サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

meiyo「閃一発_2022」(w/asmi、山田将司)@代官山UNIT 22.11.17

2023-01-16 | LIVE











去年の11月にmeiyoさんのイベント「閃一発」に参加してました。









会場が代官山UNITなんですけど、
代官山UNITって個人的にかなり想い入れがありまして、
実は初めてブログでライブレポを書いた会場だったりするんですよね(本当に個人的ですね笑)。
ああ、
そもそも、
ブログ始めたきっかけの一つがライブレポが書きたい~という理由だったんだった。
今、
その2009年に書いた記事を読んでて思い出しました
ちなみにその時観たのはLEO今井のワンマンライブでした
去年久々に彼のライブ観たんですがあれも素晴らしかったですね。。

って、
いきなり脱線してる(汗
要は、このライブハウスに来ると若かりし頃を思い出すんですよ
こういう情勢になってから行くのが初めてだった事もあって❝懐かしさでいっぱい❞でした
このハコで本当いっぱい様々なバンドも歌手も観て来たよな~って想うと、
ホント尊いしライブハウスには想いが宿るんですよね。
ちなみに、
その時から自分のブログ観てる人はマニアというか土下座して感謝したいレベルの存在ですね😭✨
しかも、今回観に行った面子の中にはバックホーンの山田将司さんも居て、
バックホーンはもう20年以上も聴いているバンドで・・・
そう考えると、
なんかしみじみした気分にも成れた最高の一夜でしたね。。では、以下。








asmi
PAKU
Call me
Gerbera
last
memory
例えば
earth meal
ヨワネハキ



asmiさんを観るのは5月のワンマン以来。
しかし、バンドメンバーが変わってなくてそれがまず嬉しかったですね!
冒頭から「PAKU」を投下していきなり「楽しい!」の渦に観客を巻き込んでゆく。
そこから、
名曲「Call me」は兎に角アガるアガる
個人的にあの曲の切ない歌詞とは裏腹のパーティライクなアレンジが大好きで、
あれによって逆により作中の切なさが増している気もするんですよね
最後の「好きだったよ」の呟くのような歌い方も印象的で素晴らしく切ない気持ちになれた印象です。

そして、
2022年のフェイバリットチューンである「Gerbera」の披露も嬉しかった
ライブで聴くと「ベイビィ」の部分の浮遊感が半端なくてそこも大好きでした
あとやっぱり「明後日くらいには笑えるように~」って歌詞が好き過ぎますね
明日ではなく明後日というのが妙にリアルに感じます
聴き手を包み込むパワーを往々にして受けながら、
大人っぽい初期のポップナンバー「last」も披露とコアな選曲にもニンマリ。。
やっぱりこの曲のメロディラインは滑らかで素敵だな~と思いながら聴く
そして、かなり憶えやすいメロディラインな気もする。


そこから、
代表曲「memory」。
まるで演技をするかのように「はあ~っ」と溜め息のような歌唱?も挟んでたり、
その空気感の表現にもまた魅せられつつ、じっくりと、、、山田さんの言葉を借りるなら、
正に「ドッシリと」した歌心が響いていた「例えば」でasmiのディープワールドに惹き込んでゆく。
そして、
最後は元気よく尚且つ丁寧に「earth meal」、
代表曲の一つである「ヨワネハキ」をかっ飛ばす様に響かせてライブは終了。

3マンライブながら今年の新曲、近年の代表曲、最初期の楽曲とバランスの良いセトリで、
今のasmiさんの魅力を伝え切った好アクトだったように思います!
ちなみにこの1か月後、
彼女のワンマンにもまた行ったのでそれも後日レポとしてUP予定です♬
この日は「Call me」の華やかな切なさがバーッと拡がる感じが物凄い鮮烈な印象でした
あれ聴いてたら益々原曲も好きになるしライブでも聴きたくなるしで...実に良かったです。。




山田将司
きょう、きみと
ファイティングマンブルース
冬のミルク
美しい名前

花〜すべての人の心に花を〜



こんな感じだったと思う。
こんな感じ、と言いつつ、一曲だけ失念してるのが逆にリアルでしょ?笑(ヲイ)。
でも、
THE BACK HORNのライブは何度も観て来たんですが、
山田将司の弾き語りは また違った良さというか、違ったヤバさがありました
まず、
山田さんの色気がスゴかったです
具体的に書くといつの間にかBUCK-TICKの櫻井さんのような雰囲気・・・あくまで個人的に、ですよ?
ああいう大人の男の色気というか、それが雰囲気にも歌にも出てたのが印象的でした
そして、バンドとは違って一人でアコギ弾き語って歌ってる訳ですから、
より歌自体が剥き出しというか魂を感じさせるというか、
単純に歌も上手いし声量もデカいし、
中ハコだからその迫力も伝わりやすいし・・・兎角、山田将司さんの❝歌心❞がスゴかったです。

