正月に引き続き、ドラクエ4をプレイしまくってます
いや~面白い面白い・・・このシリーズの面白さは一見毎章繰り返しのように見えて、実は各章で行ったプレイが
後々に大きな意味をもたらしていたり、毎度毎度未熟なキャラを強くするのはある種の面倒臭さもあったんですけど(笑
でもその甲斐は正直あったよなー、って今第5章をプレイしててしみじみと思います
特にエンドール関係は行くのも便利になったし、状況も良くなってるしでかなり恩恵を受けてますよね(導かれしものたちの)。
アリーナのお陰で姫さまは想い人以外の奴と結婚する必要性がなくなり、
トルネコのお陰で橋は直され争いも止まって色々な人が集まって来るようになった
そこに更に華を添えたのがネネさんだったりミネアだったり、、、で、やはり最も恩恵を受けている場所だと思います
そんなここまでのプレイを画像と共に振り返っていきましょう。以下。
第3章「武器屋トルネコ」は色々な意味で異質だ
まず主人公が中年のメタボの(笑)おっさんで、いい年こいてアルバイト、
しかもネネさんに毎朝起きるのが遅い、、、とまるで子供みたいに叱られている所から始まる・・・という
おおよそ勇者や戦士とは掛け離れた単なるダメ中年のしがない日々。。からスタートなのである。
これは、ファンタジーを謳うドラクエにとっては(ある意味)物凄くチャレンジングでオルタナティブな選択だと感じる
特別な使命を与えられたものが、特別な理由を持って旅立つのがそれまでのドラクエだった
王宮の戦士であるライアン、丁重に扱われているお姫様のアリーナと比べてもトルネコの扱いは酷い
色々な場所で色々な人から(主人公である)トルネコを軽んじる発言を耳にする事になるし、
改めてこの章を振り返ってみると、ドラクエに初めて現実味を持ち込んだのがトルネコだと言える。
しかし、この章は「だからこそ」の面白味があると言える
限りなく一般人に近いトルネコだからこそ、目的を「金稼ぎ」に設定する事が出来、
その金で洞窟を掘ったり城に武器防具を調達して報酬を貰いつつ戦力の充実を図る、、、という
勇者や戦士とはまた違った形での「庶民のヒーロー」感を演出出来ているなあ。と思ったのだ
実際、トルネコが洞窟堀りに支出しなければ勇者はエンドールに辿り着けず、頼れる人物もいないので序盤で冒険が終わってたかもしれない
そう考えると、トルネコほど間接的に勇者様の助けになっているキャラもいないと感じる
そもそも、トルネコが両国の間でたらい回しにされなければ戦争が起こってたかもしれないしね
ただ、トルネコは基本的に商売の事しか考えておらず、
国を間接的に救ったのも、地域の移動を便利にしたのも全ては「商売の為」なのである
そういう意味では、トルネコもまた他の章の主人公と同じく確固たる意志を持ったキャラだと言える
そして、なんだかんだいって強い(笑)のもまたミソで、少なくとも三章では苦戦という苦戦をした記憶がない
ドラクエがドラクエをぶっ壊して再構築するのがこの「4」の最大のテーマだったのでは。。と今プレイすると感じるが、
この「武器屋トルネコ」はその中でも最もシンボリックな章だったのでは、、、と思いましたね。
戦闘かと思ったら道具屋が出て来る(ちなみに今回のプレイでは道具屋しか出て来なかった)、
仲間を金で雇用して冒険をする・・・といったトコロも個性的であり後者に至っては物凄く現実的な表現である
だが何より、武器防具を(色々なやり方で)仕入れて裏方としての作業に徹する・・・という新鮮味の強いストーリーがプレイしてて面白かった
そこには決まったやり方がなく、雇うも雇わないも自由だし、拾うかそれとも買うかとかもそれぞれの尺度で進められるストーリーに仕上がっている
ちなみに今回は、基本モンスターが落とすのを待ちつつ、お金が溜まったら直接仕入れに行くという方法ではがねのつるぎとてつのよろいを集め切った
拾ったアイテムをネネさんに高く売ってもらい、その過程で適度にレベル稼ぎもしつつ、飽きないように直接買いに行く事も忘れず・・・と
