サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

生きてれば。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十八話(最終話)「未来」

2022-02-17 | 山田シロ彦









まあ、正直な話・・・
自分もこの先の人生生きてても本懐が叶わぬまま悔しい気持ちを抱えて死んで行くんだろうな。とか、
そういう風に想うと生きてる意味を見失って自死がチラつく事だってあります
まず、
自分は良い人じゃないですし(本当に良い人だったらもっと器用にやれてる)、
良い人を演じてる事自体苦しいと思っちゃうし、だから良い人になれる予感も全くない
もっと言えば自分に長所があるとは思えないし、嘆くだけじゃなくて、
たった一つでも良いから長所を見つけようと頑張ってても現状「何も無い」が続いている
それ、
意味あるの?と問われれば何も返す言葉は無いんですけど。

ただ、
「こういう事」なんですよね
自死を選べば取り敢えずその場の苦しみや葛藤からは逃れられる
でも、
人生なんて、
どう転ぶか分かんないから。
これは、
ハルが「生きるはずだった未来」のエピソードであり、
ハルが命を粗末にしてしまった事に対する罰・・・なんだと思う。
今は苦しいかもしんないけど、
歯を食いしばって懸命に生きてれば、
最終回のような未来も有り得たという提示、、、及び、
幻想の中だけでもハルの夢を叶えてあげたい~というシロ彦さんの優しさな気もしました。







結構、
具体的なラストじゃなく、
良い意味で曖昧な読み手の想像に任せる類のエピローグだったんですけど、
自死してしまったハルの本当の夢
或いは別の世界線、
及び、
勝之とハルの知らないトコで想いが結実していた・・・という一種の証明のようにも感じました
現実的に言えばハッピーエンドっていうよりもまた別のニュアンスの終わり方でしたが、
不思議とこれはこれである種の幸福だったのかな、、、なんて感じましたね
何が本当か、
何が幸福か、
そんなんに定義なんて無いですけど、
ただストレートなバッドエンドとは到底言い難い、
水面下の想いの結実を描けていた尊い話数に仕上がっていたと思います・・・!!

・・・・・同時に、
もう一つ思ったのは、
人生なんていつどのタイミングでどこに転がるかなんて全く分からない
もしハルが自死していなければ、「こういう未来があった」というメッセージだと仮定するなら、
読者も自分も未来を信じて生き抜いて行こうよ。という意図も感じたりもしました
少なくとも、
もうダメだ。と思って生きるのと、
何かを信じて懸命に生きるのとではモチベーションが全然違うので。
古崎さんの「今」の描写を含めてハルの母親がまだ漫画を続けてる~という描写を含めて、
先週に引き続きキャラの❝未来❞と❝夢❞を描いてみせた素晴らしいエピローグだったように思います。
山田シロ彦先生及びヤングジャンプの編集の方々大好きな漫画を一年2ヶ月の間ありがとうございました!!










色々書いたけど、
要約するとハルは可哀想な最期だったけど、
同時に最後の最後でようやっと幸福を掴み取れてたのかもしれない。っていう、
そういうエピソードにも感じられました。個人的には、
音無さんのマジのその後も見てみたかったけど笑
それもまた、
敢えて描かない~という配慮なのかもしれませんね
正直、深読みなんてし放題ですから笑
それでも、今まで散々苦労して来た分、「みんな」には幸福になって欲しいな―――――。
最後に一読者として願うのはそんなシンプルな願い「だけ」でした。
感想を読んでくれた皆様にも感謝の意を伝えたいと思います。
ありがとうございました(またシロ彦さんの次回作にも期待してます・・・!)。
単行本も最後まで買うぜよ。紙の本で。



【デジタルシングルレビュー】さよならクレール/中村佳穂

2022-02-16 | デジタルシングル









これが終わりの始まり







2022年の初っ端から終わりの始まり~とか歌えるのスゴいですよね・・・笑
この曲は、
3月に出るアルバムの先行配信みたいなんですが、
初めて聴いた時はこのレベルの楽曲が配信で済まされちゃうのか~とか純粋に思いました
それぐらい良い曲・・・
否、
良い曲ですけど決して明るい曲ではないかな(笑
アレンジも独特でこういうのドラムンベースって言うのかな?
地を這うような重渋いビートとポップな疾走感を併せ持っているキラーチューンで、
中村佳穂さんのハイトーンボイスと合わさって何度も聴きたくなる類の名曲に仕上がってます。


この曲を聴いてると、
ぶっちゃけ美しい孤独感に浸れるというか、
タイトルのクレールっていうのは直訳で「光」という意味合いなんですけど・・・
たった一人になって、
世界から切り離されてどんどんアウェイになっていく感覚、、、をこの曲からは覚えます
退廃的を越えて、
破滅的なムードすら感じる。
曲としては流麗なアレンジで聴きやすい曲ではあるんですが、
下手にギラついた曲調ではない分、スッと心の失望感にタッチしてくれるような「理解」のある曲と思います。


