ユスリカ
2013-03-14 | 虫類
暖かくなったり寒さが戻ったり 北からの強風 南からの強風 めまぐるしい
公園の水辺に顔に当たって歩くのにも支障が有るほどのユスリカが乱舞している
ユスリカはカと同じ仲間の双翅目又はハエ目ユスリカ科の昆虫
幼虫が水底で体をユラユラ揺らしている様子からユスリカ
触角を八の字に開きしかも櫛状
日本には700種ほどもいる 一つの科で700種もいるのは珍しい
幼虫はアカムシと呼ばれて熱帯魚などの良質なエサとして有名な種もいる
まだまだ虫の少ないこの時期クモの糸に掛かったり 水に落ちて魚のエサになったり貴重な食料源だ
一緒に居た上の写真の右の奴は違う種類のようだ 顔つきがハエかアブに似てる
下の写真は庭のビワの木に蚊柱となっていたもの
翅と体の様子が上のものとは違っている
ウズラ
2013-03-13 | 野鳥
ウズラは鳥仲間でも話題になったことが無い忘れられた様な鳥だ
昔は卵が蕎麦屋などに置いてありカケソバのたれに一つ落として食べたものだ
ラーメンの中にも茹卵になって入っていたこともあった 大きさは鶏の卵の3~4分の一位だったかな
気が付いたが最近は卵をさっぱり見かけない
古くから狩りの獲物として重要で肉や卵が賞味されていた
江戸時代には飼育して鳴き声を競うなど家禽化されていた
ウズラ:キジ科 学名 Coturmix japonica と言うから日本固有種のようだ
大きさは20cm 漂鳥または夏鳥 本州中部以北で繁殖し冬は本州中部以南で越冬する
住んでいる環境は平地から山地の草原 農耕地 川原など
語源はうずくまっているさまの鳥とか ウ(草むら)ツラ(群れる)又は鳴き声からの命名など諸説ある
中々ドンとした面構えではないか
アカゲラ
2013-03-09 | 野鳥
公園の中に掛けられた巣箱にアカゲラが巣を作ろうとしていた
周りの巣箱は出入りの穴が2cm程と小さいのでこのアカゲラが使おうとしている巣箱も多分同じものだったと思われる
得意の穴開け作業をしていて木片を盛んに飛ばし穴を大きく広げていた
アジアからヨーロッパにかけて温帯から亜寒帯の森にはどこにでもいる
大きさは24cm 留鳥 昆虫類を好んで食べるが木の実も食べる
赤白黒の色合いがとても良いてユニーク
他の鳥は見られなくてもこの鳥に出会えるとまーまー納得
木を突くので総称としてキツツキ(類)という
名前は○○ケラと呼んでいる
ケラは「テラツツキ」「ケラツツキ」の略と言われるが なぜそう呼んだかはドラミング(木を突く音)の音が語源 又は「けら(虫)」を突いて捕食するからと諸説ある
都心の公園でアカゲラの子育てとは珍しい
頑張ってやっておくれ
立枯の木木しらじらと立つところ たまたまにしてきつつきの飛ぶ(若山牧水)
啓蟄の頃に近くの公園の小さな池にカエルが集まるのを楽しみにしている
暖かい日が続くのでブラリ行ったら居ました
差し渡し2mほどの小さな池に20匹は超えるほどのアズマヒキガエルが押し合いへし合い
コホッコホッと聞こえる抑えたような鳴き声でそれでも賑やかだった
鳴いているのはオスで仲間のサイン
カエルの種類に寄るがここに居るアズマヒキガエルは数日から10日ほど一斉に集まって繁殖行動をする
狭い場所に大勢集まるのでオス同士の掴み合い?実際は蹴飛ばしあい
メスの背中に乗ったオスの上に更に乗ってくるズーズーしい奴
嫌がるメスの上にしゃにむに乗ろうとするズーズーしい奴
こういう時の武器は長い後ろ足 盛んに蹴飛ばしを実行していた これぞカエル合戦
噛みつく引っ掻くなどの危険な行為は無し 平和な戦いだ
別の種類では春暖かくなってから繁殖行動をするカエル
繁殖期間も長く メスは産卵の準備が整ったものからポチポチやってくるので待ってるオスは選ばれようと大きな声で鳴くので大合唱になる
蹴飛ばされてしょんぼりする奴
メスの背中でうっとりしている奴
いつまで見ていても見飽きない面白さだった
アオサギ
2013-03-02 | 野鳥
アオサギが水の中から餌を捕まえた
ニョロニョロして長い・・黒く滑っている様子からウナギじゃなかろうか
落とすことを警戒してか岸辺に上がってからペロリ丸呑みした
しかし今や絶滅危惧種になるのじゃなかろうかという天然のウナギなどがこの沼に居る方が驚きだった
食べた後喉の下の方がプックリ膨らんでいた
アオサギ:ペリカン目サギ科(以前はコウノトリ目サギ科)でおおきさは93cm 日本のサギ類で最も大きい
九州以北に留鳥として分布 水辺を歩いたり待ち伏せして魚のほかカエル 昆虫時にはネズミや鳥の雛なども食べる
アオサギとダイサギ(右側 大きさは90cm)のにらみ合い
アオサギの木 非繁殖期には日中は群れで休息していることが多い