サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

THE NOVEMBERS 「QUATTRO TOURS-A Decade of Beauty-」@渋谷CLUB QUATTRO 15.4.10

2015-04-12 | LIVE
初日に続き、2日目のレポです。







初日のレポでも書いたんですが、
実は初日終了後の時点で筋肉痛気味でこの日は参加するまでややグッタリしてました
裏を返せば初日で既に極まっていたくらいに良かった、体をゆらゆら揺らしてしまったという事でもありますけど
それくらい一発で(音楽的な)お腹を満たす力のあるバンドだと感じてるんですね

ただ、それなのにも関わらずこの日はこの日でまたも恍惚の海に落とされてしまいました
まあ・・・ぶっちゃけセトリが相当ガラッと変わってたので(笑
いちファンとしてはそりゃ嬉しいし興奮しちゃうよね。
特に、ノベンバの中でも美しさが際立っている曲が前日よりも多く取り上げられてた気はしましたね
この日も前日に引き続きリクエスト含むライブ、正直な話俺はTHE NOVEMBERSの殆どの曲が大好きなのでその意味でも音楽的多幸感に溢れてた夜でした。
やっぱりこのバンド、ただただ単純に“大好き”ですわ。もう、書きたいのはそれだけと言っても過言ではないですね。

10周年を記念したツアーでしたが、
この2日間だけでも普段はあんまり演奏されない楽曲を沢山聴けてすごく嬉しかった
でもその事実以上にリクエストがある種作り上げた公演でもあり、
それ即ち観客もまた確実に“参加”していた
だからTHE NOVEMBERSのメンバーと観客の意志がしっかりと混ざり合って、その想いの丈すらも感じられるような・・・
振り返ればそんな“素敵な”二夜だった気がしますね。小林祐介っぽい言葉で書くならファンの皆様が自力で味わったライブ、とか言えるかもしれません。
頭から尻尾まで美味しかったステージングでした。ありがとうございました。














この日はずっと雨で尚且つ寒い、という悪天候
でもTHE NOVEMBERS的にはそんな冬っぽさが似合ってたとも言えました(勝手な見解だが)
前日と同じく「Romance」でゆらゆらと踊れるビートに身を任せる流れからスタート
この日はやたらギターの音色が美しく感じられてそれもまた良かったです
「Flower of life」は、前日よりも個人的な精神状態が若干よろしくなかったのでもがくような歌詞にやたら感情移入
この時点で既に琴線揺さぶられつつ(笑 やっぱ必死なのってすごく自分にとっては格好良いことだなあ、と実感
ベースラインもとっても流麗で聴き心地がすこぶる良かったですね

「pilica」はまるで踊るようにギターを弾くケンゴマツモトのパフォーマンスが印象的
というか、この曲は、とても・・・とても夢中になって聴き入ってたくらいに“美しかった”です
流石ライブタイトルに「Beauty」って付けるだけの事はあってまるで海中で聴いてるかのようなトリップ感
この曲以前からライブではより冴えてましたが、正直以前以上に冴えてるなあって思いながら聴いてました
前日のレポでも同じような事を書きましたが、こういう慈愛に満ちた曲はより慈愛に満ちた音像に変化しつつありますね
それがすっごく気持ち良かった。というのが素直な感想。
素晴らしかったです。まだ3曲目で温めてる最中なのに(笑

続く「sea's sweep」は昔からライブの化けっぷりに(自分の中で)定評のあるナンバー
この日も流石のスケール感でもって魅せてもらいました
この間初めて?聴いたかなっていう「chernobyl」はよりしっとりとシックに鳴らされていてこれはこれで良かったですね
歌も凄く丁寧に歌っている印象で言葉の一つ一つがちゃんと伝わって来る感触が心地良かったです。


「keep me keep me keep me」は、


もうだめだと思っているとしても

間違いは持ちきれない
償いは置く場所がわからない



っていう部分で不意に泣きそうになってしまった
泣きそうになった、という事は裏を返せば泣いてはいないんですが
そのくらい心に来るものがあったなあ・・・という事ですね
正直自分は精神に関しては常にグラグラ揺れてる方だと思うのでこういうフレーズにダイレクトにやられてしまった
それくらい素敵かつ、素朴(ここ重要)に、無添加な歌をしゃんと響かせてくれていた、と思います。
ちょっとライブハウスで聴いてるとは思えないくらいに清廉とした作中観でした。


今でもよく演奏する代表曲「Misstopia」をじっくりと噛み締めながら聴きつつ、
これまたすっげえ久々に生で聴けた「パラダイス」はもうイントロが始まった時の期待以上の完成度!!
まずアレンジがより繊細に美的になってたのに加えて歌も最後のパートが際立つ歌に仕上がっていて素晴らしかったです
具体的に書くと「狂った全てを取り残し~」の部分が昔以上に感情を込めて歌ってる気が(勝手に)してそこがツボでした
この曲も如実に進化を感じられたので是非これからのライブでもやって欲しいなあ。
ちなみにこの曲は初めて行ったライブで新曲として演奏されてた個人的に思い出深い一曲・・・という事もあり尚更感慨深かったですね。

この日も演奏された「Rhapsody in beauty」は相変わらず最高
爽快な中にもゾクッとする情景が組み込まれている塩梅が昨日に引き続きツボでした
何より音源の疾走感を完全に再現出来てるのがいいなあ、と
「236745981」でショッキングな音像をこの日も与え、
そのまま激化するかと思いきや初期のロッカバラード「ア_-オ」を挟む、という構成もまたニクい(笑
MCで、この曲はアートスクールに憧れて作った曲らしく、そんな曲をリクエストしてくれて嬉しい。という事をボーカル小林祐介は語っていました。
20歳の時に作った曲だそう。


ここからは激化モード!
不敵に冷徹に演奏し切った「primal」から最早バンドの代表曲になりつつある「鉄の夢」、
そしてこの日もまた攻撃性を大いに感じさせる、その上で純粋さも響かせていた印象の「Blood Music.1985」に痺れ
続く「Xeno」は鋼鉄みたいなビートをダンサブルに聴かせる(と、いっても踊ってるような人は皆無ですが 笑)仕上がりで
この辺の鉄板の流れは是非生で味わって欲しい、と感じるくらいに完成されてたなあ、と

本編最後はこれもいつ以来かが思い出せない「holy」(多分柏で聴いたのが最後かなあ)
これが凄く沁みる出来栄えで、こう、慈しみの感情がぶあーっと胸の中に拡がっていく感じが堪らなかった
以前よりもロック的なテイストが抑えられていてより歌を聴かせる方向性になっていたような。
それはそれで凄く良かったと思います。素晴らしい夜を本当にありがとう。













1.Romance
2.Flower of life
3.pilica
4.sea's sweep
5.chernobyl
6.keep me keep me keep me
7.Misstopia
8.パラダイス
9.Rhapsody in beauty
10.236745981
11.ア_-オ
12.primal
13.鉄の夢
14.Blood Music.1985
15.Xeno
16.holy

アンコール
17.最近あなたの暮らしはどう
18.GIFT







アンコールの一曲目は、正直これ演奏するとは思ってもなかった「最近あなたの暮らしはどう」
昔のライブでも全然演奏されずソロで一度聴いたくらいだったので不意打ちでしたがやっぱり歌詞もメロもペーソスに沁みて良い曲でした・・・!
この曲を演奏した後「メンバーが全員80代になって、この曲を皆さんの前で演奏出来たらいいですね。」というような発言をする小林祐介
そういえば、あまり語られないけどTHE NOVEMBERSは脱退とか一切なくこのメンバーのままここまで来てるんですよね
かといって所謂割り切ってる関係性でもなくプライベートでも仲良さげっていう不思議なバンドですね
仲が良いと逆に、、、っていう話もよく聴くだけに、余計に。
そんな事も実は観ながら考えてたりもしてました。

最後の最後は「GIFT」、正に10周年公演のラストにはこれ以上ないくらい相応しいテーマ性を含んでいる一曲で
個人的にも少し希望が持てるエンディングの相様に感慨深い気持ちを抱きながら味わっていました
いつだって「ここから」、いつだって「これから」。それ、だけ。
素敵な〆に心が温かくなりつつ終始気持ち良かった2DAYSもここで閉幕。また、ここからのTHE NOVEMBERSにもワクワクしています!

