サブカルチャーマシンガン

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幸福の儀式。/破壊神マグちゃん 第43話「灯火の尽きる日」

2021-05-17 | 破壊神マグちゃん
・・・アリだな!(ニッコリ)








今週はセンターカラーでしたが、
ちょっとお洒落な・・・スマホケースなんかにピッタリなデザイン性に長けたカラーに仕上がっていて、
その時点でもう既に良かったですね しかも、何気に「これまでの振り返り」にもなってるんですよ
可愛いしビビッドだし洒落てるしキャラの数も多いので普通に見てるだけで飽きないし、、、
ある意味マスコットキャラを売りにしてる漫画としてはベストな出来栄え、
だったのかもしれない!
 もうそろそろ1周年ですが、出来れば記念は表紙巻頭が欲しいなあ。。
その為にもこの話数でもっともっと人気が高まればいいな、ってトコですよね。




面白い(笑



また、
内容も凄く良かった。。
最近はどこを見ても何かの悪口や批判に溢れかえっていて・・・
正直、
物凄く疲弊していたというか、
極論を言えば誰とも話したくないとかそういうレベルまで追い詰められてたので・・・
そういう意味合いではこういう素直にハートフルなお話は心に刺さりました
っていうか、
流々ちゃんが泣くのは理解出来るけど、
実際ここまで心込めて誕生日祝って貰ったら自分でも泣くかも分からん
マグちゃんも不器用だから、
誤魔化すのがかな~り下手で、
ツンデレのツンしかない~みたいな雰囲気になってたけど(笑
でもそんなツンツンマグちゃんもまた新鮮で良かったと思います
ま、
元々邪神なんで取り繕う事が上手だったら逆に違和感あるわな
そういう意味合いでは何気に事実を述べてるだけだったりもして、そういうトコもまた面白かったですね。




これは泣ける。。



話としては、
オカルトグッズとクラッカーのとこでオチが分かったんですけど、
そこに至るまでの細かい描写の数々が良かったので読めてても普通に楽しめました
もう既に会合の目的も分かってるけど決死に我慢するイズマくんからコミカルに始まり、
ママさんマグちゃんも一種のコスプレっぽくて楽しかった
相変わらず強引な制服(笑)だったり、
ぬんぬん言いながら音ゲーやりこなす様とか、細かい部分がいちいち面白かったですね
その上、以前出会った中学生たちと不良ごっこも楽しんで青春してたり・・・
この「細かい部分がいちいち面白い」っていうのは、
個人的にはマグちゃんのストロングポイントだと強く感じましたねぇ
なんせどこのページ見てもニヤニヤクスクス出来る要素たっぷりですからね!笑
 その中で、
マグちゃんが新しい出会いに刺激されて、
もう自分とは居たくなくなったのかな・・・と不安に思う
そんな流々の心情描写も含めて良い具合に過程を展開出来てたって思います
それと、
サムネにしようか迷ったんですが、
14ページ目冒頭のロウソクマグちゃんがまた絶妙に可愛くて(笑
これも是非直接拝んで欲しいかな、とか感じましたね。







最後は、
感動もののラストでした
よくよく考えれば、
ただ誕生日を祝う~ってだけじゃ普通だから、
そこに流々の「不安」を絡めてよりドラマチックに仕上げたのかもしれません
でも、
マグちゃん含めナプちゃんもウーネラスもめっちゃ良い奴らだよな・・・!!
いくら毎日供物を捧げて貰ってるとか言っても、元々邪神ですから、
ここまで使徒想いなのも結構珍しいと思うんですよね(笑
そりゃ信仰されるわ。。と感じつつ、
正に“家族”
流々の為にここまでしてくれる温かくて優しくて、それでいて粋な「気持ち」にいたく感動したのでした
そして、不安から解放された安堵と嬉しさが混ざり合って涙する流々の描写もまた良かったです
それがまた想像以上に美少女っぷりで心が満たされる素敵な作画に仕上がってるので、
それは敢えて引用しないので直接拝んでもらいたいです(2回目)。

ただ、
泣いてるのを「嬉し泣き」って概念を知らないせいか、
普通に悲しんでると勘違いして慌てて励ますマグちゃんも面白かったですね(笑
マグちゃんと流々の間には、二人も意識しない内に“絆”が生まれてたのかもしれない
それを如実に感じさせてくれた尊くもハートフルさに満ちた傑作回でした。。
これだけ厚く信仰されてたら、
マグちゃんも邪神冥利に尽きるだろうな~とか思いましたね
最後のオチもとこんとんまでベタに拘ってて逆に良かったかな、と笑
二人が本当の意味合いで「家族」に成れたような、そういう手ごたえを感じる話数でもありました。
この話は、是非届いて欲しい。
今週も感想とアンケ投函で援護射撃します!!









しかし、
二度目の表紙巻頭はマジで来て欲しい・・・
グッズ化などもして貰いたいし・・・
その為にも真摯な応援は欠かせないですね
個人的には18ページ目の先述した流々の表情は泣かせる為の演出とかではなく、
逆にあの時点の彼女のリアルな表情な気がして、、、そう思えたのもまた嬉しかったです
そして、大事なセンターカラーにこういうエピソードを用意出来る上木さんの手腕も見事でした・・・!