(1)小池都知事が直接代表として参加する国政新党の名が「希望の党」として検討されて、小池都知事が進める政治塾の名前を新党名にすえて小池都知事の政治影響力、指導力を直接反映しようという決断だ。
この小池新党には民進党だけでなく自民党からも現職の副大臣も離党して参加を表明しており、与野党を問わずに小池新党への参加が加速している。
(2)安倍首相がこの時期に解散総選挙を実施するのは、森友、加計学園疑惑問題の追求を避けてまた複雑な政治状況から自民党に有利な選挙となる公算が大きいと判断したからで、普通その自民党の現職の副大臣まで離党して小池新党に参加するなど考えられないことだ。
まして小池新党構想もあきらかにされない中での新党参加選択だ。単に小池人気にすがるとするものではなくて、選挙区事情も大きく影響しているとみる。
(3)国会は一票の格差是正問題で、定数10増10減の従来の一部選挙区変更を決定した。選挙区によっては定数削減したもの、従来の選挙区域が変わったものなど変更の影響が出る。
変更により現職同士が1人区で争うところもあり、また自党の公認候補調整問題もあって選挙に不利に働く議員も出てくる。そうした思惑、事情が複雑にからんでの今回の解散総選挙にあたって、与野党を問わないまだ実体のみえない小池新党への参加表明となっている特殊事情もある。
(4)今後も各党候補者擁立に向けて調整が不調となれば与野党問わない小池新党への参加表明が続くことは十分考えられる。
小池新党「希望の党」はすでに東京、神奈川、埼玉で候補者擁立(報道)を目指す方針を固めており、候補者は50人、60人規模では終わらない(同)と表明しており、どういう候補者の擁立を考えているのか小池塾からの新人も含めて、当然現職国会議員与野党からの参加議員も対象となることは考えられる。
(5)小池新党がこれまで1院制と改憲(憲法第9条問題よりは地方自治改革)を掲げることを表明しており、選挙区変更による急場しのぎの与野党現職議員の小池新党乗り換えでそういう理念、政策で新党が結束できるのかも焦点だ。
これまでの大阪維新の会などの第三極政治勢力への国民的期待とは違った、選挙区制度変更(effect of koike new party by chuange of an electoral district)による与野党問わない個利個略の小池新党への乗り換え事情、現象(phenomenon)だ。
この小池新党には民進党だけでなく自民党からも現職の副大臣も離党して参加を表明しており、与野党を問わずに小池新党への参加が加速している。
(2)安倍首相がこの時期に解散総選挙を実施するのは、森友、加計学園疑惑問題の追求を避けてまた複雑な政治状況から自民党に有利な選挙となる公算が大きいと判断したからで、普通その自民党の現職の副大臣まで離党して小池新党に参加するなど考えられないことだ。
まして小池新党構想もあきらかにされない中での新党参加選択だ。単に小池人気にすがるとするものではなくて、選挙区事情も大きく影響しているとみる。
(3)国会は一票の格差是正問題で、定数10増10減の従来の一部選挙区変更を決定した。選挙区によっては定数削減したもの、従来の選挙区域が変わったものなど変更の影響が出る。
変更により現職同士が1人区で争うところもあり、また自党の公認候補調整問題もあって選挙に不利に働く議員も出てくる。そうした思惑、事情が複雑にからんでの今回の解散総選挙にあたって、与野党を問わないまだ実体のみえない小池新党への参加表明となっている特殊事情もある。
(4)今後も各党候補者擁立に向けて調整が不調となれば与野党問わない小池新党への参加表明が続くことは十分考えられる。
小池新党「希望の党」はすでに東京、神奈川、埼玉で候補者擁立(報道)を目指す方針を固めており、候補者は50人、60人規模では終わらない(同)と表明しており、どういう候補者の擁立を考えているのか小池塾からの新人も含めて、当然現職国会議員与野党からの参加議員も対象となることは考えられる。
(5)小池新党がこれまで1院制と改憲(憲法第9条問題よりは地方自治改革)を掲げることを表明しており、選挙区変更による急場しのぎの与野党現職議員の小池新党乗り換えでそういう理念、政策で新党が結束できるのかも焦点だ。
これまでの大阪維新の会などの第三極政治勢力への国民的期待とは違った、選挙区制度変更(effect of koike new party by chuange of an electoral district)による与野党問わない個利個略の小池新党への乗り換え事情、現象(phenomenon)だ。