ハイライトは、「pilica」や「keep me keep me keep me」、「Flower of life」、そして「holy」等に代表される
清廉としたタイプの楽曲が個人的な印象ではありますがこの日は特に冴え渡っていた気がしました
そんな中でも「パラダイス」は俺得かつ絶品ですごくいいもん観たなあ、と。
そしてこの日も「236745981」「Blood Music.1985」「Xeno」あたりはキレッキレでもう“三種の神器化”してるなあって感じましたね。
今のTHE NOVEMBERSのライブ、間違いなくイイです。そして、大好きです。

今後も(彼らの)地元である宇都宮でのワンマンや楽しみな対バンが決まってるのでまだまだノベンバ充出来そうで楽しみです♪



THE NOVEMBERS 「QUATTRO TOURS-A Decade of Beauty-」@渋谷CLUB QUATTRO 15.4.9

2015-04-11 | LIVE







一昨日、THE NOVEMBERSのライブを観に渋谷に行ってました。








10周年を記念したツアー・・・らしいです
同時に初のライブDVD発売記念のツアーでもあります
実は去年は都合によりノベンバのワンマンに参加出来てなかったので
その意味では個人的に待望というか、久々にワンマンでノベンバを観れる!って事でかなりテンションが(内側で)高まってる中参加した公演でした。

ずっと聴きたかったあの曲やその曲をたっぷり聴けて実直に嬉しかったのと、
今のノベンバはもうライブを一度観て味わって頂ければそれだけで魅力と凄みが伝わってくれるような
“問答無用”とか“説明不要”って形容詞が似合うようなバンドになりつつある・・・とはっきり思えた公演でもありました
とにかくバッキバキの音が気持ち良いとか、他のどのライブでも中々観られない美と醜が気持ち良く融合して味わえる感覚だとか
「楽しい」とか「盛り上がる」とかそういう次元を越えた“ショウ”がそこにはあったと思います
まあ実際に意図的か意図的じゃないのかは定かではないですが所謂「盛り上がる」とかいうのとは無縁ですけどね(笑

特に、新譜からの曲がすっげーです。
元々音源で聴いても良いのにライブで聴くと何倍も化けます
単純にロックンロールだし、でも単純にロックンロールだけど“静寂”も感じられるしで
とにもかくにも観る度に「すげえ」ってなっちゃうので正直ノベンバのファンでいるって選択肢「しか」自分にはない感じです。最早。









超満員のクアトロ、
ノベンバは耽美な部分も魅力なので周りの会話を聴いてるとそこに惹かれてるっぽいファンがいたり
熱心な・・・所謂ミュージックフリークと呼ばれるような方々の会話が聴こえたり、
まあ要するに〇〇系です、とは単純に括れないファン層だと感じる中
自分でもどうしてここまで?って思うほどワクワクしちゃってた時にライブはスタート。

一曲目は3月のduoでも聴いた「Romance」、ゆったりと踊れるテンションにまずは心地良くなりつつ
続く「Flower of life」での熱唱に徐々に高まるテンション
そして超久々の「ブルックリン最終出口」は音源以上に優しい歌声で、ソフトに歌っていて聴いててかなり陶酔出来た感覚があります
歌詞に感情移入しながらも一度シングルのカップリングに再録した事でより伝わりやすくなっていたと思う

これまた久々の「ウユニの恋人」はもう、より熟成された印象のギターサウンドを聴いてるだけでもう兎角蕩けそうだった(笑
あのスケール感たっぷりのディープでスロウなリフは昔から最高でしたが更に深みが増しているような聴き心地でした
歌もすっごく丁寧に歌ってくれて何から何まで良かったと自分的には

これもまた昔より“渋み”が増していた「アマレット」、
そして個人的に念願だった「Rhapsody in beauty」はもう颯爽と鳴らされるビートが想像以上に恍惚でした
正直歌詞に関しては聴いてて切なくなる部分が強いですがその痛みも含めてツボだった印象です
後半のアンサンブルの白熱っぷりも含めて新しいキラーチューンになるべき曲だな、と
ラストの絶唱も聴けたし新譜でも特に大好きな楽曲なので凄く嬉しかった。
最高でしたね。


これもまた久しく生で聴いてなかったなあ・・・という「chil」もめっちゃ良かった
こうやって改めて生で聴くとすごく“ポップさ”を感じますしメロディも流麗、そして以前よりもロック色が強いアレンジのようにも聴いてて感じました
それが兎に角恍惚的で透き通った水のような“美”と攻撃的にザクザクなるギターサウンドの“暴力性”がきれいに混ざり合っていて、
凄くノベンバ「らしい」一曲だなあ、、、なんてこの日は聴いててそんな風に思いましたね。

久々の楽曲はまだまだ続く、今度は初期の代表曲である「she lab luck」を投下
この辺は正に「10周年ライブ感」が良く出てて個人的にかなり気分が高まってました
しかも、原曲よりもテンポが速く暴力的なアレンジで聴き心地もめっちゃ最高
今のノベンバは優しい曲はより優しく、
暴力的な曲はより暴力的に~っていう良い意味での過剰さがあってとっても素敵だと思います
ものすごい久々にあの絶唱も聴けたしなんかもう素晴らしいとしか言えないアクトでしたね。
また演奏する機会もあると思うので、以前のアレンジでしか聴いてない方は是非聴いて欲しい一曲です。

「236745981」は相変わらず凄すぎ・・・(笑
吉木さんのドラミングがロストエイジ岩城さんばりに鬼のようなレベルになってます
あの衝撃的な点滅と、そういう演出だけでは決してあそこまでのインパクトは与えられないであろう極太のアンサンブルがちょっと異常なくらい気持ち良いです
いや、元々音は初めて観たライブの時から十分太かったんですけどね、それがより太くなって来てるというか
そりゃコーストとかデカい箱でやった方が良いし、観たいわ。って音になってる感覚ですね
でも去年は前述のように都合が悪くなって観れなかったのでいつかは・・・!
強い方が悪いとか言う 流行り病ヤバイ って歌詞も超キてた。


この日はリクエストを元にセットリストを組んでたせいかライブで聴くのは久々って曲だらけでしたね
「ウトムヌカラ」とか大好きだけど滅多に演奏されないので凄く良かったですよ
この曲は逆に音源以上にスロウになってて雰囲気が益々柔らかくなってたのでとても心地良かった
続く「mer」はよりドラマティックな響かせ方に仕上がってたのに感動
終わり際の純粋に希望が持てる方向性にもグッと来ました

「primal」では、長年ノベンバのライブを観てますが、
初めて、、、か?曲が始まった直後にボーカル小林祐介が慌ててメンバーにストップを掛ける、という物珍しい光景が(笑
「ミュージシャンは・・・堕落するな(笑)」という名MCを挟みつつ、かなり貴重な(?)ミスの瞬間でした
ノベンバのライブであんまりアットホームな瞬間ってないけれど、この時だけは完全にアットホームさ満点だった気がする。
でも、そんなミスを帳消しにするような激情っぷりがギラギラと光るステージに感服、
これは決してフォローのつもりで書いてるのではなくただの正直な感想です。
この曲もまたハイテンポでめちゃくちゃ気持ち良かったんですよね。
そして塊のような音像に恍惚。。。

「鉄の夢」でその激情っぷりに火を注ぎつつ、
「Blood Music.1985」はなんかもう・・・なんかもうっていうかなんて言えばいいのかって感じですね
一体感とでも形容すればいいのか、4人が出してる音が完全に一つの塊になってる感じ?
鬼気迫るプレイの連続に音楽的オルガズムを余裕で感じて
事実翌日は多少筋肉痛気味でした(笑
観客全員(ほぼ)棒立ちかつリアクションって概念がないのにね・・・笑

「Xeno」はもうヤバすぎ・・・って
さっきから感想にすらなってない気がしますね
でもこの曲のリフに関しては暴力的を飛び越えてショッキングって形容してもいいかもしれないです
あまりにぶっと過ぎる、極太のアンサンブルには如実にバンドの進化を感じざるを得ない
正直この曲を生で聴くだけでも今のノベンバのライブに行ってくれないか、って懇願したくなる
音が洪水みたいなんですよね。それでいて金属バットのようでもある。片方は多々あれどその両方を含んでるのは見事としか言いようがない。

本編最後は「今日も生きたね」。
この曲もリリースタイミングでの公演に行けてなかったので
絶対にいつか生で聴きたい、聴かなきゃって思い続けてた曲でした。
やっぱり最後の福音としか形容出来なくなる音像に感動しつつ・・・
改めて名曲だなあ、としみじみと、かつはっきりと思えたワンアクトに仕上がってたかと。
素晴らしい公演をありがとうございました。








1.Romance
2.Flower of life
3.ブルックリン最終出口
4.ウユニの恋人
5.アマレット
6.Rhapsody in beauty
7.chil
8.she lab luck
9.236745981
10.ウトムヌカラ
11.mer
12.primal
13.鉄の夢
14.Blood Music.1985
15.Xeno
16.今日も生きたね

アンコール
17.Moire
18.再生の朝










またアンコールの選曲が(個人的に)めっちゃツボで
これまた滅多に・・・どころかリリースタイミングでしかセトリに入れてないのでは?(調べた訳ではない)という「Moire」
あの力強いボーカリゼイションと涙が出そうになる「豊かさ」への渇望はやっぱり聴いてて純粋にグッと来ます
歌声もキレッキレで滅多に演奏されないのがもったいないくらいに輝いてる一曲でした
そしてメンバーが笑顔で演奏している様にこっちまで嬉しくなった「再生の朝」、
こういう必死さの中にも多幸感を受ける事が出来るノベンバもこれはこれでいいなあ・・・とか感じながら
最高だったライブは幕を閉じました
相変わらずエネルギッシュな後半の流れも実直に胸を熱くする事が出来て良かったです。
優しさと攻撃性が上手く混ざり合った会心のライブだったように思う。感謝。

ハイライトは、
最近の定番曲ではあるんですが。やはり「Xeno」ですかね。
分かりにくい例えをすると洪水に流されながら金属バットで殴られてる感じ。
ああいう感じは他バンドでは味わえない。繊細でありながら暴力的。
やはり、THE NOVEMBERSはすごいバンドだと思いましたね。
他に「ウユニの恋人」「Rhapsody in beauty」「she lab luck」「chil」「ウトムヌカラ」「primal」「今日も生きたね」辺りが特にツボでした。

