サブカルチャーマシンガン

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知る季節。/アクタージュ act-age scene113「役者冥利」

2020-05-26 | アクタージュ
鬼気迫る表情(ある意味一番笑)。








今回の話を読んで感じたのは・・・
例えば、
自分なんかは物心付いた時から何となく育って生きて何となく暮らしてますけど、
その水面下では様々なドラマや苦労があった訳なんですよね
成長してから、育ててくれた人の凄味が分かるっていうか、、、
まあ実際、
自分結婚もしてなければ子供も居ないんでその時点で身内と比べて相当劣ってるのは間違いないんですけど(笑
うん、まあ、「それ」が出来る、及び、「普通に」続いてる事自体が結構なミラクルなんですよね
じゃあお前同じことやれよ。ってもし言われても正直今の自分では出来ないですから、
そういう意味では・・・
客観的になって考えて偉大さを認める。という行為も重要なんじゃないでしょうか。







景ちゃんもまた、
自分を拾ってここまで育ててくれた、
半ばプロデュースされた形になっている墨字さん、
そんな墨字さんを認め感謝する季節・・・が来たんじゃないでしょうか
いつまでも子供のまんまじゃいられない
だけどまあ始まりが始まりでもあったんで(笑
ああいうのを未だに引きずってるんでしょうが・・・
ただ、
ここに来て嫌が応にも墨字さんの力量及び心配りが理解出来るようになって来た
それは勿論茜さんの言うような感情とは全く違うものでしょうけど(笑
うん・・・「リスペクト」ですよね
そういう想いが強くなればなるほど、
物語的にもカタルシスが生まれやすくなる訳で・・・
ある意味未来に向けての布石のようなお話だったようにも思います
前回のシリーズで千世子に完敗させたのもこのシリーズで挽回させる為のギミックだったようにも感じる
その敗北ですら燃料にして、今度は墨字さんの世界に夜凪ちゃんが飛び込み、新しい何かを創っていく・・・と
そう考えると実直にワクワクもしてしまったエピソードにも仕上がっていましたね
皮肉にも思春期まで回る前の子供の純粋な一言で気付かされた、
墨字さんへの想い・・・
この話は、
単なる閑話休題とかではなく、
また一つ景ちゃんが大人になる季節を切り取ったものなんじゃないかな、って感じました。

正直な話、
墨字さんの世界の素晴らしさを広めたい~、
自分「ら」で勝ちたいって想いも芽生えつつあるんじゃないでしょうか
最後の正装も「しっかりと墨字さんの映画を観よう。」っていう心の表れかと思います
墨字さんも強引かつ素直な性格じゃないからこういう風にこじれてるんだと思いますけど(笑
ただ、景ちゃんも彼のしてきた事の尊さに気付いても良い季節なのは確かに、と。










ところで、
この扉絵のカジュアルな夜凪ちゃんが超可愛い・・・!
って強く感じました(笑
本当引き込まれるような美少女だなー、・・・っていうか。
今回の話で単行本の1巻も見直してましたけど、
やっぱ初回からすげー美少女なのは一貫してるんですよね
それもこの漫画の凄さかな、ってちょっと思いました。飽きさせない魅力があるっていうか。