サブカルチャーマシンガン

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新章を占う。/ノケモノたちの夜 第37夜「開幕は過去の銃声と共に」

2020-05-13 | ノケモノたちの夜
スノウはウィステリアと笑顔の感じが同じ(よく出来てる)。








2週間ぶりのサンデーでした
で、フィーチャーされてたのは・・・ウィステリアでもダイアナでもなく、スノウでした
スノウはウィステリアの生き別れた(もう何度も再会してるけど)唯一の肉親です
そんな彼が今週はまるで主人公かのように振舞っている・・・
しかも、
展開も不思議な感じと言うか、
色々な意味合いで先が読めない引きになっていて、
ここからどういう風に転がしていくのか、それとウィスとマルバスらの出番はあるのか・・・が気になります。

「もう一度戦争をしようと思う」
何とも不穏でセンセーショナルな発言で終わりましたが、
仕掛け先がまさかの剣十字というのがとても気になりますね
スノウはかつての戦友、
そのスノウを捕えようとしている・・・
色々な意味合いで「?」な展開になってますが、
一つ言えそうなのは久々に悪魔が悪魔らしい展開が観れそう、って事です。







以前、
アスタロトがマルバスたちに向かって「悪魔の癖にキモい」と批判してた記憶がありますが、
確かに悪魔なのに物凄い忠誠心が光っていて悪魔っぽくもなかったのもまた事実
ただそれに関して言えば、
人間が全部が全部協力的かつ善い人ではないのと同じで、
悪魔というのはあくまで(だからシャレじゃないって・・・!)呼称でありそのタイプもそれぞれなんでしょう
逆に言えばそっちのがある意味リアルと言えばリアルではある

ただ、
マルバスやナベリウスみたいなのばっか出してると、
悪魔っぽい悪魔が目立たなくなってしまう危険性も含んでいる
なので、この辺で久々に悪魔っぽい悪魔を出して悪魔の危険性をアピールしたいんじゃないか。。と予想しますが、
しかしまあ本当に始まりの始まりって感じのエピソードだったんで正直的外れかも分かりません
じゃあなんでわざわざ感想を書いたのかと言うと、
前号までのダイアナ編で本作に惚れこんでしまったので新章の開始時に何かしらの記述は残して置きたかったからです。。
もしくは人気が出て来たこのタイミングで剣十字の活劇をアピールするのかも、とかちょっと思いました。

もう一つ、
これもまた個人的な予想として多分今回のシリーズでは「死者」が出そう、って思いました
多分ダイアナも始めはそのまんま急逝しててもおかしくなかったんですよね
それぐらい結構簡単に人が死ぬ雰囲気が本作にはあって・・・
ま、リバーサイド・マーダーの印象を引きずりすぎなんでしょうね(笑
でも正直言って誰も彼も無事でニッコリ、、、とはならなそうなスタートにもなっていたと思う
なんせ「悪夢からの始まり」という演出が既に不穏な要素たっぷりですからね。。
途中までの雰囲気の良い飲み会の相様は素敵だっただけに、また悲劇が待ち受けてそうな予感も・・・?






剣十字は、
ウィステリアやダイアナから見れば敵に位置すると思いますが、
剣十字には剣十字なりの「正義」がある・・・のもまた見過ごせない事実
それを改めて描くのか、それとも・・・?
何にせよスノウの「一体どういうつもりだよ・・・!」ってセリフがかなり象徴的でした
読者もそれめっちゃ聴きたい、っていう笑
ただ、リバーサイドもダイアナ編も最高に面白かったんで、ここは素直に期待する事にします・・・!