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異常な体幹!!/神緒ゆいは髪を結い 第12話「黒い所もある女」 感想(週刊少年ジャンプ2019年27号)

2019-06-04 | 神緒ゆいは髪を結い
こやぎ様可愛い。









最近はサービスの他にコメディセンスも磨かれて来て、
最早「普通に面白い。」と断言出来るまで上がって来た神緒ゆい(あくまで個人的、にね)。
しかし初期の展開が不評だったのか下から2番目・・・という厳しいポジションに置かれています
ポジ要素があるならば、今期の改変が既に終わっていること、
もう1つは終了しそう(する)な長期連載がいくつかあること・・・ですが、
それには神緒ゆい自身の人気が上昇するのが必要不可欠でもあるわけで。
まあ、
やっぱり今期の新連載陣に勝てるかどうかが鍵じゃないですかね
アクタージュとかサモナーも初期は凄く低かったので、ジャンル的にも復調しやすいとは思いますが。







やっぱこやぎ様が出て来てから凄く面白いですね(笑
神緒ゆい、ラブコメ・・・うん、いかにもラブコメっぽいベタなキャラを出したことで、
より一層ニヤニヤ出来る漫画になって来ていると思います
思えば、
エビちゃんはともかく、
マジ卍の人とか正直何の為に出したのかがよく分からなくて、
カーラもぶっちゃけ中途半端なキャラで・・・初めて意図が分かる新キャラが出たんじゃないでしょうか
だから、振り切れたギャグと共に純粋に読んでて「楽しい!」って思える最近の展開は好きですね
鍵斗の童貞っぷりも面白いし・・・ちょっとヘタレなとこも読んでてニヤニヤ出来ます
ただ心配なのは、最近WJで受けてるラブコメの主人公はやたら完璧超人なので、
その辺の読者にどう評価されてるのかが再浮上のポイントじゃないでしょうか?
ただ、こやぎは純粋に可愛いキャラなので、上がり目はあるのかな。







一方で、この漫画のテーマもうっすらと浮かんで来ました
それは「白も黒も紛れもない自分」ということ
鍵斗は見た目チャラチャラしてるけど、
根は意外と真面目で、
思った以上に努力家だったりもする
だから、何となくの一方的なイメージで他人を勝手に判断する事への危惧・・・のようなメッセージがあるんじゃないでしょうか







今回、
白が黒を呼び出したのも、
黒が白に変わるのを受け入れるのも、
正直な話お互いがお互いを生かしている・・・というか、
それぞれの人格を認めている証拠のようなものだったんじゃないでしょうか
要するに、真面目にやりたい自分も、不真面目にやりたい自分も、どっちも本当の自分、、、っていうか。
そう考えると、
ある種真っ当なテーマ性の元に企画された漫画のようにも感じるから不思議です
白ゆいを取られそうで珍しく(?)弱っている鍵斗、
でも、
当のゆい(達)は、
きっとそんな彼を認めていて・・・
だから、きっと生徒会長の企てにも乗らないでしょう
そもそも、人間の感情なんてそんな一面的なものじゃない
目立ちたい軟派な気持ちもあれば、真面目に頑張りたい誠実な想いだってあるでしょう
そういう事を、、、きっと伝えようとしてるんじゃないかなあ。っていう予兆を感じて、
個人的には前半のコメディ展開と共に凄く面白く読めた12話目でした
正直、こやぎ、鍵斗、エビちゃんが揃ってるだけで面白かったので(笑)。
個人的にとても満足出来たお話でしたね♪
今週も感想とアンケで応援だ!





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