バンドで歌ってる時は爆音のバンドサウンドと絡まってるので気付かなかったんですが、
山田さんの歌い方っていうのはある種演劇的なくらいに感情を出しまくって歌うスタイルなので、
こんなにも個性的だったんだなあ。。って改めて思ったりもしました
過剰なくらいに感情的で、
でも、
それが味になっていて、
聴いてるとこっちの感情も揺さぶられる感覚・・・つまりは、本当「別物」でしたし、
聴いていて終始感動してしまっていた名アクトに仕上がっていました。
もう一曲目の時点から魅せられてたので、
なんというか「これ」を体験出来た事自体が一つの財産と言いますか、
バンドとソロでここまで印象が変わるのも珍しいので.....meiyoさんに感謝したい気持ちになりました(笑

圧巻だったのは、最後の「花」のカバーでした。
この曲では、声、アコギは勿論、足でステージの床を文字通り叩いて、
全身で音楽を奏でいている超原始的な野性味溢れるパフォーマンスに感動しました
また、
歌がイイ・・・!
カバー曲とは思えないくらい自分の味に染めてましたし、
あの声であの声量で「泣きなさい~笑いなさい~」と全力で歌われたら物凄い堪らない気持ちになりましたね
なんか人生楽しもうっていうか、元気良く足掻こう!っていうか・・・単純かもですけどね笑


でも、
この曲を聴いて泣きそうになったのも、
実際に泣いてはないけど涙腺自体は刺激されたのも、
日常生活に於けるエネルギーを(この日近辺だけではなく)頂いたのは純然たる事実。
やっぱり、山田将司ってすげぇや。と改めて感じたこの日の弾き語り、
一切手抜きのないモノホンの❝歌手❞っぷりに感銘を受けたのでした。
また、
最後のアコギの音色もすごく綺麗でした。また、弾き語りも観たい気持ちになりましたね。




meiyo



この日のイベントに行きたい!となったのは、
まず面子が魅力的だったのと、
生で「なにやってもうまくいかない」を聴きたい~というものでした。
meiyoさんに関してはニワカ気味だったのですが、想像以上に丁寧なライブで良かったですね。
パワーポップのようなバンドアンサンブルが光る「チャイニーズブルー」、
あの矢継ぎ早なメロディラインを聴いてると何故か泣きそうにもなった「クエスチョン」、
そして、
何より印象に残ってるのが既存の曲も引用していた(笑)「彼此のコレカラ」のパフォーマンス!
この日はギリギリ?声出しNGだったと思うんですが、それでも、
眼前であのオエオエオ!のコーラスはインパクトあったし、
あの究極的なノリの良さは素晴らしいものがありました
兎角、聴いてて楽しかったし、
独自の演出も面白かったし・・・で、文字通りこれからのライブの武器になっていきそうな一曲でしたね。
ちなみにギタリストの方が眉村ちあきの音楽隊でギター弾いてる方と同じでそこも良かったです🥰
あの曲の狂騒感とmeiyo節としか言えないワードの連発はマジで恍惚的でした。。

そして、
お目当てだった「なにやってもうまくいかない」のパフォーマンスが圧巻でした
meiyoさん自身この曲ではかなり気合入ってた様に感じたし、
終わり際の・・・
何にもやってないだけじゃない?からの、
いきなりドンッ!と演奏が終わって真っ暗になる演出は...スゴかったですね
自身の不甲斐なさだけではなく、怠惰な部分に関する批評性も感じられる終わり方に仕上がっていて、
その辺の魅せ方含めてゾクッとするような鋭利なパフォーマンスになってたのが想像以上で素晴らしかった!!
あれは間違いなくこの日のこのイベントのハイライトだったと個人的には感じましたし、
それを代表曲でキッチリ出来るセンスにまた感銘を受けたアクトでした。
キーボードの方と2人でしっとりと歌った「あとがき」、
そして、
「いつまであるか」というアンコールの楽曲もまた沁みるテーマでしたし、
最後の方は感慨深い雰囲気できっちり一日を〆たのもまたオーガナイザーとして見事でしたね
各々のアクトにきっちりとハイライトがあってみんなが素敵にぶつかり合っていた刺激的な夜でした。
ありがとうございました!!!











ちなみに、
MCで山田さんが「まだまだ若いもんには負けんぞ」みたいな言葉を喋ってたのは、
流石に時間の流れを感じざるを得ませんでした・・・笑
そう言えばバックホーンを初めて聴いたのってもう20年以上も前だし、
デビューアルバムがリリースされたのも自分が中学生の頃、、、って考えると、
そりゃもうベテランと呼ばれる年齢だわなあ。
「meiyoくんとは一回り年が離れていて・・・asmiちゃんとはダブルスコアくらい笑」という、
そのMCも笑いましたが、それでもこうやって一緒にライブをやってた事実はとても尊いものでしたし、
今後もこういった若手とベテランが入り混じった有意義なイベントも観たいなって思いましたね。
そう、正に❝異種格闘戦❞ってテイストのイベントでめっちゃ楽しかったです.....!