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急転直下。/セメルパルス 第十三話「新更真矢」 感想(コミック百合姫2021年6月号)

2021-05-08 | 荻野純









最後の展開は流石に唸ったね
確かに、
「そういう事」もあるかな?とは思ってたけど・・・
ここで来るか!っていうね。
思えば、
ガンマでも透明人間の骨でもこういった「衝撃展開」を作るのが上手かった
所謂読者が気になる引きをコンスタントに作るのが本当秀逸なんですよね
また、
こういう展開を、
抜群のタイミングで繰り出したのも巧妙過ぎます
特に命乃っていうのは正直人間たちにとっては“希望”だったりするので、
その希望をバッキバキに噛み砕くにはもう本当に「ここ」しか無いですよね
ミュールは最初っから命乃だけを対策して来たんじゃないか・・・
そんな気さえして来ました
結構、
確信犯な表情にも見えたので(笑







この漫画の読切版の時、
作者の荻野純さんがツイッターで、
この作品を連載にするなら悲しいオチになる~的な、
そういう事を述べてた記憶がうっすらと残ってるんですけど、
今月号を読んで、
「ああ、こういう事だったのね。」と何となく思いました
あの事実を突きつけられても、
命乃は任務を全う出来るのか、
正義の為に感情を殺せるのか、
それとも・・・。
 何気に、
先月号の深い情事ですらラストに向けての伏線にも思えて来てます
もし仮に様子が〇〇でも、命は受け継がれるんじゃないか?だとか、
これが計算しての事だったら相当構成上手いなあ、とか、
個人的に予想しつつ(笑

でも、
そう簡単に決断出来る事じゃない
じゃないけど、
この世界を救う事が出来るのは、やっぱり命乃しか居ない・・・!のも、また現実。
来月号以降彼女がどういう選択を取るのか、、、見守らせて貰おうと思います。
(なんか命乃を見てるとγのミカちゃんを思い出すんだよな。。)







しっかし、
ものの見事に残酷なオチが来ましたね~
ぶっちゃけ件の設定が出て来た時点でそれも想像はしてたんですが、
実際に描かれるとやっぱ衝撃的ですね・・・でも、漫画の展開としては凄く面白いのもまた事実。。
面白いって書くと語弊があるかもしんないけど、いちファンとしては「気になる」展開ですよ。