(1)すでに衆目のとおり日米同盟、安保体制のひずみ、歪(ゆが)み(bend)だ。一体、誰のための、何のための防衛相なのか、その資質を疑うばかりだ。
資質を疑われて問責決議続きの防衛相に、首相の肝いりで入閣した防衛問題の専門家で元大学教員の現防衛相が最近まで事故続きで飛行危険が指摘されているオスプレイ(ospray)の沖縄配備に向けて、わざわざ米国まで出かけてそれではとオスプレイに試乗(trial trip)までしてみせた。
そして「飛行全体は大変快適だった」、「想像以上に飛行が安定していた」、「市街地に大きな影響を与えないだろう」(報道)との発言だ。日曜日に沖縄普天間基地を訪れて、思ったほどの騒音問題でもないと感想を述べた問題認識の足りない前防衛相と本質は変わりのない資質の現防衛相のパフォーマンス外交だった。
(2)最近まで世界各地で事故を起こしてきてその飛行安全性に問題を指摘されるオスプレイ、それをあえて住宅密集地の危険飛行場として沖縄周辺住民が移設を強く要求し、日米合意で移設することが決定している普天間基地に配備しようという米国、米軍の治外法権押し付けの強行な背信行為を、わざわざ米国まで出かけて試乗パフォーマンスで協力し、安全性を強調してみせるという国民の意思、背景を正しく理解しない背信行為で応えてみせた愚行だった。
(3)防衛問題の専門家としての肝いりも、資質、政治能力は前任者と変わりのない何とも情けないものに映る。
オスプレイ配備は米国(米軍)の特権事項とばかり発言した首相、政府も日本国内の同配備、テスト飛行反対の声を受けて安全性が確認できるまでは配備を見合わせる発言に修正しているが、何も防衛相がオスプレイに試乗したからの安全性確認でもあるまい。
茶番もはなはだしい、誰のための何のための防衛相なのか、国民への背信(betrayal)でしかない行動だ。その時の上記発言は現実を理解しない、政治責任を放棄しての米国追随、覇権主義に取り込まれた自立性のないものだ。
主権国家の防衛相としての自覚も責任感も見えてこない、こっけいなパフォーマンス外交政治だ。
(4)問題はオスプレイの飛行安全性(危険飛行)とともに、危険な飛行場として移設が日米で合意している普天間基地にあえて配備する不条理、不測性だ。
普天間基地移設先問題が進展しないことを狙って、普天間基地使用の恒常化、または辺野古沖への早期移設を狙った米国(米軍)のごり押し戦略だ。
(5)政府、担当防衛相がオスプレイ配備問題ですべきことは、この歴史的経緯、沖縄事情を考察して配慮して、沖縄問題、駐留米軍基地問題について米国と本格協議をする機会、チャンスとすべきことであって、整合性のない沖縄基地問題解決への米国のごり押し、手先をまた担(かつ)ぐことではないことだ。
これでは民主党現政権は統治能力(governance)を失った米国かいらい政権(puppet government of USA)だ。
資質を疑われて問責決議続きの防衛相に、首相の肝いりで入閣した防衛問題の専門家で元大学教員の現防衛相が最近まで事故続きで飛行危険が指摘されているオスプレイ(ospray)の沖縄配備に向けて、わざわざ米国まで出かけてそれではとオスプレイに試乗(trial trip)までしてみせた。
そして「飛行全体は大変快適だった」、「想像以上に飛行が安定していた」、「市街地に大きな影響を与えないだろう」(報道)との発言だ。日曜日に沖縄普天間基地を訪れて、思ったほどの騒音問題でもないと感想を述べた問題認識の足りない前防衛相と本質は変わりのない資質の現防衛相のパフォーマンス外交だった。
(2)最近まで世界各地で事故を起こしてきてその飛行安全性に問題を指摘されるオスプレイ、それをあえて住宅密集地の危険飛行場として沖縄周辺住民が移設を強く要求し、日米合意で移設することが決定している普天間基地に配備しようという米国、米軍の治外法権押し付けの強行な背信行為を、わざわざ米国まで出かけて試乗パフォーマンスで協力し、安全性を強調してみせるという国民の意思、背景を正しく理解しない背信行為で応えてみせた愚行だった。
(3)防衛問題の専門家としての肝いりも、資質、政治能力は前任者と変わりのない何とも情けないものに映る。
オスプレイ配備は米国(米軍)の特権事項とばかり発言した首相、政府も日本国内の同配備、テスト飛行反対の声を受けて安全性が確認できるまでは配備を見合わせる発言に修正しているが、何も防衛相がオスプレイに試乗したからの安全性確認でもあるまい。
茶番もはなはだしい、誰のための何のための防衛相なのか、国民への背信(betrayal)でしかない行動だ。その時の上記発言は現実を理解しない、政治責任を放棄しての米国追随、覇権主義に取り込まれた自立性のないものだ。
主権国家の防衛相としての自覚も責任感も見えてこない、こっけいなパフォーマンス外交政治だ。
(4)問題はオスプレイの飛行安全性(危険飛行)とともに、危険な飛行場として移設が日米で合意している普天間基地にあえて配備する不条理、不測性だ。
普天間基地移設先問題が進展しないことを狙って、普天間基地使用の恒常化、または辺野古沖への早期移設を狙った米国(米軍)のごり押し戦略だ。
(5)政府、担当防衛相がオスプレイ配備問題ですべきことは、この歴史的経緯、沖縄事情を考察して配慮して、沖縄問題、駐留米軍基地問題について米国と本格協議をする機会、チャンスとすべきことであって、整合性のない沖縄基地問題解決への米国のごり押し、手先をまた担(かつ)ぐことではないことだ。
これでは民主党現政権は統治能力(governance)を失った米国かいらい政権(puppet government of USA)だ。