それなりにそれなりな達成感があったが、もっと上手いやり方も探せばあるような気もしたので、
それを自分の頭で考えて見つけ出す為にもいつかまた再プレイしたいものである
スコットとロレンス「・・・・・。」
しかし、目の前で夫婦のラブラブっぷりを半ば見せつけられているこの二人は何を思ったんでしょうね?笑
途中まではバカ正直にこの二人を連れていったものの、途中で「あれ?トルネコ一人でも全然平気なんじゃね?」と気付いて
後は一人でさっさとクリアしたのは良い思い出(?)です
というか、ロレンスの方は後先考えずに呪文無駄打ちするんで600Gの価値があるのか、、、と言えば謎ですよね笑
ただ、この二人を連れて歩いてると「自分が雇用して“やってる”」感があってそれはそれでなんか妙に気分が良いんだよなあ・・・
つかの間の主人気分を味わう為には必要なキャラだったりするのかもしれない。なんて。
夢見がちな男を、支える女の図は王道だが、その分感動的だ。
一度だけ全滅しました
やはりメラゴーストでしたね
やはりというか、今回のプレイでは初だったんですけど
こいつだけトルネコの強力装備を(呪文で)貫通して来ますからね
でも、自分も負けず嫌いなところがあるんで
素直に「逃げる」という選択が出来ずにそのまま戦ってしまった
回避されなければ、一応一撃で倒せる・・・っていうバランス感がメラゴーストの一番厄介な部分だなあ。。って感じました
っていうか、それは5章でも散々感じたんですけど・・・笑 いや、自分がただ間抜けなだけかもしれないですけど。
ストリップ・・・?(震え)
ライアン、アリーナ、トルネコなど打撃に秀でたキャラが4章「モンバーバラの姉妹」編では(主要キャラでは)一人もいない
だからこの章は相当困った事になった・・・のだが、一応ミネアがクリフト程度の攻撃力を備えてるので中盤までは苦戦しつつもなんとかなった気がする
ただ、マーニャが信じられないくらい弱い
打撃はへなちょこだし、HPも少ないし、防御力も当然低い
まああれだけ遊んでたり男漁りに夢中なようでは、妹の方が頼れるのもある意味「当たり前」なのかもしれないが・・・笑
一応呪文に秀でてるので火力はあるのだが、装備を整えても何発かで即KOになってしまう箇所が多々あり、
はっきり言って妹のミネアの方がよっぽど有能に感じた
ぶっちゃけミネアがいなかったらこの人無理でしょ。って思う・・・笑
やくそう持っててもガードゆるゆるだから他の脳筋キャラのようにいかんしなあ。
そういう意味でもミネアがデフォルトで先頭なのは本当に納得なんだよな
ただ、それでもミネアとマーニャのコンビは観てて「面白い」コンビだとは思いますがね
キングスライムが出て来ると、「おっ、中盤だな。」って思う。
ただ、メイジももんじゃ辺りと闘ってると、中々沈まない上にヒャドが強力すぎて「厳しいな。。」ってなってくる
ミネアは打撃もいける、とはいえ、精々クリフトと同レベルなので火力の限界が出て来る
そこに颯爽と加わってくるオーリンのナイスガイっぷりは実に素晴らしい
オーリンが加わってくれることで、ようやく一般的なパーティと同じバランスになれるのだ
ただ、オーリンを先頭にしてしまうと、「姉妹の物語」感が薄れてしまうので、あくまで後衛として頑張ってもらった
ぶっちゃけミネアを主人公だと思って頑張って来たので、急に彼女よりパワフルなキャラが加わってしまうとなんだかメインを取られたみたいで
一抹の寂しさもあったのだが、オーリンは脳筋なので回復が出来ないし、全体攻撃も出来ない・・・という事で
あくまでバランスの取れたミネアが主人公ポジだよな!と自分を納得させてプレイしてました(笑
しかしミネアは占い師なのに銅の剣とか重い武器まで装備出来るのは凄いですね
そういえば、「6」のミレーユも夢占い師の見習いなのにかなり重い剣も装備出来るんですよね
そういうトコロで、ちょっとした“繋がり”を感じる事が出来るのも天空シリーズ大好きな理由だったりします。
この状況で生き残りました・・・(奇跡的)笑