実は2DAYSで翌日にも参加したので後々それもUP予定。ですので、宜しければそちらも是非。



ヤングジャンプ 2015年19号 感想(ボクガール59話ほか)

2015-04-09 | ヤングジャンプ感想







そういえば先週号のアンケートの項目でBLに関する質問があったんだけど、
まさか本誌でそういうものをやるつもりじゃあるまいな・・・(汗
まあ、あったらあったで読んじゃいそうな気はするが。
絶対に浮くとは思いますけどね(笑)。










☆ボクガール #59 ボクの心の中

遂にやって来ました水着回!
・・・と言っても全体的には正に“俺得”な瑞樹くん大活躍回でありました
具体的に書くとラブコメのお約束ではあるんですがヒロインに泳ぎを教える・・・っていう
以前の猛との仲を取り持つ事を誓った回に引き続き藤原さんの好感度を上げる話数に仕上がっていて正直ニヤニヤでした
自分は再三書いてますが藤原さんスキーでもあるのでかな~り嬉しかったと同時にこうやって徐々に仲が縮まって行く過程はやはりイイな、と
多分藤原さんとしても自分の為に頑張ってくれる瑞樹に対して惹かれつつある部分はあるんでしょうね
ここからの進展なども楽しみですし、ロキにそそのかされて猛がどう出るのか、、、も楽しみ(笑

っていうか、まず藤原さんの水着姿からして良かったですね
大きなリボンと健康的な白いビキニ・・・いつもはもっと清楚なイメージなんですが
今回の藤原さんはもっと年相応っちゅうか、良い意味で子供っぽさが目立っててめっちゃ可愛かったと思います
そりゃ瑞樹も惚れるよなあ、、、とか思いつつ、そんな瑞樹の水着姿も同じくらい良かったですけどね
元がイケメンだったって考えると余計に・・・笑
猛もそんな二人を観て紅潮気味でした。 まあそんな猛自体、高校生離れした胸板がセクシーでしたね!身体つきだけ見るとボディビルダーみたい。

ただ、外見はマッチョなのにこと色気になるとウブになるのも猛の面白いところ
ロキがいたずらして見えちゃった瑞樹のセクシーカットに思わず目をそらしちゃう辺りにウブさ加減を感じます
そんなロキ自体無邪気さが目立ってて(ルックスだけは)子供っぽくて可愛かったですね
またロキにちゃん付けしたくなるようなお話も拝んでみたいなあ。


結果的に上を隠さず完全に水着姿になった瑞樹、念願の女子っぽい・・・というか女子っぽくしかない格好を見れて幸せでしたが(笑顔)
その後の泳げない藤原さんにサラッと「僕が一緒に教えるから」と言い放ったかすかに残るイケメン時代の名残もまた素敵だったと思います
前述しましたがここまで律儀に優しくされたら流石に意識せざるを得ないよな、って流れだったのがすこぶる良かったですし面白かった
またその時の表情が抜群のイケメン度でありながらふと顔下を見るとビキニが眩しいのが何とも言えず(笑
やってる事はイケメンなのにカラダは美少女である事を主張しまくっている、、、
う~んやっぱり素敵な漫画ですよねえ(ニッコリ)

何より素敵だと思うのは、一方的な関係じゃないのがいいね、という事
藤原さんも瑞樹を助けてるし、瑞樹もまた藤原さんを助けてる、つまりはお互いがお互いを支えてる感じが自分的に好みで
それは瑞樹と猛の関係性に於いても言えてるんですよね 猛も散々瑞樹を助けて来たけど、今こうやって一緒に遊べてるのも瑞樹が直接父親にお願いしたからで。
そうやって誰もが誰も(基本的には)良い子で誠実な部分が垣間見れるのも自分が「ボクガール」を大好きな一要因なのかもしれません

そしてここで待望の藤原さんが瑞樹にドキッとするワンシーンが・・・!
正直めっちゃ嬉しかったし、めっちゃ可愛かったし、遂にここまで来たか!と個人的にテンションが上がりました
またちょっと悩ましげな表情をデフォルメチックな作画でする藤原さんのカットがツボでしたね
デフォルメなのにセクシーさを感じますし、揺れ動きもあるのかなあ?って。
瑞樹がここまで色々と頑張って来たのを知ってるので、
それ含めてなんだかジーンと来てしまいました
でもガッついてるんじゃなくて、あくまで自然体にサラッと言い放ったからこそこういうシーンが生まれたんじゃ、とも思う
この間からずっといちファンとして望んでた藤原さんとの“良い感じのシーン”「も」ちょいちょい拝めて個人的に嬉しいですね
そんな瑞樹自体も健気で可愛いしさ・・・って事で今回も今回でお気に入りの話数に仕上がってくれてました
やっぱりラブコメは一歩一歩、堅実に進んで行くのが自分的には一番!です。

ロキはこのままじゃ俺は面白くない、と猛をそそのかし瑞樹奪還を誘発しちゃってるモードに突入、
ラストの瑞樹の水着で笑顔のカットは正直天使レベルでしたが(断言)
元々猛自身瑞樹大好きになっちゃってる為そうやってそそのかされたらどうなっちゃうのかは未知数ですね
何にせよラブコメとしては益々面白くなって来たなあ、と感じてます
猛が能動的になっていく可能性を含めて今後もまた楽しみですね
そして藤原さんの気持ちの変化も・・・!
ただのサービス回に留まらず(サービスも勿論良かったが)、きちんと登場人物の感情の変遷も描いていた良回でした。来週も色々楽しみ♪














◆妖怪少女-モンスガ-

絶体絶命の超絶バトル!!
・・・と思いきや、まさかのマ〇毛解放 笑(!)
わざわざ降水確率が高い日を狙って来るとか、大勢で潰しに来るとか用意周到っぷりが際立ってたんで
ここは一気に絶望的な流れか?とか思ってたら陰毛が見えるスケスケTバックとお尻描写で別の部分が気になって仕方なくなってしまった(笑
いつもあんなエロティックな下着穿いてんのかあの元B級討伐隊員!!(驚愕)
いや、まあ、正直眼福でした・・・とか有り体な事を書くしかないんですけど 笑
いくら青年誌とはいえ本当いつも冒険しちゃってますね本作。その意気や良し!・・・って思ってたら最後に「!?」な展開も待ってました
エロティックな要素をちりばめつつ、「なんでお前が?」ってオチもご用意と中々面白い話数に仕上がっていたかと
まあでも雨の中でスケスケTバック全開でシリアスに佇んでいるカットはいささかシュールでしたね(笑
う~ん良い仕事されてますなあ。

そういえばスクエアの出張掲載も読みました
内容は作品紹介を絡めつつ、女子の服を脱がす妖怪・・・っていう正にこの作品らしい妖怪が登場してたので 笑
当作品のファンの方は是非触れてみてはいかがでしょうか 最後の担当の?煽りはなんか適当でしたけど(汗
今週のヤンジャンのモンスガの煽りが上手かっただけに余計。



◆パープル式部

アラサー女子の哀愁ネタがやたら生々しかったんだけど(笑
まあ他人の結婚式ばっかに出てる自分に空しくなるのは男も同じよ。
来月もあるし・・・(遠い目)。



◆BUNGO-ブンゴ-

試合、思った以上に面白い。
そうそう、こういう駆け引きを使った野球漫画が読みたかったんですよね
袴田の小細工を駆使した策にフィジカルの強さで対抗する水嶋!
それをデータで阻止する野田の奮闘!!
ああいった好守備は実際の試合でも散見されるのでそれだけでも野田が強豪レベルなのはよく分かりました
そしてインハイを見事に打ち返されたショックから球がブレてしまう流れ等もリアルに作られてたと思う
初めての試合が14話目と結構長かったけど、でも昔はこれくらいが普通だったんじゃないかと。

そしてアキラのおっぱいが・・・笑
思ってた以上に試合描写が良いのでこれからも楽しみです!
もう今から全国の舞台で元チームメイトと対決とかの熱い展開にワクワク中。



◆リクドウ

正直な話、この試合はちょっと良い感じだったリクが
ワンサイドにされて現実の重さを知る・・・って流れだと思ってたんです(実際リクも結構直前に色々あったし)
だから、今こうやってリクが持ち前の、本当の意味合いでの雑草魂を爆発させている流れにちょっと感動しちゃってたりもしています
そうそう、いつだってリクはこういう風に這い上がってきたし、ある意味こういう闘い方こそむしろ初めて“リクらしい”とはっきり感じれた気さえしています
スポーツでもそうですが弱者が強者にしぶとく粘っていると、強者の心境にも変化が見られるものですしね。
まさかのリクの番狂わせも有り得るのか?ってテンションで読める辺りが上手いなあ、と。
ちょっと浮世離れしていた兵動にもようやく人らしい焦りが生まれつつあってそこもまた面白い。



◆もぐささん

百草さん、すっかりハイパーモードに突入してますな(笑
そしてこれまた濃ゆい新キャラも登場、
物語をどう動かすか、、、に期待
にしても「やったの・・・?」って問われて「は・・・い・・・」ってなってる紅潮百草さん可愛かった。














ショート枠で「まんがっ娘」とか「スウィートツイート」読みたいんだけど難しいのかな
「思春期サァカス」は正直かなり息抜きに役立ってたから余計に代わりとなるような連載が欲しい
息抜きどころか時折超ニヤニヤ回もあったけどね(笑
そして来週はあのサラリーマン金太郎が復活らしいです。新連載攻勢来るか?




