いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

花、虫に学ぶ。 learn to flower , bug

2022-08-17 20:54:11 | 日記
 (1)全生物の中で人間がもっとも弱いと感じさせる、夏だ。花、虫たちはこの酷暑の中をそれなりに避暑、水分補給をしているのだろうが、外でたくましく生き抜いている。
 記録的な猛暑が続く英国では水不足で首都圏では「干ばつ」宣言が出て、「庭の水まき」、「洗車」も制限される事態の可能性が伝えられている。

 (2)英国ロンドンの夏は平均23度ぐらいといわれる中で、今年は最高40.3度を記録(報道)して熱波が続いている。ウクライナ戦争の影響で露からの石油、ガスの供給が制限されてエネルギー不足といわれて、英国では脱炭素社会を目指すとしたが早くも石炭火力発電復活を打ち出した。

 (3)英国ロンドンの今年の夏の猛暑は人類の地球温暖化現象のもたらしたものだが、これに耐え切れずに再び温暖化促進の石炭火力エネルギー依存に戻るということでは、猛暑に拍車をかけることになり、地球温暖化対策としての世界的なカーボンニュートラル実現に向けて目標を遅らせるだけで厳しい結果だが反利益、非目標の矛盾した政策転換だ。

 (4)花、虫、自然界の知恵、力、原理を学びながら、いつまでも続く猛暑の夏ではないので、何とかカーボンニュートラル社会の実現、将来世界、世代への快適環境の引継ぎを目指して向かう夏現象だ。

 (5)岸田首相は夏、冬の電力不足対策として原発9基の稼働を指示したが、福島第一原発の放射性汚染水の海洋放出(除染後)の方針を決定して、最後は責任転嫁の地元自治体、漁業関係者の反発は強い。

 (6)日本は豊富で良質な水資源、山林資源を有しており、以前中国企業が北海道の水資源への投資を進めたことがあり話題になり、日本としても豊富で良質な水資源、山林資源を有効に活用しているとはいえない。

 (7)カーボンニュートラル社会実現に向けて豊富で良質な水資源、山林資源の有効活用、育成強化を考える必要がある。カーボンニュートラル社会ではクリーン・エネルギーの確保が重要になり、地球温暖化対策として自然に過ごしやすい地球環境の実現、共存に工夫、知恵、努力が求められる。

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