サブカルチャーマシンガン

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【憧れのぶーりん】とんでぶーりん 第4話「リングに賭けた青春」 

2020-12-11 | とんでぶーりん
眠れる美少女。







実に1年と4か月ぶりの感想です
ぶーりんの感想、2017年の夏ごろに始めて、
4年目の現在、これで4話目の感想です・・・って遅いんじゃ!って感じですよね(汗
大体1年に1話のペースになってるんで、全51話を書き終えるのは単純計算ですと 47年後になりますね
47年後・・・もう完璧におじいちゃんになってるじゃん
っていうかその頃もブログやってるんでしょうかね?
分からないですけど・・・
 いくらなんでも1年に1本は壊滅的なペースだと思うんでなんとか改善して行きたい
本音云えば簡単な雑記で済ます日をゼロにすればそこにねじ込めるんですよ
もう2017年にぶーりんの記事観てた方も、
書いてた事すら忘れてたと思われるペースになっちゃってるんで、
来年は頑張って・・・というかもっと楽しんで90年代アニメの感想書いていきたいです
勿論ナースエンジェルも近々また書きたいですし、セイントテールも実は書きたいんよなー
まあ時間はたっぷりあるんで(危険な思想)、じっくり腰を据えて書きたいですね。




中の人は最後まで出ない(気になる)。



で、この4話も面白いんですよね
2話で憧れの男子、3話で友情、で、4話で早くもぶーりんのフォロワーが生まれる、っていう。
でも実際ぶーりんは格好は間抜けだけど、大勢の人を何度も救って来たんで気持ちは分かる・・・、し、
果林としてもコンプレックスだった豚の姿を真っ向から褒められて嬉しかった、、、んだと思います
ぶーたんも、ぶーりんの「泥臭さ」に惚れたんでしょうし、
今までは結構・・・
ぶーりんの姿って卑下の対象として描かれて来てたので(事実冒頭でクラスメイトも笑ってる)、
そういう意味では果林にとっても自信というか矜持に近い何かが生まれたんじゃないでしょうか、多分。
そういう事を示唆するセリフも後半にありますしね。




照れてる果林可愛い。



果林がぶーたんに協力するようになったのは、
雑用としてこき使われてた姿に同情してしまったのと、
もう一つは自分に憧れてくれる存在を後押ししたい気持ちがあったんだと思います
いや、別に「後押ししたい!」なんて果林の口からは一度も出てないんですけど、
それもまた本作の粋な部分というか、
無駄に説明してない、
どちらかと言えば観てる人の感性(または想像力)に委ねてる感じがするのが実に素晴らしいかな、と。
 もっと言えば、
自分と同じ格好してる人が乱雑に扱われたり、
或いはそういう存在をスルーする事が(自然と)彼女の選択肢の中に無かったんでしょう
それは「本家」としてのフォロワーに対する愛情のようにも感じました
そういった尊敬されるという行為から来た嬉しさが応援に繋がるのも自然な流れでとても良かったし、
二人ともに感情移入出来る良い具合の特訓シーンに仕上がってた・・・と思います。







また、
この話数は、
果林のライバル・・・というか、
目の上のタンコブ?の黒羽さんが何気に役立ってたのも良かったです
最初は夜遅くまでぶーたんの特訓に付き合ってる行為を「中学生の分際で~」と注意してたんですけど
(どうでもいいけど、自分が夜に出歩いてるのはOKなのか??笑)、
なんだかんだ特訓の後にご飯奢ってあげたり、
食べ終わった後送ってあげたり・・・と
成り行き上とはいえ結構良いサポート役だった気がするんですよね。  
 そう言い切れるのは、
試合のタイミングで(散々プロレスを否定してたのに)観戦に来たことが証拠になってるかな、と。
ぶっちゃけ毛嫌いしてたプロレスに来る理由が無いので、
黒羽さんもなんだかんだでぶーたんの試合が気になってたんじゃないですかねえ
そう考えるとよりエモーショナルな気持ちになれるのでそういう見方が個人的におススメ
ぶーたんの努力はみんな分かってるのであそこまで応援してくれる人が居たんでしょうな。







最後、
(土壇場でぶーたんが恐怖から棄権した為)代役で上がったぶーりんが、
敢えて相手を倒さずぶーたんにバトンタッチしたのも良かったです
その辺果林も・・・普段の授業態度は不真面目だけど(笑)、生真面目な判断だったというか、
このまま自分があっさり倒してもぶーたんの為にはならないし、嘘っぱちだという事が分かってたんでしょう
ぶーりんもとい果林がぶーたんに熱く訴えかけるシーンは“憧れてくれたからこその喝”でしたし、
その想いを受け取って・・・
物凄い泥臭い、本家みたいな間抜けな勝ち方で笑
憧れのぶーりんみたくヒーローに成れて涙ぐむぶーたんの描写は熱かった!
それはまぐれだったのかもしれない、
だけど、
リングに上がったから起こった奇跡だったのも間違いない
(何気に筋トレの効果もあったかも笑)。
ぶーりんに憧れたプロレス少女が最後に泥臭くヒーローになって終わる。という
シナリオ構成の時点で秀逸だと思えた4話目でした。 
オチもまた素直に笑えるもので良かったですね
トンちゃん不遇・・・笑


ところで、
この当時って女子プロレス流行ってましたっけ
この頃から女子プロレスラーが認知されるようになって来た気もするんですが・・・
そういう意味だと当時の世相も分かる感じでそういう観点でも面白かった
というか、
結構エロ目線のカットとかセリフが多かった風にも思ったけど、
一応少女漫画原作ですけどそこそこ男子向けの作品ですよね。。(笑
果林の女子プロレス姿も見てみたかったです←←←








感想書いてない時も実はちょこちょこ観てたりしたんですけど、
やっぱぶーりんみんなキャラ立ってるし良い意味で賑やかだしめっちゃ面白いですね
個人的に冒頭の果林のチョーク白羽取りのシーンも大好きなんですよね
普通に考えて、
授業サボって居眠りしてたのに、
投げられたチョークをガッツリ掴んだだけで、何故かスター扱いされて褒められる、っていう・・・
そういう90年代アニメならではの空気やノリがやっぱり心地良いみたい。

ちなみに4話の個人的ハイライトはやっぱりぶーたんに直で褒められ紅潮する果林かな
ちょうど3カット目の引用のトコですけど、素直には出せない嬉しさが滲んでて凄く好きです
勿論多少複雑な想いもあったでしょうが、やはり功績を認められて嫌な人間はいないですから。