サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

THE NOVEMBERS「天使たちのピクニック」@静岡UMBER 19.11.22

2019-11-28 | LIVE
                              








先週の金曜日、
静岡にノーベンバーズのライブを観に行って来ました。
ノーベンバーズ自体は11日以来11日ぶり(!)という結構縁起の良いタイミングだったんですが(笑
静岡でライブを観るのはそれこそ2年半ぶり・・・で正直気持ち的に凄く嬉しかったです
関東以外でライブを観るの自体久々だし、元々アンバーはかなり好きなハコという事もあり、
また「ここに帰って来た・・・!」感が自分の中で半端なくて色々な意味で堪らない一夜でした
日本各地にホームが増えていく感覚、というか、、、
そういうのが好きなので、
今後も来年以降どんどん地方に遠征してその場所ならではのライブを楽しみたいと思います!







このツアーは、
「picnic」が発売から11年経った・・・という事で
それを記念してのツアーだった訳ですが、実は東京で2回やってるんですよね
それはチケットが取れなかったので行けなかったんですけど、今回は地方オンリーという事で
そういう事情もあって3か所の中で最も近い(比較的)静岡を選んだのもありました
お客さんもかなり入っていて自分と同じ関東から来てた人も居たでしょうね
電気グルーヴの「Shangri-La」が開演前に流れる、という静岡だからか?粋な演出も光る中、
一曲目は「ガムシロップ」というロッカバラードで幕開け、という最高の始まり方だったのがまず良かったです。

小林さんの切実な歌声、重くて聴き応えのある演奏、そして今のノーベンバーズならではの情感も相俟って
いきなりクライマックスか、ってくらいの満足感と突き刺さる感覚がまず素晴らしかったですね
「死んでもきっと叶わない」、そんなフレーズが心に響きました
そこからの「愛してちょうだいね~」と何度も繰り返す「アイラブユー」の流れもドラマ性があって良かった
コーラスワークも冴えていて以前観た時よりもグッと良くなっていた感覚を受けれたのが収穫でした。

妖艶でダンサブルに進化している「plastic」、この曲は観る度に気持ち良くなるイメージ
アンセムのように「Everything」を流麗に歌いこなすなど新譜の曲も負けてないと素直に思えた
そこから、
個人的に大好きな「ewe」を多分ほぼほぼ初めて?聴けて更にテンションが上がりました
この曲、昔からずっと歌詞含めて大好きで、でもライブでは滅多に披露される事がなかったので感動もひとしお
終わり際に小林さんが「イエィッ」って言ってたの含めて思い出深い演奏になってくれて良かった


ピクニック攻勢は止まらず、「僕らの悲鳴」「Arlequin」と攻撃的な楽曲が矢継ぎ早に演奏されていく
どっちも近年は全然(ライブでは)聴いた事がなかったので新鮮さと凶暴さのダブルの感覚を味わってました
そこからロックショウの要素を取り入れた「Ghost Rider」と、
昔の直立不動の時代には考えられなかった“盛り上がるノーベンバーズ”の変化も如実で面白かった
今のノーベンバーズは、壮絶な激情ロックもガンガン盛り上がるゴキゲンなロックンロールも両方イケる、というのを
上手い具合にバランスを考えて魅せてくれていたライブだったようにも思う。

ピクニックの中でも、唯一?ちょくちょく演奏されていた「アマレット」、
退廃的な雰囲気も今の方がむしろ似合っている印象で沁み込むように聴けて実に良かった
「chernobyl」は数年ぶりだったけどやっぱり歌が際立っていて隠れた名曲だな、と
これまたアンセムのように「Close To Me」と既存曲と新曲の組み合わせもまた秀逸な印象でした
この時、MCで珍しく「今、髪の長いメンバーが一人もいない~」みたいなことを結構長々と話してたんですけど、
それもまた11年前の自分らのオマージュのようで観ていて懐かしかったしアリだな~って感じてました
そこから、
シュッと颯爽と演奏された「Zoning」のあまりの格好良さには震えましたね
以前ライブで聴いた時よりもギターリフの気持ち良さが増していてシャウト含めてやっぱり興奮する曲だな~、と
その流れで激情を叩きつける「白痴」、
昔よりもステージ映えする勢いを得た「こわれる」とどんどんと燃料を投下していて凄かった
昔よりも虚無感の放出を芸術的に表現出来ている感触が観ていて堪らなかったですね
ただマイナスなだけじゃない、っていうか、、、そういう良さがありました。


最近のライブでも常にハイライトと化している「NEO TOKYO」、
フロントの3人が歌うという新しさや民族音楽のエッセンスなど、
明らかに「新しいノーベンバーズ」の良さを如実に感じさせるキラーチューンで、
いつ何度やっても確実に盛り上がる~という中毒性含めてめっちゃ楽しかったしこの日も・・・
いや、小ハコな分更に直情的な音楽的興奮を味わえた気がする(笑
兎角、
今のノーベンバーズでも一番ライブで映える、というか個人的には触れて欲しい一曲に仕上がってるので、
その意味合いでも今のノーベンバーズのライブに行く、という行為を推したい気分ですね。

「DOWN TO HEAVEN」の地獄を謳歌する感覚、
「BAD DREAM」の誇りを持って駆け抜ける感覚、
新譜の楽曲もまた昔の名曲と比べても負けないカタルシスを会場に散りばめていく
最後の手前は、聴いていて何故か走馬灯が浮かんでしまったくらいのクライマックス感をもって「picnic」
この曲も数年ぶりに聴いた気がするけど、やっぱり昔よりも音に情感があって進化したノベンバを感じました
多幸感すら抱かせつつ、
そんな多幸感を更に膨らませるように「ANGELS」で終幕
美しさも表現しながら大胆にロックンロールに響かせている姿を観ていたら、
ハコの音響の良さも相俟って、そして、また生きてここに来てライブを観ている、しかも、
自分ならではの楽しみを自分のやり方で楽しむ、というメッセージを爆音に乗せて歌っている、
そういう最高の演奏だったのもあって聴いていて物凄く感動したし泣きそうにもなってしまった
まるで、おおげさに言えば何かに許された気がして本当に良いライブを観た。と
確信の出来た素晴らしい遠征ライブでした。ありがとうございました!





ガムシロップ
アイラブユー
plastic
Everything
ewe
僕らの悲鳴
Arlequin
Ghost Rider
アマレット
chernobyl
Close To Me
Zoning
白痴
こわれる
NEO TOKYO
DOWN TO HEAVEN
BAD DREAM
picnic
ANGELS

黒い虹











個人的に、
静岡UMBERは壁の絵を(確か)ロストエイジの五味さんが描いてる、とか
周辺の「きれいで落ち着いた都会っぷり」が好きだとか、
2年半前に一人で遠征に行った思い出の箱だとか・・・
そういう思い入れも加味して、
凄く堪らないというか、
アンコールでやった「黒い虹」の壮絶な爆音っぷり含めて心から最高だと言えるライブだったんですよね
それと、こんな小ハコでノベンバのライブを観るのも久々だったんで(笑
オーイーストと同時期に楽しめて良かったな、と思いました
「picnic」の曲、数曲ぐらいは演奏しなかったりするんじゃないか?って思ってたので
見事に全曲きっちり、しかもどの曲もアレンジを変えず原曲の迫力を増す形で演奏されてたのが、
しっかりとファンの想いに応えていてそこも素敵だった公演でした。
ミストピアの11周年ライブとかにも是非期待したいです!