でも正直、
この「何もかもが終わっていく感覚」
「世界から切り離されていく感覚」を曲で味わえるのって意外と現代では貴重な気もする
聴いててアレンジとかは全然違うけどPlastic Treeの「スライド.」を彷彿とさせる世界観でもあって、
そういった意味合いでは最近出たばっかの新曲ですけど馴染むのは物凄く早かったですね
 その上、
もう全部何もかもを諦めてる訳でもなくて、
「光ってるっていうのにっ・・・!」っていうフレーズで終わるのも大好きなんですよね
ただ達観して絶望的になってる訳じゃなくて、そこには悔しい想いも込められてる、
伝わらなくて届けられなくてそのやり切れなさに悶えてる感覚もある
そこも・・・
この曲特有の良さというか、
失望に満ちたフレーズの数々にちょっぴり滾るものが沁み込んでるのがすっごく人間臭くてイイな、とか思う
サビで何度も繰り返される交わらないまま必死で燃やし続けた想いの吐露が聴いてて刹那い楽曲、
音楽的にも転調がたっぷり効いた面白味に満ちたものに仕上がってるので、
これを機会に是非中村佳穂さんの世界観に触れてみて欲しいです
 この曲は、
フィジカルでも聴きたいくらい大好きなので、きっと3月のアルバム買っちゃうんだろうなあ(笑
何ならレコードで聴きたいくらい、ですもん。オルタナティヴど真ん中の名曲です。



【デジタルシングルレビュー】Anarchy/official髭男dism

2022-02-15 | デジタルシングル









「あの頃に戻りたいな」
それ以外に何かないのか?








去年ぐらいから・・・
いや、
敏感な音楽ファンの間ではもっと前からなのかな
俗に言う新譜と称されるものがフィジカル(CDやレコードなど形あるもの)でリリースされなくなってきた
しかも、誰もに名前が知れてるような有名なミュージシャンでもまずは配信から~という
そういう形が増えて来た気がする
今年に至っては、
特に顕著でサカナクションもSHISHAMOもリリースの数日前にいきなり告知があり、
その数日後にはスマホで(spotifyなどで)普通に聴けている・・・っていう。
これは何だろう
いよいよ「そういう時代になって来ている。」というあからさまな変化であり、
実際今年に入ってからフィジカルで購入した作品って正直2作品くらいしかない
しかもどっちもアルバムなのである程度聴き込んでから感想等は書きたいっていう想いもあり、
思い切って2022年からデジタルシングルの感想も始める事にした。
っていうか、
以前既にひかりのなかにのデジタルシングル勢の感想を実験的に書いてたので、
それも今回カテゴリー移動させつつなんでこれが全然初めてでは無いんですけど(笑
 まあ、
元々自分は音楽レビュアーとして始まった訳で、
もうそろそろ時代に適応出来ないと居場所すら無くなるのは薄々感じてたので、
そういう意味では遅いくらいなんですが、それでも攻めの姿勢を崩さず書いて行きたいと思ってます。。
なんせ自分ってこういう配信シングルを聴く為だけにこだわり捨ててスマホ買った位ですから笑




理性の半分ない間しか狂えない
笑わないで
指を差さないで
隠し通していたい




で、
この曲、
official髭男dismの2022年第一弾リリースとして出された曲なんですが、
正直「売れる様な曲じゃねえな・・・。」というのがまず真っ先に感じた事です(笑
多分、
何かのタイアップっぽいんですが、
曲調や歌詞だけに触れてると藤原聡さんの個人的な怒りや愚痴を吐き出してる曲にしか聴こえない
この曲もご多分に漏れず一番最初はNHKのラジオから初めて聴いたんですけど、
ラブサイケデリコの曲みたいな渋くて格好良いメロディラインに
不穏なフレーズの連発、
最後は虚無感を高らかに歌い上げて終わる独特のラスト・・・と
ある意味ヒゲダンっぽくないというか、逆に言えばそれがかなり新鮮でよく散歩の時などに聴いてますね。