さまようたましいは基本まごまごしているだけのスライムよりも弱いモンスターですが、
残りHPが少なくなるとはじけとぶ、、、のですが、
今回のプレイではその機会もなく、
終始まごまごしているだけでした
つまり、上記のような一見絶望的な状況でも余裕でくぐり抜ける事が出来たのです
ちなみにこの戦闘は、アッテムトの地上に行く階段の一歩手前で起きた戦闘だったりします
この鉱山に出るモンスターは明らかに強いモンスターばかりだったので、オーリンも死んでいるこの状況では、呪文も使えないこの状況では、
全滅を覚悟するしかない・・・と思ったんですが、出て来たのがこいつらだったんでなんとか助かりました
ただ、冷静に振り返ると、終始まごまごしているだけのこいつらだったんなら、戦わずにそのまま逃げ続ければ良かったのでは・・・と思わなくもない
まあ、偏差値が低いのでしょうがないですね・・・笑(自己嫌悪)
ちなみに、全滅自体は普通にしました
初めてキングレオ地方に行った時に、エビルハムスター様に殴り殺されました
あいつ、レベルアップしても普通に強いですよね・・・仲間を呼ぶ頻度も高いし。
でも振り返れば、マーニャが弱過ぎるせいで慎重に慎重にプレイしてたので、全滅したのはそれくらいかな
逆に「勇者だから」ってタカくくって慎重さを失念してしまった5章の方が既にめっちゃ全滅してます(笑
そう考えると、ある意味マーニャが弱過ぎる事で逆にミネアとシンクロして「私がしっかりしなきゃ・・・!」って気分になる事が出来ていたので
そういう意味では秀逸なバランスなのかもしれない。4章も。
ダブル主人公と謳われているけど、恐らく全体的に統率を取っているのはミネアですよね。
エンドールで食いっぱぐれてなかったのもミネアのお陰だしね・・・笑
この船出の演出は「5」にも繋がっている。これ終わったら「5」やりたいなあ。
ところで、モンバーバラはぶっちゃけ“色の街”っぽいですよね・・・
風俗というか、おっパブ?っぽい小屋があるし、来ている観光客の質は悪いし、治安も良くなさそうだし、、、と、
個人的には「6」のロンガデセオに通じる部分があるなあ。と思いました
荒れてる街の行く末が好色の街、、、というのも妙な納得感がありますし、
実際ロンガデセオにも踊り子のステージがありましたもんね。「5」のポートセルミまで行くと治安がそこそこ良くなっていて怪しげな部分も身を潜めているんですが、
そういうトコロでも繋がってたりするのかなあ・・・って(個人的に)なんとなく思いました
或いは、あのステージ+ガラの悪い連中が集まる街、、、という事で
「そういう方向に」あれから発展してしまった・・・という事なのかもしれません
そう考えるとある意味複雑ではありましたが、
正直ドラクエで好色っぽい街を出す。。という選択もまたある種オルタナティブな行為ではありますよね(笑
部分的にぱふぱふなんかはあったけど、ここまで街全体が・・・っていうのはあんまり他にはないですもんね。
父親を亡くして、その身体一つで派手に稼いだり仇探しにやっきになったり、、、と考えると
マーニャもマーニャでなんだかんだいってミネアを支えてたりもしたんだろうなあ。。って今なんとなく思いました
まあ、その努力は後にギャンブルでパーになっちゃう訳ですけど笑
って事で、絶賛プレイ中の5章「導かれしものたち」に続きます。遂に、本筋とも言える章に突入だー!!って事で今ドラクエ4熱が最大に高まっています!!
引き続き、よろしくお願いします。
しかしあれだね、
勇者は女勇者にしたので、
現時点で女だらけのパーティになっちゃってるね
会話とかがめっちゃ楽しそう・・・笑
実は「4」「5」「6」はオリジナルに思い入れが強すぎて、中々リメイクに手を出せずにいるんです
でも、思い出を乗り越えてプレイする勇気、、、というか、踏ん切りが沸いたらいつか手を出してみたい。
あ、でも「2」もオリジナルばっかりプレイしちゃってるな笑
リメイクの方がプレイ回数が多いのは「3」だけですかねえ・・・。