るようだ

エサでも貰えると思ってか鎌首をもたげて可愛い素振りだった
日中はかなり暖かくなってきたが佐保姫(さおひめ・春の女神)がモモちゃんに乗ってやって来たのかも
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カシラダカ

2013-03-03 | 野鳥


カシラダカと言ってもタカではない
頭が逆立っているの名前の由来

カシラダカは渡りのシステムの研究材料に使われてきた
日照時間が13時間を超えると渡りの気分が高まってくると言う
又気温が18度を超えるとその衝動に拍車がかかるらしい

渡りの時期にはオスは頭が黒くなってくる
羽毛の先の弱い部分が擦り切れて 中の黒い部分が顔を出すためである

カシラダカ:ホオジロ科 大きさは15cm 冬鳥 地上を歩きながら木の実を食べる
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アオサギ

2013-03-02 | 野鳥


アオサギが水の中から餌を捕まえた
ニョロニョロして長い・・黒く滑っている様子からウナギじゃなかろうか
落とすことを警戒してか岸辺に上がってからペロリ丸呑みした
しかし今や絶滅危惧種になるのじゃなかろうかという天然のウナギなどがこの沼に居る方が驚きだった
食べた後喉の下の方がプックリ膨らんでいた

アオサギ:ペリカン目サギ科(以前はコウノトリ目サギ科)でおおきさは93cm 日本のサギ類で最も大きい
九州以北に留鳥として分布 水辺を歩いたり待ち伏せして魚のほかカエル 昆虫時にはネズミや鳥の雛なども食べる

アオサギとダイサギ(右側 大きさは90cm)のにらみ合い


アオサギの木 非繁殖期には日中は群れで休息していることが多い

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