
前作(凛とチア。)の感想は初回から書いてたんですよね
振り返ってみたら28話までは書いてました
勿論最後まで読んだし、単行本も全巻所有している・・・んですけど、
多分ダイナーと同時進行だったから身体が持たなかったんじゃないかな?
でもぶっちゃけ前作は掲載順が途中からどんどん低くなっていったんで心が折れたのもあったと思う
よくよく考えれば28話まで書いてたのに途中で辞めちゃったのは凄くもったいないんですけどね
凛チアはたまちゃんが好きだった、、、けど、
本当に「途中」で終わってしまった感じがしていて、
でも兄のエピソードだけは完遂させる!って気概があったのは記憶に残ってます
その後の読切なども非常に良かったんですが、満を持して久々の新連載と相成りました。

凛チア連載当初のヤンジャンは、
割と恋愛系の作品が不利だった記憶があるんですが、
今はむしろそっちのが生き残りやすいんじゃないか、までなってるので、
そういう意味合いではシロ彦さんの作風にとっては結構チャンスだと思いますね
で、
この作品なんですが、
絵柄が変わったな?というのが第一印象でした
その間の単発の読切と比べても大分シャープな絵柄になっていて・・・
でも、
これはこれですっごく可愛い・・・
上に、美しさも感じられてとてもgoodだと思います
これは自分の想像ですが、恐らくより個性を出す為に今の絵柄になったのではないでしょうか
ただ、男子の絵柄に関しては自分が好きになった新人時代の読切からそこまで変わってない印象なんで、
その意味ではより美しくなった女の子と往年の良さがあるウブな男子と・・・って感じで、
全体的に正当進化されてるイメージでまずその“磨かれっぷり”に感銘を受けた初回でした。

正直、可愛い・・・!
内容としては、
未だこの1話では「こういうお話です!」って判断出来ない感じ・・・
まだ純愛ものなのかも分からないし、いや、結構、順当にニヤニヤ出来たりもするんですが(笑
ヒロインの心情だとか考えてる事が未知数な上に、最後にデカい爆弾が落とされるんですよね
恐らく、
今後「そこ」に向かっていくまでのお話になるんだとは思いますが、
そうなると益々切ない・・・というか、そういう類の漫画になる予感しかしないですね
あらゆる意味合いで前作とは真逆のアプローチで来たな、って個人的な印象でした
私的な予想ですと、
ハルは手当たり次第に運命の男性を探し、
とびっきりの恋をしたかった、
だけど、
どの相手も「違う」と思った
違うのなら引き摺らずに次へ・・・っていう判断だったのかなー、とか
SNS活動もそういう・・・所謂「その前に」証を残したかったのかな、、、とか。
ああ、
詳しく語ろうとするとどれもネタバレに結び付いてしまいますな(笑
ただ、個人的に本当は純粋な女の子、って感じはしましたし、
そんなハルはとっても魅力的に映りましたし、
そんで、
かっちゃんがハルにとって最高の人になって欲しい・・・とは「取り敢えず」思いました
今ヤンジャンには恋愛ものが多いんですが、その中でもまた違ったアプローチという印象です
ま、
ひと先ず、
良い具合に「青春」してる、
そんな二人の相様はシロ彦さんらしい甘酸っぱさがあって非常に素晴らしかったです・・・!
教室の窓のシーンだったり思わずときめいてしまう美少女の描写だったり、
1話の中でもハッとするシーン沢山で純粋に面白かったですね
夢のような展開から、
最後のオチで「???」となることうけあいですが、
凛チア以来の新連載って事で・・・個人的に追い駆けていくつもりです、押忍。
(ところで、タイトルも気になる。。
少年少女ではないんですね。もしかして、「その後」も描くんでしょうか?期待大です!)