本誌の感想とは全く関係ない個人的な事情なんですが、
まーた約1週間も何も書かずに来ちゃってごめんなさい
最近色々考えてたんですが「自分の好きなように~」とか「何も気にせず」ってのは一見簡単なようで凄く精神力を使うものなんだな、と
逆に言えばそういう風にやってる(ように見える)人はなんて凄いんだろう、とか人間的にタフに出来てるなあ。だとか
どうにもコンプレックスばかりが日々肥大していくような毎日で。
こんな長年シコシコ続けて来て書くのも変ですがつくづく自分はこういう自己表現みたいなのに向いてない人間だなと
いや、もっと書くと最初の内は(ある意味当り前ですが)何も気にしないでフリーダムにやれる程度の“無知”があったというだけなんだと思います
だから、色々と経験をすれば経験するほど、知れば知るほどダメになっていく・・・という常套パターンにハマっているだけの話なんですね
でも、そんな自分のへタレ具合にも関わらず今でも毎日コンスタントに覗いてくれてる人がいるのもまた事実です
ぶっちゃけなんで自分は他の人と比べてこんなにも精神が脆いのか、意志が弱いのかと悩んでばっかりなんですけど
ただ他人をいくら羨んだって、誰かみたいになりたいと思ったって何が変わる訳でも誰かになれる訳でもない。
複雑な気持ちを抱えながらせめて「好きだ」と言って下さった方に恥じない活動をしていきたいですね。
複雑な気持ちを抱えてるのは単純に自分が打たれ弱い人間ってだけですけど。
もっと他の人はちゃんとしてるんですよね。
せめてそれくらいは、ねえ。
☆ボクガール #60 ボクの磯遊び
猛の葛藤回。
猛はきっと・・・いや、きっとじゃなくて確実に常識人かつ真面目で男気もあって何より瑞樹の“頼れる親友”でありますから
今こうやってグラグラ揺れ動いている彼自身を許せない節がある、自分自身を律してしまう節が強い
でも心の奥では「今の」瑞樹が親友としてではなく一人の女の子として好きな気持ちが確実にあるのもまた事実
生真面目でまっすぐな性格な分逆にそれが(彼にとって)こじらせてる要因になってるんじゃないかと
つまりはもっと裸になればいい、ってだけの話なんですけど
でもこうやって悩んでこそ俺の大好きな猛なんだ。って話でもありますから(笑
良い具合に思春期しちゃってて中々面白かった回でありました
ただ、傍から見てるとそんな彼自身の本音を彼自身が本音と認める事が出来ず“逆に「都合良く」”常識的な言い訳を用意して誤魔化してる節も感じられます
色々と素直になった上での達観とかではなく、まず「本当は瑞樹が好き。」って気持ちすら無しにしちゃってる感じ
まあ親友として様々な葛藤は当然あるでしょうけど、そんな手前の気持ちだけは認めちゃった方がむしろ楽になるんじゃないかなあ~って気はします
後々更に切ない気持ちになる危険性もはらんでますけどね(笑
でも今の猛は見てて面白いし感情移入も出来ますしこじらせ具合も見事ですけど、
反面“常識”という概念で自らに蓋をしちゃってるような印象も持ちます
本当はあの妄想の内容こそが彼の偽りない本音なのに・・・笑
しかし、逆に言えばこんな風に丁寧に過程や葛藤を描いてくれるのが「ボクガール」の良さの一つであります
いつか(別にくっつく・くっつかないの是非は置いといて)彼が本当の意味で素直になる瞬間もいちボクガファンとして期待してます
まあでも、あんな無防備なショット(358ページのやつとか)見せられちゃそりゃこじらせちゃうわなあ
瑞樹も瑞樹で未だ親友だと思って色々油断して接してるから余計に困りますよね
読者的には眼福も眼福ですけどね(笑
無防備瑞樹天使すぎ・・・!
