トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ハモリダニ

2016-03-16 | 虫類


小さな赤い虫がヤツデの葉の上を動いていた

ハモリダニのようだ
体は赤い色で大きさは1㎜程 足は8本
ハダニなどを食べる捕食性のダニで植物上を動いているのをよく見かける
ハモリダニ(葉守ダニ)の名は植物を害する小さな虫を食べることから付いた

出現期は3~11月 日本全土に居る 
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オオタカ

2016-03-15 | 野鳥


稀なことだがオオタカがカラスを地上で押さえつけ翅をむしったりして捕食していた
タカは一般にオスは狩りに専念し 獲物の首を落としたり羽をむしったり料理してから巣に持ち込んでメスに渡す
メスは雛が大きくなるまでは狩りには出ず もっぱらオスが運んだ餌をちぎって雛に与える

食事中に出会ったこのオオタカは頸から胸の縦斑模様から幼鳥か若鳥のようだ
普段カラスに追い回されている姿をよく見るが いざとなればこんなもんだ

オオタカ;九州以北で留鳥 南西諸島ではまれな冬鳥
繁殖期以外では普通一羽で行動している
鳥類を中心にネズミやウサギなども捕る
雌雄ほぼ同色だがメス56㎝(ハシブトガラス大)オス50㎝(ハシボソガラス大)でメスのほうが大きい
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シマアジ

2016-03-14 | 野鳥


昔は「しまあぢかも」とも呼ばれた
「あぢ」はトモエガモの古名で肉が美味なので「味」の意味でそう呼ばれたらしい
「しま」は似ているが違う種類につける接頭語

旅鳥 春は3月頃から稀に見られるが西日本に多い
湖沼や河川に居てコガモと一緒に居ることが多い
日中は水面に嘴を付けて浮いている植物質のものを食べる
夕方には水田の畔などでイネ科やタデ科植物の種子を食べる

春の渡りに時期にはオスの白い眉斑が目立つ
秋の渡りの時期はオスのエクリプス メスはコガモに似ている
大きさ38㎝でコガモと同じ位の大きさ
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ハジロカイツブリ

2016-03-13 | 野鳥
左が夏羽 右が冬羽


冬羽と夏羽のハジロカイツブリが一緒に居た
飛ぶと翼の一部が白いのでハジロカイツブリと言う

冬鳥 各地の沿岸や湖沼で越冬する 北海道では旅鳥
越冬地では群れで居ることが多い
3月に入り渡去する頃には夏羽になる個体も現れる
大きさ31㎝でカイツブリ(26cm)より大きく頸は長く 目は赤い
夏羽では顔に金栗色の飾り羽があり迫力ある姿

活発に潜水して魚などを捕らえる
雌雄同色
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ツバキ

2016-03-12 | 樹木 草花


庭のシロヤブツバキも咲いてツバキの花が真っ盛り
最近はサクラ ウメに続いてツバキも種名を記した名盤を付けているところもあるようになった

左から 紅乙女 光源氏 岩根絞 乙姫 三浦乙女 卜伴 蝦夷錦
色や形も様々で見ていて楽しい

江戸時代から園芸品種が盛んに作られて ヤブツバキとユキツバキのグループが代表的なものとしてある
アップしたのはいずれも園芸品種
変わり種の卜伴(ヤブツバキ系)はその一つ 雄しべが弁化していて中心に固まった唐子咲と呼ばれる咲き方をする
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ミスミソウ

2016-03-11 | 樹木 草花


ミスミソウ(三角草)の可愛い花が咲いた
葉は常緑で三角形に近く3つに分かれている
日本固有種

キンポウゲ科の落葉樹林内に生える常緑多年草
雪の下でも常緑なので雪割草の名もある

花は3~4月に咲き花弁状の萼片が10個近くついている
色は白色 淡紫色 淡青紫色 淡紅色など変異が多い
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シマアカモズ

2016-03-10 | 野鳥


満開の河津桜を背景に都心周辺では珍しいシマアカモズがいた
過眼線の色は薄く 嘴も黄味がかっているので若鳥かもしれない

九州南部で繁殖例がある他 旅鳥として主に南西日本を通過する
沖縄本島や石垣島周辺ではごく普通に見られる
アカモズの亜種
植生は動物食で昆虫類 トカゲ 鳥 ミミズなど
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オオコノハズク

2016-03-09 | 野鳥


どこを痛めたのか傷病庁舎にオオコノハズクが保護されていた

留鳥または漂鳥
平地から山地の林に中に居て 日中は樹木の葉の茂みや樹洞で休息していて夕暮れから活動を始める
羽音を出さずに飛び回りネズミ類を捕る 時には寝ている小鳥を襲ったりカエル ヤモリ 昆虫類を捕ることもある
昼間は動き回らないので中々出会う機会はない