GOING UNDER GROUND×LOST IN TIME「武蔵野コ-リング」@HEAVEN’S ROCKさいたま新都心 15.4.5

2015-04-08 | LIVE
                              






日曜日にゴーイングとロストのツーマンを観に埼玉に行って来ました。







いや、千葉神奈川と来て遂には埼玉公演まで観に行ってしまいました
これで3か所目なんですけど両方とも埼玉出身のバンドなのでこの公演は正直かなり行きたかったんですよね
ちなみに埼玉のライブハウスに行ったのは今回が初めてです(ホールなら大宮ソニックシティが1度だけ) 
音も良くステージの高さもちょうど良い素敵なハコでした
出来れば群馬茨城のハコにもいつか行って南関東も北関東も制覇してみたいです(笑
年をとって来た所為もあるのか?色々な街を観るのが最近は楽しいと感じるようになって来ました。

地元出身のバンドが地元の方々に向けてライブ・・・って事でとてもアットホームかつ
じんわりと沁みるような一夜だったと思います
今回は先攻後攻が入れ替わり、
念願の「ゴーイングに入った海北大輔」を拝めてロストファンとしてとっても幸せでしたね。
千葉も横浜もそれぞれ心に残る瞬間だらけの素敵過ぎるツーマンでしたがこの日はこの日で独特の感触があったように思う
それに加えてやっぱ行った事のない土地でライブ観るのはやっぱ楽しいな!ってつくづく感じました
地元で観るライブも最高ですけど初めての土地で新鮮な空気で観るライブもいいものです
ちなみにこのハコは某たまアリのすぐ近く、駅からもすぐ近くでした。

余談なんですが前日横浜で、この日は日曜日という事もあり朝から快楽天の展示を観に行ったり個人的に好きなアニメ「SHIROBAKO」の展示を観に行ったり
地元千葉から故郷横浜、そして東京埼玉と二日間で関東4県を(結果的に)巡ったのも楽しかったですし良い具合にリフレッシュ出来た気がしました
そんな二日間のリフレッシュを締め括るこの夜のライブは盛り上がり具合も含めてきっちり充足感を最大限に満たしてくれるものでしたね
素敵な夜をありがとうございました。












LOST IN TIME
1.366
2.トライアングル
3.合い言葉
4.五月の桜
5.30
6.列車
7.旅立ち前夜
8.手紙
9.希望
10.明け星


千葉横浜では後攻でしたが今回初めて先攻
だから結構新鮮でしたね 前日と同じく「366」で勢いよく幕開け
そしたら久々の「トライアングル」、続くは「合い言葉」とまたもガラッとセトリが変わってた
特に「合い言葉」に関しては“伝える事の難しさ”をまざまざと実感している最中だったので個人的にすっげえ沁みました
ワンフレーズワンフレーズにグッと来るあの感じはロストのこういう繊細な曲ならでは・・・ですよね。
今のタイミングで今の心境でこの曲が聴けて本当に良かった。

清廉としたピアノの音色が心地良い「五月の桜」、
そして「30」~「列車」と哀愁に訴えかける流れに聴き入っている中(ちなみに「列車」の引き締まったアウトロ、最高)
千葉以来だった「旅立ち前夜」、これがまた握り拳を作りたくなる出来栄えでとっても良かった
中でも「燃やしてる」のメロディラインを音源から少し変えてる辺りがツボでしたね
こういうのがあるから自分はライブ好きなんだよなあ。とか思えた
「ゴーイングの新曲が良くてすっげえ嬉しい。」という海北さんのMCが飛び出す中「手紙」~「希望」と前日を彷彿とさせるロックンロール・モードへ
このハコはステージがやや高めでメンバーの姿がかなり見えやすいのでそれも手伝って余計に弾き倒すみんなの姿が格好良く映ってた
そして最後は前日以上にムーディな雰囲気を醸し出す事に成功していた「明け星」、
スッとした大人の雰囲気が格好良くて最高にクールな形で先攻を終えました

海北さんは本庄市の出身らしく、
このハコは三井さん初めてらしい事や
前に来たのがメレンゲとのツーマン、それもこけら落としだった事、
大好きな地元の先輩と地元埼玉でライブ出来る喜び・・・などを語ってた気がします
ちなみに後々のゴーイングのMCでも言ってたんですが海北さんもゴーイングの面子も埼玉でも田舎よりの出身らしく
それでも地元の埼玉でこうやっていい感じにライブが出来る事は楽しい、みたいな雰囲気でした。
この日はこの日でまた違った曲が印象に残ってくれたり良い具合のライブだったかと。



GOING UNDER GROUND
1.かよわきエナジー
2.LONG WAY TO GO
3.ランブル
4.もう夢は見ないことにした
5.屋根の上のSSW
6.グラフティ―
7.ショートバケイション
8.STAND BY ME
9.ハミングライフ

アンコール
10.トワイライト(with 海北大輔)

ダブルアンコール
11.RAW LIFE



一曲目は楽曲自体懐かしい「かよわきエナジー」、
う~ん(彼らにとって)地元のライブでこの曲を一発目に持って来るのがまたニクい(笑
正直めちゃくちゃ良かったですし自分の故郷や地元を想起してグッと来たりなんかもしてました
ゴーイングのメジャー初期の名曲といったらまず自分はこの曲が浮かんじゃいますね。
一曲目からクライマックスか!っていうくらいにキました。
続く「LONG WAY TO GO」は前日がクライマックスでの配置だったので序盤に来て新鮮だった
(ちなみに歌詞「ブルーハーツとウィーザー」って歌ってたのが「サニーデイとウィーザー」に変わってました)

そしてこの日も来ました「ランブル」・・・!
すっごく良かったですし前日以上にヴィヴィッドに決まっててまたもハッとする出来栄えだと思いました
特に 綺麗な水を探してる魚 あれはいつかの僕と君だよって歌詞はこの日随一に胸に来る歌詞でしたね
胸に来たどころか、ちょっと泣きそうになりましたし書きながら思い出しててもちょっと泣きそうになりますね
それくらいその歌詞自体と松本さんの心がこもった澄んでる歌声が本当に素敵に聴こえました
この曲は格別に名曲だと感じましたね。正直この日も聴けて幸せでした。

相変わらず心地良い、そして深く突き刺さる「もう夢は見ないことにした」
この曲は暗闇の中を彷徨っているような作中観の新曲でして今の自分の心境にピッタリ似合っていて余計に聴いててキてました
是非音源化して欲しいなあ・・・と願いつつ今も脳内で何度も絶賛リフレイン中の楽曲です
今後も聴きながら思い出して浸るんだろうな、と。


どっしりとしたバラード「屋根の上のSSW」は温かさを感じる仕上がり、
そこから疾走感溢れる「グラフティー」、そしてこの日も素晴らしかった「ショートバケイション」に続きます
この曲は中澤さんのロックスター感溢れる歌い回しも観てて最高なんですが途中で挟まれる石原さんの「〇〇(地名)、元気ですかー!?」ってのもいいですね(笑
この日も中澤さんバリバリに声出てて聴いてて気持ち良かったです
そして個人的に大好きな「STAND BY ME」は結果的に自分が参加した全公演で聴けて良かった
この曲の「“普通”を受け入れるって事」を描いた作中観と痛みを背負いながら進まんとする感情の吐露が大好きです。
本編最後は横浜と同じく「ハミングライフ」で心地良くグッドな雰囲気で〆、この日はこの日ならではの良さがあった事に感動
ロストもそうですが全部の日にちで異なる印象のライブを繰り広げてくれた事にいちリスナーとして感謝・・・です!ありがとうございました。

MCでは「まだロストに確認取ってないけど、武蔵野コ-リングを東京でもやりたい。」と松本さん
っていうか個人的には毎年ツアーやって欲しいくらいにこのツーマンは気に入りました(笑
その他は中澤さんが制服のボタンを後輩にあげる時に「じゃあ私も~」っていう後輩の友達の発言に傷付いたことや(笑
松本さんがそれに反応して「サインを書いてる時に後ろから「じゃあ私も~」って言う奴いるよね」等「ついでに」求められる事に関しての怒りを露わにされてました
まあトーク自体はめっちゃ笑いとってましたが 笑
路線に関するローカルトークも演者の地元公演ならではでとっても楽しかったんですが
一番面白かったのは中澤さんが、この日埼京線に乗ってる~という事をツイートしたら「桶川に帰るんですか?」と反応された事がショック、という話(笑
松本さんも「中澤と話してると止まらなくなる 笑」という風な事を語るくらいMCも全体的に盛り上がってたと思います