しかし瑞樹は瑞樹でそんな猛の水面下の想いを感じ取って意識しちゃってる節がありますね
ある意味藤原さん以上に超簡単にくっつけそうな関係性でめっちゃ面白いですね 笑
余談ですがそんな藤原さんと命ちゃんのおっぱい接着描写がさりげに良かったです(笑顔)。
ロキのセクシーショットも拝めたし水着回としても引き続きいい感じだったかと。
そんな猛は多少強引にでも「親友っぽい雰囲気に持ってこう」としている意図が垣間見れますが
不思議なことにそれをやればやるほどドツボにハマっていくのがめっちゃ楽しい(笑
またそんな瑞樹を見つめる猛の表情が男らしくて格好良いんですよね
散々書いてますが、
優男でも(良い意味での)へタレ系でもない、
マッチョ系のキャラクターにしたのは嫌味も情けなさも感じず凄く良い塩梅で大正解だったと思う
「ボクガール」は瑞樹の可愛さがよく言及される漫画ですが何気に猛のキャラデザの秀逸さなども言及されてもいいんじゃないかな、とか。
本当に見てて可愛らしい悩みを抱えてるし単純に「良いヤツ」ですからねえ。これからも猛の良さに関して言及していきたいですよ。
あ、ナマコに関してはですね
当然注目されるでしょうしある意味今回の最大の見せ場ではあったんですが
それも猛の葛藤描写があってこそ・・・の面白さだったんじゃないかな、とは
まあでも色々なこと、関係を想起させてくれて単純にグッジョブでしたね
や、まあ、うん。
取り敢えずは眼福でしたって事で(笑
また動転し過ぎな猛の表情がめちゃくちゃ面白かったですね
もうそこまで好きなら、意識しちゃうなら素直に認めちゃえよ!って 笑
ちなみにナマコのマメ知識は普通に勉強になりました。他の漫画も是非利用しましょう(提案)
☆もぐささん 第55話 雨宮たまこと百草さん
たまこちゃんが思ったよりも可愛い・・・
なるほど、この漫画には今までいなかった所謂「ゲスかわ」系のキャラクターですか
やってる事はただ単に他人の秘密を探ってるだけなんですがどこか憎めない節があってバランスは成功していると感じます
百草さんがとてつもなく分かりやすい性格なのを差し引いても“動揺を引き出すテクニック”は正直上手くて伊達じゃねえなあ、と
思うに、根っからの性悪なのではなく
どこか天然というか無邪気にやってる感じがあるからいいんじゃないかと思いました
この作風には似合わないキャラではありますが、むしろこの作風だからこそキツくならずに済んでる、とも言えます
またルックスも百草さんに似ていて二人並んでるとちょっと双子っちゅうか姉妹みたいな雰囲気があるのがめちゃカワで堪らないですね(笑
っていうか進級した事をやや失念してましたがそういえば百草さんも「先輩」と呼ばれるようになったんですね
そういう部分も含めて新鮮でかなり個人的にツボに入った話数でした
また、前述のように百草さんの嘘が下手過ぎる、とてつもないレベルの分かりやすさがめちゃくちゃ面白い(笑
そしてめっちゃ可愛かったです(喜び) いくらなんでもここまでポーカーフェイスが苦手だとは思わなんだ。
ただ、だからこそ百草さんは素敵なんでしょうし、その裏表の無さがスレた自分には癒しなんだとも思います
ちょっと頼りないある種のか弱い部分もまた百草さんの魅力・・・という事で
結果的にはたまこちゃんと百草さんの可愛さがダブルで楽しめる良い塩梅の話数に仕上がってたんじゃないかと
これに小口がどう絡んでくるのか、、、も含めて来週以降の展開にも期待、ですね。
腹グロ可愛い。って感じのキャラを生み出せたのも作品にとってはプラスでした。
にしても扉絵の百草さんの純朴な美少女っぷりが見事です。
壁紙にしたいレベル。
◆妖怪少女-モンスガ-
表紙。
やっぱ漫画、それも看板以外が表紙って素晴らしいですよ
個人的にはもっともっと漫画の表紙を増やして欲しいですね
でも以前と比べると増えた、とは感じています。
本編は八喜の男気炸裂でした
こう、「ちゃんと主人公を格好良いヤツにしたい」という作者の気持ちが伝わって来るようでしたね
また一見裏切られたように感じた上でああいう誠実さを見せるから余計にグッと来るんでしょうね(彼女にとって)
まあ実際何かを「信じる」って事自体が物凄いエネルギーを使う行為だったりしますからねえ
裏切られたり仇で返された時のダメージがあまりにもデカすぎますからね
その分八喜は主人公に相応しい芯の強い人間なんだと思います。
◆リクドウ
とても主人公とは信じがたいぐらい不細工なやられっぷりを披露してます
でも、それがリアルで個人的に大好きです。
それでも何とか食らいつこうとする、
必死の形相で対峙し続けるリクの姿こそ格好良い。こういうのこそ「格好良い」んだよ、って感じてしまいました。
◆BUNGO-ブンゴ-
幼き日のマコトが可愛すぎですね
これ絶対いつか女の子らしい格好したらめちゃカワになるパターンですな
いや、今でも十二分に可愛いんですが・・・文吾の彼女になってくれないかな(期待)
甲子園に憧れてる女性は多分色々と辛いんだろうな、とは思います
そんなマコトの本当の夢が叶って欲しい気持ちもあります
でも、今抱えてる夢はきちんと叶って欲しい
順調にキャラの掘り下げがなされていて今んとこすっごく楽しいです。
またバッティングの時のフォームがかなりきれいに描かれていてそういう部分もまた見所ですね。
今週号でイノサンがグランドジャンプに移籍、より綿密な取材の敢行と作画のクオリティ向上の為~らしいです
この作品に関しては本当その文面通りに捉えてもいいでしょうね 本屋でもコミックスの入荷数少なくなかったですし。
そして来週で二次元JUMPIN'が最終回、新連載はミラジャンでやってた「プリマックス」という事で春の新連載&入れ替え攻勢ですね
余談ですが未だに「スウィートツイート」好きでちょくちょく読み返してるので本誌でなくてもいいですからまたあの二人に再会させて下さい(懇願)。