ヒアリと言う毒性の強いアリがあちこちの港のコンテナで見つかっていてちょっと不気味だ
こちらはクロオオアリ 日本に居るアリでは最も大型で1cm程もある 女王アリは1.7cm
どこにでもいるアリでごく普通に見られる
成虫で越冬し5月になると結婚飛行をする
これは翅の付いたオスとメスが空中で交尾するため飛び回る
結婚飛行のあとメスは地面に降りて翅を落とし 穴を掘って10個ほどの卵を産む
この卵の世話を一人でやり10匹の一人前の働きアリに育て あとは女王アリとしてもっぱら産卵にいそしむ
家族は増えて1000匹にもなると言う
食べ物は昆虫の死骸もあるが クロシジミ(蝶)の幼虫を巣に運び 餌を与えて育て幼虫の出す蜜や甘露を食料とする
つまりはクロシジミの幼虫と共生している
交尾の仕方も食べ物も随分と独特で面白い
ニホンミツバチがアカマツの洞に巣を作ったらしい 大勢が出入りしている
ミツバチには飼育されている西洋ミツバチと 体が黒っぽい野生のニホンミツバチがいる
野生のミツバチの巣は木の洞や岩の隙間などなどに作られ 一つの巣は何年も存続する
密や花粉が豊富な場所を見つけると 有名なミツバチのダンスによって働き蜂を大動員して 1か所の同じ種類の花から集中して大量の蜜や花粉を集める
植物から見れば効率の良い受粉に役立つ
針で刺すことはするが一度刺すと針は抜けて死んでしまうのでやたらには刺さない
子供の頃は庭のコスモスによく来ていて 刺されずに手で捕まえる方法を見つけようとして随分と刺された
ほぼ一年中出現する
大きさは女王蜂15mm 働き蜂と雄蜂は13mm
成虫で越冬する