アンコールでは念願の“海北さんがゴーイングに加入するモード”が拝めてとても良かったです
以前好意を語るツイートを見かけたこともあり多分あの曲だろうな~と思ってたらやっぱり来ました「トワイライト」
海北さんの声質にもちゃんと合っていてまたしても貴重なものが観れて凄くテンションが上がりました
そして最後の最後は、
千葉ではこの曲から初めてゴーイングに生で触れた「RAW LIFE」!
賑やかで情熱滾る雰囲気に気分ポカポカになりながら早くも思い出深い曲になってくれて(個人的に)とても嬉しい。
日曜日のラストを飾るにもピッタリじゃないかな、と思える曲調で良い塩梅で締めてくれたと思います
素敵なツーマンをロストインタイム、ゴーイングアンダーグラウンド、参加していたお客さん、
そしてスタッフの皆さまともども含めて改めてありがとうございました!!
良い夜を過ごさせてもらえて、感謝です。














凄く個人的な話なんですが、
「ランブル」の前述のフレーズ 綺麗な水を探してる魚 あれはいつかの僕と君だよ を、
終わってから、帰ってから、そして今日もずっと頭の中で反芻してました
その度にちょっと泣きそうになってました
それくらい気持ち助けられて、元々好きな曲でしたがはっきりとこのツアーに参加した事によって「大好き」になれた感覚があります
それはロストでも「旅立ち前夜」でのメロ一部変えでまた楽曲を好きになれた事もそうですし、
やっぱりライブで新たに鮮明に感じれる事って“大きい”な。と
つくづく感じた次第であります。
またやって下さい。期待。



GOING UNDER GROUND×LOST IN TIME「武蔵野コ-リング」@F.A.D YOKOHAMA 15.4.4

2015-04-08 | LIVE






先週の土曜日、ゴーイングとロストの対バンを観に横浜に行って来ました。








先々週も参加したこの2バンドでのツーマンツアー・・・の続き、ですね
正直この組み合わせだけで既に「良い」のは分かってたので行ける場所は行きたいなと最初から思ってました
こういう関東近郊を細かく回ってくれるツアーっていいですよね、、、とか感じつつ
この日もこの日でお互いのセンスが絡み合う素敵な夜を堪能して来ました。
やっぱこの組み合わせ相当“気持ち良い”と思います。以下。













GOING UNDER GROUND
1.同じ月を見てた
2.STAND BY ME
3.ランブル
4.もう夢は見ないことにした(新曲)
5.モンスター
6.センチメント・エキスプレス
7.ショートバケイション
8.LONG WAY TO GO
9.ハミングライフ


千葉で観た時とは大幅にセットリストが変わってました
どうやらロストインタイムのライブを観て「もっと変えよう。」と思ったらしいです
正直ここまでセットリストが変わっていると「複数参加して良かった~」って単純に思えますよね
粋な計らいに感謝・・・しつつ、初っ端からロック色の強いドラマティックな「同じ月を見てた」でテンションが上がる
そして個人的に大好きな「STAND BY ME」をまたもや演奏、グッと胸が熱くなりながらここで名曲「ランブル」だったんですけど・・・
これが物凄く良かった。
音源でも大好きですが、生で聴くとよりダイレクトに感情が伝わって来て堪らなかったです
コーラスの決まり具合や“摩天楼の光”というフレーズのハマり具合にハッとするような感動がありました
正にゴーイングのセンチメンタルな部分が凝縮されたような一曲だなあ・・・と聴いててしみじみ、
「でも忘れなくちゃいけない」って後半のサビもまた琴線を揺さぶってくれて個人的にツボ過ぎた一曲でしたね
すごかった。


この間の千葉で聴いて既に大好きだった「もう夢は見ないことにした」は前の曲が魚をモチーフにした曲だったので
竜宮城やら深海の風景を彷彿とさせるこの曲を次に持って来るアイディア含めて凄く良かったと思います
この曲メロディもいいし歌詞も感情移入出来るし現時点でも相当好きですね
またライブに参加した際には是非聴きたい楽曲です
小気味良いアンサンブルもまた絶品。
そこから、そんなナイーブな感情を包み込むように更にディープに「モンスター」
個人的に大好きな曲だけどまさかこのタイミングで聴けるとは思わずちょっとテンション上がりましたね(笑
嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人 ってフレーズを生で聴けて嬉しかったし、そして切ない気持ちにもなりました。

そしてこれまた初期の名曲「センチメント・エキスプレス」!
勢いたっぷりの演奏に掻き鳴らされるギターの音色、寂しさを思いっ切りぶちまけたような作中観に陶酔しつつ
寂しいのは 君のせいだ の部分で超個人的に感情移入もしてしまいました
この曲も凄まじくツボでしたね。

中澤さんの素敵、かつ熱い声が響き渡る「ショートバケイション」、
やっぱ中澤さんボーカルの曲が入るとよりライブが楽しくなるなあ・・・と実感
ゴーイングは、ライブに関してはこの間お初だったばっかりですから余計にそう感じます
青春の匂いがする「LONG WAY TO GO」に爽やかな気分にさせられつつ最後は「ハミングライフ」!
どっしりとしたビートと歌がめっちゃ気持ち良くて心地いい感覚でライブを観終える事が出来ました
初期の名曲から最近のナンバーまで上手くいいとこ取り出来てた会心のセトリだったと思います
いっぱい琴線を揺さぶってくれてありがとうございました。

MCでは中澤さんの「やっぱライブは地元トークしてなんぼじゃん?」っていう発言と(確かにあると嬉しい)
その地元トークの結果食事した場所が“日高屋”っていう 笑(チェーン店じゃねーか!)オチが面白かったです。
帰りに駅近くの日高屋を観てそのMCを思い出したりしてましたねえ。



LOST IN TIME
1.366
2.30
3.はじまり
4.26
5.五月の桜
6.田舎の生活
7.線路の上
8.証し
9.希望
10.明け星

アンコール
11.約束(with 松本素生)

ダブルアンコール
12.列車



ロストも結構セットリスト変わってました
っていうか「田舎の生活」やるとは本当予想外で
今後聴けるタイミングあるのかな・・・ってくらいのレア曲だったのでビックリですよ
しかも、めちゃくちゃ感情こもってて良かった・・・! ゴーイングとのツーマンではピッタリな選曲だったんじゃないでしょうか
一曲目から勢いよく始まり、ゴーイングが新生活の季節に相応しい曲を~って事で「ハミングライフ」演ったのに対抗して「はじまり」を奏でたり
そういう相手を意識したセットリストの組み方も秀逸で観たかった化学反応が確かにあったなあ。としみじみ思えるような内容でしたね お世辞じゃなくね。
ライブ用にアレンジされた三井さんの激しいタッピングから始まっていくイントロがめっちゃ気持ち良かった「26」はシンガロングしたくなる盛り上がりっぷり
久々の「五月の桜」もまた海北さんらしい誠実さが滲んでて素敵な一曲でした。


疾走感溢れる「線路の上」、
感情ほとばしる「証し」などアッパーな曲が続き
その後の「希望」に至ってはこの日随一の盛り上がりを(自分の中で)見せ
いつも以上にロックンロール・モード全開で改めてこの曲は名曲だな~と感じる事が出来ました
終始がむしゃらな海北さんのボーカルもとっても良かったと思う
そして本編最後は大好きな「明け星」、
この日もやっぱりペーソス漂う歌詞に感情移入必至
そんな中で歌われる それでも今を笑おう というフレーズにグッと来ながらこの日もまた素敵だったツーマン本編は幕を下ろしました
ムーディな雰囲気もまた夜の雰囲気に似合っていてとても心地良い一曲でした。ありがとうございました。

MCではまたもゴーイングとのMCの方向性の違いに言及(笑
そんなに気にしなくても、個人的にはロストはロストで“ほぼ一人語り”っていうのはオリジナリティあって良いと思います
源ちゃんや三井さんから(そういう絡みみたいなのは)「なくて大丈夫。」とはっきり断言されてたのが面白かったですね。
そういうリアクションも含めて新鮮なMCだったのもこのツアーならではの化学反応、でしたね。


アンコールでは再びのコラボでゴーイング松本さんを含めて4人で「約束」、
「旅立ち前夜」もすごく良かったんですがこの曲の方がより松本さんの声には似合ってる感じで最高でしたし
この曲もまたユニゾンで歌われると破壊力増すなあ、と(笑 こういうコラボはこれからもじゃんじゃん期待したいです!
ダブルアンコでは迫力満点の「列車」、ペーソスも悔しさも滲む出来栄えで逆にパワーをもらえた感じ。
アンコール含めて素敵なツーマンでした。生まれ故郷の横浜でこんなライブが観れて幸せでした。













やっぱり、こうやって書いていても感じますが
ゴーイングとロストって相性良いですし作中観的にも通じてる部分があるので
それもあって余計に感動出来る夜に仕上がっていたなあ・・・とつくづく思いましたね
コラボの時の松本さんの格好がBボーイみたいなカジュアルさだったのもまた印象的でした。
グッと来るような瞬間の連続に、拍手&感謝。



その無防備な背徳の匂いに―  きい「罪と・・・」感想

2015-04-06 | 快楽天(きい)
                               





2カ月ぶりのきい作品レビューでございます
正直もう大好きも大好きなんで1ページ目見た瞬間から既にハイテンションでしたね(笑
しかも今回はスレンダー多めのきい作品に於いては貴重とも言えるちょいグラマーキャラですよ
自分はきいさんの描く“胸の柔らかさ”に関してもツボだったりするのでこれは結構嬉しかったですね
またリアルな身体付き、そしてリアルな毛の生え方が冒頭から冴えてます!
これによって作中観によりのめり込める感触があるのも好きですね。