雌雄同色だがメスの方がオスより少し大きい
大きさ24㎝
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ヘラサギとクロツラヘラサギ

2016-03-08 | 野鳥


ヘラサギとクロツラヘラサギ仲良く干潟に居てツーショット
左の写真がヘラサギ 中央の写真ががクロツラヘラサギ 右の写真の右がヘラサギ 左がクロツラヘラサギ
 
サギと名が付いているがトキの仲間 かってはサギの仲間と思われていたことを物語る名前だ
ヘラは嘴の形状から
日本ではトキ科はクロトキ トキ ヘラサギ クロツラヘラサギの4種

ヘラサギ;冬鳥 又は旅鳥
40年ほど前には鹿児島県出水地方で毎年見られたそうだが最近はあまり見られず 全国で数羽が飛来する程度
出会うのはなかなか大変
嘴を半開きにして水中で左右に振りながら魚類の他カエルやカニなどを採食する
雌雄同色 大きさ86cm

クロツラヘラサギ;冬鳥 又は旅鳥
世界的に数が少ない貴重な鳥 日本版レッドリスト絶滅危惧ⅠA類
日本では九州や沖縄には毎年やって来て見る気で行けば大体会える
顔の前面が黒いのでクロツラ(黒面)の名がある
浅瀬に嘴を少し開いて入れ左右に振りながら触れた魚を捕らえる
雌雄同色 大きさ74㎝
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ハギマシコ

2016-03-07 | 野鳥


今年も出会えたハギマシコ
脇腹や翼の一部の綺麗な紅紫色の羽色を萩の花に例えてハギマシコという

冬鳥 一部地域では漂鳥 北海道の大雪山では夏期に雌雄で居るので繁殖しているのではないかと言われている
平地から山地の岩場 農耕地 草地などに居る
繁殖期以外は群れで行動しているものが多い
広い範囲を動き回り主に地上で草の種子を食べている

冬羽のオスは顔の前面が黒く上面は黄褐色 雨覆いと腹に薄紅色の部分がある
メスは全体に淡色で紅紫色の部分も少ない
大きさ16㎝ スズメより少し大きい
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トホシテントウ

2016-03-06 | 虫類


クサギの幹にトホシテントウの幼虫が10匹ほど群がっていた

成虫は赤地に黒い斑紋が10個あるテントウムシ
テントウムシの多くはアブラムシなどの害虫を食べるのだが このトホシテントウはアマチャヅルなどのカラスウリ類の葉を食べる
幼虫はご覧のとおり体中に棘が生えていて怖そう
越冬は成虫か幼虫でする
5月頃蛹になる
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ルリタテハ

2016-03-05 | 虫類


今日は24節気の啓蟄
台地が暖まり冬眠していた虫たちが穴から出て来る頃

季節に合わせてルリタテハが舞った
表は全体がわずかに瑠璃色で外中央部に青色の帯があり美しい蝶
日中敏速に飛翔しクヌギやコナラの樹液や腐果などに好んで集まる

食草(幼虫の食べ物)はサルトリイバラ ホトトギス オニユリ ヤマユリなどタテハチョウ仲間では珍しいユリ科
幼虫は全体によく目立つ黄白色の棘状突起に覆われている

成虫越冬する 5㎝程の中型のチョウ
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オガタマノキ

2016-03-04 | 樹木 草花


オガタマノキ(招霊の木)の花が咲いた
オガタマノキは神社によく植えられ神事に使われる

モクレン科の常緑高木 15ⅿほどになる
花は2~4月に3㎝程の香りのある花で葉腋に1個ずつ付く
花被片は普通12個あり全て花弁状
基部が紅色を帯び素敵な色模様
関東以西の太平洋側から沖縄まで分布している
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アマナ

2016-03-03 | 樹木 草花


色々な花が咲き始め春を感じる
アマナ(甘菜)は地中の丸い鱗茎が食用になり甘みがあることから付いた名前
鱗茎の形がクワイに似ていることから麦慈姑ともいう

ユリ科の多年草
葉は花茎の下に2個付き下が地中に埋まっているため根生しているように見える
葉茎や葉は柔らかい

花茎は20㎝程になり細くてこちらも柔らかい
先端に2㎝程の花を普通1個付け 日が当たると開く
花期は3~4月
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コクガン

2016-03-02 | 野鳥


オナガカモの群れに交じって干潟にコクガンがいた

冬鳥で主に北日本に局地的にやってくる
東海地方でも不定期に越冬することがある
岩礁にあるアオサやイワノリなどの海藻 マコモなどの水草を好んで食べる

雌雄同色 頭部から頸と胸が黒く頸に白い頸輪状の輪が小粋だ
大きさ61㎝ カルガモほどの大きさ
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