トリからキノコ 自然見て歩き

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ツバキキンカクチャワンタケ

2021-05-01 | キノコ


早いもので今日から5月・皐月
「さつき」は、田植えの時期でもあり、耕作を意味する古語「さ」から稲作の月として「さつき」になった
皐には「神にささげる稲」の意味があるため、皐月になったと言われる

ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶碗茸)は特異的にツバキの落花や落葉に菌核を作り、春に出てくるキノコ
ツバキが長年植栽され、地表に落花が蓄積されているような場所に現れる

チャワンタケ型の小さいキノコで1cmほどの大きさ
初めワイングラス型から、茶碗型になり、その後中央がヘソ状にくぼむ皿形になる
上面の色は淡黄土褐色で表面は平滑 下面は上面と同色で粉状
頭部表面で胞子を作る
柄は細長い紐状で、地中に長く伸びて米粒大の菌核(菌糸が集まって塊状になったもの)に連なっている