きい作品はおおざっぱに分けて「初々しくて甘酸っぱい思春期もの」と「苦々しくてドキドキする背徳もの」の二種類に分けられると思います(今の所)
今回はそのおおざっぱな分類だと後者になるんですけど、まあ恋人の妹に惹かれてしまって・・・というパターンですね
その徐々に徐々に彼女の妹であるなっちゃんに惹かれていく過程だったり、ハッとする瞬間の写実性なんかが見所な作品に仕上がってます

冒頭のラッキースケベは、まあ眼福っちゃあ眼福ですし、実際笑顔が止まらない仕上がりなんですが(笑
ただ、それがきっかけとなってなっちゃんを過剰に意識してしまう「引き金」のような役割を果たしてたりもする
ダブルミーニング的なシーンに(結果的に)なってるのがまず秀逸だなあ、と思いました
そりゃあまだ十代であんなドスケベボディ見せられたら意識しちゃうわなあ・・・笑

でも、ただ単に裸見たから/裸見られたからって訳でもなく
それ以上にお互いがお互いの性格に惹かれていた、、、っていうのが尚更良かったですね
勿論冒頭の裸目撃のシーンがあったからこその背徳ですけど、それだけが目的でもないっていうのがイイです
なっちゃんは素直に励まして心配してくれる勇に救われて、一方でそんな勇自身もなっちゃんに生まれつつある愛情をどんどん誤魔化せなくなっていった
二人の情事をこっそり起きて聴いているなっちゃんや目撃した裸を何度も頭の中で反芻させている勇など演出面でも優れていたかと
思わず恋人みたいな雰囲気になってしまった二人、もう既にお互い火種こそ着火済みですから後は―


そりゃあなっちゃんもあそこまで応援してくれてたら好きになっちゃうだろうし
勇も健気で頑張ってるなっちゃんに感情移入してしまうのも仕方ない
何かを期待してるのが如実に伝わって来る雰囲気で真夜中に部屋の前で佇んでいるなっちゃんとか
いつまで経ってもなっちゃんへの欲情が収まらない勇とか、
そのあまりの生々しさに驚きです
女性の、自分からは望まない代わりに無防備に誘いを待つしたたかさがこれ以上ない形で表現されてて凄いな、と。

その後の行為の描写が興奮&ドキドキなのは勿論
どんどん背徳と官能に溺れて行く二人の肉欲描写がとっても冴えてて実に最高でした
嘘付いて会社を休んでまで、溺れる時間を作ってどつぼにハマっていく二人
その必死さや良い意味での滑稽さが官能要素にちゃんと加担していてとても良かったと思います
姉の知らぬ間に深い愛を築いている二人、その想いは止まらず・・・って事でまだまだ関係は続いて行きそうです
それを敢えて最後まで描かない、どうとでも解釈出来るエンディングもまた秀逸で引き込まれてしまいました
ラストカットは、離れたとも思えるし逆に求めているとも思えるので。
見事に生々しい“不倫”を描き切った傑作でしたね。

倫理的にはダメなんだけれど、そんな二人の気持ちや変遷に嘘は一切感じられない。そんなリアルな心情に触れられたのが良かったです。











今年じゅうには初単行本も拝めるでしょうか?
ほぼ2カ月に一回のペースで掲載されてますからね
純愛も背徳もフルパワーで描いてくれるきいさんの作品が本当に大好き。
また単独感想を書いてない過去作品に関してもコツコツUPしていくつもりです。
にしても冒頭のなっちゃんの裸はえがった~(超笑顔)。不安げな表情がまた、ね・・・笑




快楽天 2015年5月号 感想

2015-04-06 | 快楽天






ちょっと感想が遅れました。いきなり本誌の話題から逸れますが、
先日の日曜日に東京は神田で開かれてた20周年記念の展覧に行きましたよ
そこで快楽天クロニクルなる小冊子を購入したんですが色々中身が濃くて正直面白かったですね(笑
20周年・・・と言っても創刊当初は勿論ガキんちょでしたから読んでた訳がないのです。だから参考になりました。
表紙は西安さん、ちょっと清純っぽい子の大胆な姿がステキです。









清純ビッチクラブ/すがいし

見た目だけなら本当に清楚に見えるのになあ・・・(笑
でも逆にこういう娘が本能に逆らわない姿を見せてると燃える部分はありますよね
おとなしそうな顔してむっちりした尻に竿に夢中になる姿とギャップ的に堪らなかったです
ビッチ娘3人と4Pっていう攻めてるシチュもさることながら、昼夜問わずに行為に明け暮れてる淫らでだらしない感じが素晴らしかったですね
こういう爛れた性生活~っていう快楽に人間性を失ってる感じがすっごくツボなんですよね
ピザ屋の兄ちゃんも思い出して使ったでしょうね(笑)。

フィニッシュのシーンの3人一緒にアクメを迎えてるカットも好きですが
何気にそんな絶頂を迎えた後に真夜中にむくりと起きてまた行為に励んでるカットに興奮いたしました
真夜中に汗だくで・・・ていうのがまたイイですよね。まあ羨ましい生活ですよ。ええ。



FALLING☆STAR/mogg

しかしまあ元々の衣装が凄いですね・・・(笑
そりゃあ、そういう目で見られても仕方ないよなあ、って思いつつ
なんかもう所謂「ああいう方々」のテンションっていうのは傍目から見てると怖いものがありますよね
あさみんは確かに美少女かつ天使なのは間違いないんですけど、後ろからとろけ眼で撮影してる奴らが色々とヤバい(笑
まあこの辺の(両者の)「意識」に対する問題は複雑かつ語ると長くなりそうなので省略しますけど。

その後は問題発言を撮られて、ゆすられて、堕ちて行く・・・という王道の流れ
いいなりセックス、スパンキング、バイブ付けてステージとかなり刺激的な内容でしたが
艶っぽいあさみんのボディだったり適度にみすぼらしいファンのルックスが余計に興奮を煽ってくれた感触があって良かったです
こういうのは男側のルックスが冴えてなければ冴えてないほどイイですよね 以前の「ガールズ・トーク」なんかもそうでしたけど。
勢いよく挿入した瞬間の「フンッ」っていう雄らしい掛け声や憧れのあさみんとやれて涙するおっさんの描写など
ただのゆすりものではなく良い意味で“滑稽な雄らしさ”を表現されてる所がいちmoggファンとしてツボな部分だったりします
男根を舐めながら自身のものをいじくるあさみんの官能的な姿とか堪らなかったですね
強烈なピストン、快楽にハマっていく顛末、そしてラストのあさみんの横乳(これ重要)等非常に完成度の高い新作で満足でした
特にああいう、おっさんの欲望にまみれた涙はこの方にしか描けないでしょうね(笑



酔蜉蝣/ニイマルユウ

こりゃいいわ・・・(溜息)
前作を読んでても感じたのですがデビュー作と比べると随分官能描写に磨きが掛ってますね
それに加えてお話も前作とはまた違った意味でダークさが前面に出ていて素晴らしい
勿論デビュー作はあれはあれで完成度高かったと思いますけどね全然。
より磨き上げられて来ている感じでイイです。

この作品は凄くお尻が良い味出してますよね
ぷりっぷりのデカケツ描写がたっぷり味わえるのでお尻スキーとしては堪らない作品です(笑
強制フェラ、大人っぽい黒い下着等に始まり突かれて感じてる描写、果てはスパンキングと個人的には相当お世話になれる(なってる)作品です
その上俺が大好きな汗まみれのカットまで散見される出来栄えで“汗まみれで裸で抱き合ってる姿フェチ”として大満足です 笑
お尻の描写が最高でお世話になれるクオリティですけどさり気におっぱいもボリューミーでいいですね
最初が高圧的だったからこそ叩かれて感じちゃってる良い意味での「情けなさ」が可愛く映るんでしょうね。
今月号でもかなりお気に入りの作品です。次回作も楽しみ。



バカップル+1/小川ひだり

読者アンケートの「登場して欲しい作家」欄に度々書いてた小川ひだりさんが待望の再登場
その期待以上に可愛くてニヤニヤ出来て、尚且つ背徳性にも富んでいる良好な作品に仕上がっていました

以前からこの方の絵柄って昔の、具体的に書くと90年代の少女漫画みたいな絵柄だな・・・って感じてて
良い塩梅でそのテンションと成年漫画のテンションを融合させている感触が素敵だなあと思います
髪の毛の細やかさ、バリッバリの艶っぽさなどは女流作家にしか描けない領域でしょうし
本当少女漫画ライクな冒頭のギャグの応酬などめちゃくちゃ個人的にツボでした
何よりみなみ先輩が生真面目だけど敏感ですっごく可愛いです(笑
マシュマロみたいなおっぱいに、
友達が隣で寝てる横でその彼氏とやっちゃうっていう背徳感も手伝って正直書くとこの号で一番最初にお世話になったのがこの作品でした
最後の半裸状態で寝てたアレは多分彼氏が早起きして揉んだり吸ったりしてたんだろうなあ・・・と思うと余計にグッと来ますよね(笑
めちゃめちゃ眼福な作品をありがとうございました。余談ですが冒頭のセーター巨乳のカットもまたイイですね(笑顔)。



戦えゼニゲバ部/櫻井エネルギー

逆に部長が触られちゃうオチ、すっごく良いと思います(笑
それまで冷徹でふてぶてしい態度が多く描かれてただけに余計にギャップでキますねえ。
実は敏感かな?涙まで流しちゃって可愛いなあ。



ILLUSTRATION SPECIAL(ぴかお・起死快晴・暫時)

カラーイラスト3連発。
ぴかおさんのは先月の作品の女の子たちですがちょっと扇情的に紅潮しながら(裸で)笑ってるカットだったり
ぷりっぷりのおしり描写、おっぱいの擦り合わせなど超ハイクオリティで素晴らしいですね
最近お気に入りの起死快晴さんのは快楽天初登場の時の作品、
こちらも素晴らしくエロティックでだらしなマ〇コに刺さってるバイブがとってもよいです 相変わらず太モモが柔らかそう・・・
暫時さんのはヤンデレですね、はい(でも可愛い)。



My little flower/Hamao

カンナちゃん可愛すぎるなあ
まだ幼いのに自分を官能的に見せようとしたり
ご奉仕を(背伸びして)頑張っちゃったりするところがいいね
最後の放尿しながら恥ずかしげにダブルピースしてるカットなんかもう最高ですよね(笑顔)
オチでは小悪魔的な部分も垣間見せたり、イジられつつもイジったりもする関係性が素敵だなあ、と。
でもあんな笑顔見せられたらもうイチコロですよね。



トラブルトレイン/アシオミマサト

逆に男が痴漢される、ってアイディアは新しいですね
っていうか面白いのでこのアイディアもっと使われて欲しいです(笑
得体の知れないまさぐりにモーホーを想像して不安がる男子・・・うん、アリですね(何
実際問題その手の人にやられてたら男子としては不安しか生まれまい。叫んでも信じてもらえないだろうしね。
まあ今回はちょっと(?)エッチな女の子だった訳ですけどね。
真剣に困ってる諸星さんのリアクションが面白かった。

しかも、最後には冤罪誘発女を成敗して終わるっていう後味の良いオチもプラスポイントですね
自身が同じような目に遭いそうな人の証人になって悪党を裁く・・・という
電車ものは電車ものでもちょいちょい新しさもあるのが良かった
そして確かに諸星さんは「される方が似合ってる」(笑)。
ヒロインの巨乳っぷりも◎。



人心掌握エスパーマリサ/みちきんぐ

豚って、そういう意味の豚かい!(笑
あまりにもストレートすぎる反応に笑いつつもこれもまたかなりお世話になってしまいました
まず仲森ちゃんのキャラがすっごくいいですよね 
天真爛漫で尚且つアホの子・・・と思わせつつそのベタさを逆手にとって実は本当にマインドコントロールを成功させちゃったりする意外性が良い
この手のキャラって普通はバカにされたままで終わるのが常套ですけど、そう思わせてやり手だったりする構成が秀逸ですね
その上カラダはすっかり成熟済みのわがままボディなくせに官能的な単語の語彙には乏しい幼さとのギャップも最高です
無防備なくせにエッチな事に対しては苦手で困惑しちゃうところなんかも好きだし
典型的な後輩キャラっぽい語尾も良い味出してると思います

そして行為の描写もすこぶるいい
見事なパイズリ、相変わらずのデカ尻描写や影の付け方が最高なのは書くまでもないとして(書くけど)
一見つっけんどんな先輩の本音が丸出しになった事により、益々ヒートアップしていく行為の盛り上がりが素晴らしいですね
ちょっと素直になれない先輩とちょっとウブ過ぎる後輩のコラボレーションがこれほど上手くハマるとは・・・
豚になって先輩の素直な気持ちがダダ漏れになった事により仲森への欲情が加速、
それを受けて困惑しつつも感じちゃってる仲森ちゃんが可愛かった
普段はそんなに優しくない先輩の自身への熱い(性欲含む)想いを直に届けられちゃったらそりゃ興奮もしちゃうよねえ
自分自身正直お世話になってますが・・・友達の好きな人と交わる、という背徳性もまたそれを手伝ってくれてたかと。
最後、“子供”から“女”になってしまった仲森ちゃんの描写もまたツボ過ぎました。この方は毎回良い作品仕上げて来ますね!



てんねん/ハードボイルドよし子

これめっちゃ好きです
健気な紅葉ちゃんの性格がまず良いですし
チビなのにグラマラス、ムッチリしてるっていうのがそれに輪を掛けて最高にしちゃってます(笑顔)
チャック閉めようとしたら間違って男根を出してしまい、それを隠す為に身体を当てたら間違ってパイズリになってしまった・・・という
あまりにも有り得なさすぎる展開もすっごくコミカルで面白かったですね(笑
また紅葉ちゃんのコロコロ変わる表情がめちゃくちゃ可愛くて繊細で魅せられてしまいました
紅潮した顔のめちゃカワっぷりとかこの方もデビュー作と比べると磨かれて来てますね(勿論あの作品も大好きですが)

ヤケクソになった時のエロティックさも良かったですが
その後先輩が落ち着かせてくれてラブラブになった時の流れはもっと良かったです
それはご多分に冒頭で先輩に懸ける想いをしっかりと描いてたからなんでしょうね
泣きながら嬉しそうに求める紅葉ちゃんの姿は愛情そのものでした
あと帽子などの小物も良い働きしてたかと。
最終的にはちゃんと恋人同士になれて良かったね!













目次ページ、
魚デニムさんのだけカットが堂々と過去作のものになってますね(笑
きいさんのは単独でUPしてるのでそちらも是非よろしくです。



ヤングジャンプ 2015年18号 感想(ボクガール58話ほか)

2015-04-02 | ヤングジャンプ感想







何気なく見た419ページのアシスタント募集で“新連載「プリマックス」の蒼木雅彦先生”ってありますね
そろそろ春の新連載攻勢でしょうか。さり気にサァカスがなくてちょっと寂しい。










☆ボクガール #58 ボクの水着選び

早速藤原さんが名前で呼んでくれてる・・・!
こういう感じいいねえ、と思いつつ最終的にはやっぱまだ心は猛か(笑
ただ急に心変わりするのもアレなんでこのくらいのじわじわペースはじわじわペースで悪くないです
相変わらず藤原さん女の子らしさ満点でめちゃカワだなあ、、、と。
その反応を受ける瑞樹は瑞樹で可愛かったですけどね。

さて、海、イコール水着回ですか。
これまた瑞樹がめちゃめちゃ女の子らしくなる要素満点なので前哨的な内容でしたがすっごく来週が楽しみになりました
猛も今まで以上に意識しちゃっててラブコメとして真っ当に盛り上がってて素敵だと思います
にしても猛は見た目マッチョでかなりイケてるのに嫌味らしさがない本当に良いキャラだな~、と
格好良いけど、無骨な男らしさがある~って塩梅はイイね、って不意に感じました
海で水着の彼(彼女)を見たらどうなっちゃうのか・・・に期待です(笑


命ちゃんの天真爛漫過ぎる振舞いも可愛くていいんですが
好きな水着を選べ、と問われて紅潮する瑞樹も可愛いですね~(笑顔)
ま~だ「男の子なんだよ!」とか必死に弁解しちゃってるところがとってもツボです
こういう描写を未だ挟んでるからこそギャップも生き続けてるんでしょうね
それにしても命ちゃんが選んだ水着は際どすぎて余裕でNGですね・・・笑

個人的に藤原さんと瑞樹のやりとりは多ければ多い程ニヤニヤしちゃいますねえ
とってもピュアな笑顔で嬉しそうに瑞樹に選んだ(自分用の)水着を見せてくれる藤原さん
以前よりも仲が近づいてるのを感じさせるのと同時に藤原さんのピカピカのスマイルがとても素敵でした
藤原さんは可愛い服や格好が似合う瑞樹もそれはそれでいいんじゃないか。みたいなセリフを告げてましたけど
まあ瑞樹自身が「男らしくしなきゃ」という“常識”に縛られてる部分はあると思います
それが本当の自分の意志ならともかく、
個人的にすっげえ下らない自意識だと思う“周りからどう見られてるか(見られるか)”なんて理由で破棄してるのだとしたら
凄く「もったいない」と思いますし、ある程度は自分に素直に生きてもいいんじゃないかと。勇気は必要ですけどね。
別に極端に女の子化せずとも例えば女の子っぽい食べもの、ぬいぐるみ、小物とかなんかは
誰にどう言われようが思われようが瑞樹が素直に触れられるようになればいいな、とは。
しかし紅潮しながら藤原さんが選んだ水着を「似合うと思う」と褒める瑞樹は天使!

後半・・・スク水瑞樹にはヤられました(降伏)。
なんでわざわざそれ!?逆に猛が喜ぶだろ!(違
・・・とかなんとか思いつつ、ここでも安定の紅潮フェイスとセットでとっても眼福でした(笑顔)
結局恥ずかしさに負けて布地の少ないビキニを選びましたけど、これはこれで可愛らしくて素敵だからまあいいか
ちょっと涙目の瑞樹も可愛かったですが、客観的に考えたらちょっと変態に見られても仕方ないですよね 
昔の同級生云々がフラグの可能性があると思いますけど
その時は股間を見せれば(ry
・・・や。なんでもないです。海回への前哨戦でしたが瑞樹も藤原さんもめちゃカワな上にラブコメとしても少し進展が垣間見られて良好な話数でした

藤原さん、言葉のあやでさり気なく彼氏否定の気を漂わせてましたが
こういう回りくどい言い方をするって事はちょっと瑞樹に対する気もあるのかなあ
そういう駆け引き的な?部分もまた面白かったですね
少なくとも以前よりは瑞樹との関係に対する意識は高まったっぽい。
藤原さんスキ-としても良いカット、女の子らしさ満載で良かった回でした。
来週も楽しみです。ラストの驚いた表情もイイ(笑 大好きです!












◆妖怪少女-モンスガ-

う~ん、問答無用で妖怪を仕留めようとする一派です・・・ね。
主人公がちょっと報われたのは良かったんですがその直後に不穏な展開が来ました
どういう着地点に持って行くのか、に期待。あとポッコリ下腹付近のくだりが面白かった(笑
そしてラストに危機を匂わせつつさり気なくサービスカット。職人ですねえ(しみじみ)。



◆ゴールデンカムイ

不謹慎ですが困り顔のアシリパさん可愛い・・・笑
何度も書いてる気がしますが年齢と背丈の割には凛とした顔立ちなのが実にいいですねえ
ただ、非力っちゃあ非力だけに力勝負になると抵抗は出来ないですよね
ピンチのアシリパさんもいいけど、また格好良く敵をさばくアシリパさんも見たいです
そしてレタラに家族がいた事に喜ぶアシリパさんはとっても天使でした

自分の願いを叶える、という事は
裏を返せば他者のチャンスを奪う、という事でもある
奪ったからには真っ直ぐに、それを背中にしょって歩かなければならない
そういう事を感じさせてくれるオチもまた良かったです。



◆しらたまくん

そりゃ紅潮しながら「裸の付き合い」云々言ってちゃモーホーを疑われるわなあ・・・
正直ちょっとそういう人に見えましたもん 笑
猫の可愛さ描写もたっぷり描かれててクスクスもニヤニヤも出来た良い回でした。



◆極黒のブリュンヒルデ

なんでしょうねえ、岡本倫さんのカズミに対する想いが伝わって来るようでした
素人の勝手な想像ですけど、多分カズミに相当感情移入しながら描いてそう
確かに抱きしめたくなる、キスしたくなるよなあ・・・
本当良い子ですね彼女。
すっごく素敵な恋物語を見せてもらった・・・と、思いきや最後にまたややこしさ加速のオチが(笑
ま~た色々面白くなりそうな気配がしますが、カズミは危機意識、村上は気恥ずかしさ(嬉しさ)が出てる対照的なリアクションがなんとも 笑

朝チュン云々の小ネタも楽しかった。カズミは優遇されてるのか冷遇されてるのかよく分からないキャラですねえ。



◆BUNGO-ブンゴ-

いよいよ試合!!
本作は割と結構リアルに中学生の野球事情を描いているんで
試合に関しても(この試合でなくとも)戦術面の描写を楽しみにしたいところです
袴田くんも徐々にキャラ立って来たし他のキャラの掘り下げも期待出来そう
文吾の投球がどれだけ通じるのか・・・楽しみです。



◆リクドウ

どういう流れになるんだろう、って思ってましたが
リクらしく執念で相手をじわじわ追い詰めて行く泥臭いボクシングにシフトしていきそうです
とても主人公とは思えない兵動との対比っぷりになんだか堪らない気持ちになりましたが
それが、それこそが本当に「リクらしい戦いだなあ」って思えるのも皮肉ですよね。
片や人殺しの経歴を持つ施設の子、
片やエリートの家庭に生まれた富にも才能にも恵まれた子・・・
でも逆に兵動はだからこそリクみたいな衝動に惹かれてるのかもしれない。



◆もぐささん

センターカラー。
ちょっと大人っぽい(?)百草さんにドキドキしつつ
内容は完全に男の夢である「パフェ丼」に着手したものでした
そりゃ女子は量やカロリーを気にしますけど、男子、特に学生だとお構いなしですもんね(笑
正直ちょっと食べてみたい・・・と思いつつそもそも一通り試食済みにも関わらずパフェ丼をバクバク食ってる百草さんすげえな、と。
オチ的には最初の目標からは逸脱してたけど 笑

しかし美味しそうに食べてる百草さんの連発カット、とっても可憐で素敵だ。
でもお腹下しそう・・・(笑











モンスガが今週発売のSQに出張だそうなのでファンの方は是非チェックしましょう♪







2015年春のアニメ新番組チェック!

2015-04-01 | アニメ(情報・グッズ)








気が付いたら4月でした。
今年は明確な目標を持って毎日過ごしているのですが
早くも「あれ?そんなに捗ってないぞ?」という状態に陥っていて・・・
新年度と言うこともあり自分を戒め自分を見つめ直すにはピッタリな季節ですよね。

精神の歪みをちょっとでもいいから元に戻す為に色々その手の本などを読んでたりしたんですが
これがまた難題でして「もう元に戻らないんじゃね?」とか時々考えたりもします
ただ、様々な意味で今の自分が目指すのは「健康体」であり
ブログに関しても出来るだけ「健康体」で送れるようにこれからも頑張って精進していきたいです。という訳で恒例のアニメチェックです。










4/2(木) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 1:46~ TBS
      レーカン! 2:16~ TBS

4/3(金) 魔法少女リリカルなのはVivid 10:30~ 東京MX
      ニセコイ: 11:30~ 東京MX
      ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1:05~ 東京MX
      長門有希ちゃんの消失 1:40~ 東京MX
      食戟のソーマ 2:25~ TBS

4/4(土) 電波教師 5:30~ 日本テレビ
      ガンスリンガーストラトス 11:30~ 東京MX
      Fate/stay night UBW 12:00~ 東京MX
      プラスティックメモリーズ 12:30~ 東京MX

4/5(日) アルスラーン戦記 5:00~ TBS
      SHOW BY ROCK!! 10:00~ 東京MX
      攻殻機動隊AAA 10:30~ 東京MX
      血界戦線 12:00~ 東京MX

4/6(月) 美少女戦士セーラームーンCrystal 11:00~ 東京MX
      ハロー!!きんいろモザイク 12:00~ 東京MX

4/7(火) 響け♪ユーフォニアム 12:30~ 東京MX

4/8(水) ミカグラ学園組曲 12:30~ 東京MX
      俺物語!! 1:29~ 日本テレビ

4/9(木) えとたま 11:00~ 東京MX
      放課後のプレアデス 12:00~ 東京MX
      パンチライン 12:55~ フジテレビ

4/12(日) 山田くんと7人の魔女 1:30~ 東京MX
      グリザイアの迷宮(1時間SP) 2:35~ 東京MX

4/19(日) グリザイアの楽園 12:30~ 東京MX








・・・うん、多いですね(笑
前々期、前期と随分久しぶりに1クール2クール通してアニメの感想を書き切る事が出来ました
出来ればその流れにのっていきたい気持ちもありますが、まあ他ジャンルの記事とのバランス等も考えながら
何らかの形で触れて行きたいですし、もっと素直にもっと純粋に様々な作品を観てただただ単純に楽しんでいたいという、そういう気持ちですね今は。

まあ、月に更新が4本程度まで落ち込んでいた去年の魔の8月よりは復調出来ている・・・と思いたいですね(笑
自分は割と多ジャンルをそこそこのペースで吐き出したい性格なので旧ブログのあの時期はなんだかずっとモヤモヤしていました。


にしても前期は「お前SHIROBAKOしか観てねえのか!」ってくらい「SHIROBAKO」尽くしでしたね
いや、本当は結構観てたんですけど結果として「SHIROBAKO一点集中」みたいな感じになっちゃってました
それくらい感想を書くのが、考えるのが楽しかった・・・って事ではあるんですが
今期はもっと色々な作品に積極的に書いていければいいですね
雑感とかツイッターとかで。

2クールのアニメの感想を最後まで楽しんで書けた事で、
また「SHIROBAKO」という作品ホントに大好きでまだ充足感が残ってるだけに
中々「はい次!」ってモードに向かえてはいませんが、ボチボチ新作にも注目しながらアニメライフを満喫していければいいですね。


相変わらず続編が多いんですが、そのどれもが知名度の高い作品ばかりです
そこに全く新しいオリジナルアニメ勢がどれだけ食い込めるか・・・に期待ですね
ちなみに「食い込めるか」とは売り上げ的な意味合いではないです。

気になるのは某電波と某輪廻の時間が重なっていること
「あれ?これどっちもサ〇デーのアニメじゃあ・・・」って思ったのは自分だけではないでしょう
正直有り得ない、、、と思いましたね(笑 色々と大丈夫なんでしょうか。

音楽ものも引き続き多く、最早アニメとは切っても切れない関係性になって来た感もあります
まあ音楽ものに関してはアニメのが伝わりやすいですしね、、、。
ラインナップ的には大作も多いので飽きずに楽しめるでしょう
なんにせよ“自分なりの楽しみ方”で、
“自分なりの視点”で、
まっさらな観点から能動的に面白がっていければ、と思ってます
前々期前期で取り上げていたアニメもただただ何の情報も入れずまっさらな気持ちで観た結果気に入りましたから。
そんな自分の感性を出来るだけ大切にしていきたいものです。ではでは今期もよろしくお願いします。












あと個人的にWUGと苺ましまろの再放送も楽しみ(笑)。