もっと言えば、
こういう反骨精神溢れる楽曲を
聴き手をいっぱい増やしていってる最中のバンドが出すとは思ってなかったので、
「こういう曲来るの早っ!」とも思いましたね(笑
ミスチルでも、
もうちょっとキャッチーな曲だけに絞ってた時期が長かったのに・・・と振り返ると、
ボーカルの藤原聡さんのルーツがDream TheatreやSlipknotだったりするので、
そういう意味では反抗期みたいな曲を出しやすかったのはあるかも。
 この曲では、
行き場のない怒り、
誰も信じないという想い、
本当の自分が出せないという葛藤、
そこから生まれるどうしようも出来ない空しさ、、、と
おおよそ聴き手を気持ち良くさせる類のフレーズは皆無と言ってよく、
これまでのイメージとは180℃違う、
反抗期かつ「ロックなヒゲダン」が楽しめる出色の新曲に仕上がってると思います。
 ある意味、
syrup16gやART-SCHOOL世代にも響きそうな楽曲だとも感じたので、
是非騙されたと思って一度聴いてみて欲しい❝最新の哀愁の名曲の一つ~❞ですね。
あ、ちなみに「HELLO」などの前向きで聴いてて励まされるポップなヒゲダンも好きですよ(笑
そこは勘違いされたくなかったので、敢えて最後に付け加えておきます。。








どうかしてる
度を超してる
解りますか?
何の価値もない夜更け





この、
リズミカルな言い回しかつ退廃的なモードを貫いてる歌詞が大好きなんですけど、
最後にこの虚無感溢れるフレーズを言い放った後に煌びやかなアレンジで終わるのがまた良いんですよね
哀愁って、ある種その凍てついた雰囲気が美しく映る時もやっぱりあったりするので・・・
そんな哀しみが持つ特有の耽美なイメージも表現されてるのが尚素敵な一曲です。



V.Dに延々と「トルネコの大冒険」をやる漢。

2022-02-14 | DQ
今このテキスト読むと典型的なダメ人間じゃねーか、と思う・・・笑







今日はバレンタインでしたが、
恋人の居ない自分はいい年こいてSFCの「トルネコの大冒険」をプレイしてました
チョコ自体は母、姉、妹からそれぞれ貰ったんで、それをつまみながらだったんですけど・・・
我ながら「これで良いのか・・・?」とは感じましたね(笑
でもこのゲーム、
いつやってもオモロ過ぎて夢中になってしまう
何が面白いって持ち帰った武器をもう一回ダンジョンに持ち込んで鍛えまくって、
ハラヘラズの指輪使ってチート的なプレイするのが面白い(笑
でも、
それも不確定で理不尽な通常プレイをこなしたからこそのストレスフリーだったりもするんで、
チートプレイもドキドキの無防備プレイも出来るこのバランスはやっぱ素晴らしいです
どっちにもどっちの良さがあるというか・・・良く出来たゲームですな。


ただ、
自分はこのゲームで初めてトルネコを知ってその後FCのドラクエ4に逆に行った人間なので、
途中までトルネコってキャラはものっそい有能なチートキャラ~みたいな印象がありました
多分、
テリーのワンダーランド初めにやった人がDQ6やったら、
「あれ?テリーって・・・」となる現象に近いんじゃないかと思います笑
逆に言えば本編で金庫番とかになりがちなキャラを輝かせる~という目的意識も感じるので、
そういう意味ではドラクエの制作陣って優しいんでしょうね。
テリーも外伝ではヒーローになれますから。



カネコアヤノ/eastern youth「THE FINAL DAYS OF STUDIO COAST」@新木場STUDIO COAST 22.1.17

2022-02-13 | LIVE









新木場STUDIO COASTは、
もう無いんですが、
この日が自分が行った最後のスタジオコーストでした。
この日行きたいと思った理由は、ズバリ新旧オルタナロック対決~という
図式が面白かったからです(笑
あともう一つ、
去年eastern youthのチケットが中々取れなかったんですよ正直なトコロ。
やはり、今は本数自体少ないし、少ないと見たい人が増えるしで取りにくくなるんですかね
今だからぶっちゃけるとTRICERATOPSがここでワンマンやってたんですけどそれも即日完売でした
だから、最近はもう先行申し込みやらんと取れなくなってるのかな?とは感じました
この日も発売日に取れるか分からんかったから先行申し込みで取ったもんね
案の定ソールドアウトしてましたけど・・・
でも、
逆に言えば最後のコーストがそんな大勢の方が観たいと思う組み合わせで良かったな、と思う
そしてこの日のライブは自分にとっても記念碑的な一夜に仕上がってくれました。

ちなみに、
一番最初にコーストで観たライブはゆらゆら帝国だったと記憶してます
それかアナログフィッシュのどっちかかなあ・・・
でもそのどっちかなのは間違いない。
 このハコは、
ステージが高いし、
収容人数も多いのでいつ行っても臨場感があるんですよね
ステージの上から巨大な音の塊や感情を思い切り叩き付けられる独特の痛快さが味わえます
そこが個人的には一番の魅力でしたし、「それ」が爆発した時のカタルシスはものスゴイものがありました。





eastern youth
夜明けの歌
街の底
今日も続いていく
夏の日の午後
青すぎる空
浮雲
たとえば僕が死んだら
ソンゲントジユウ




イースタンのライブを観るのはものっそい久々でした
叙景ゼロ番地のツアー以来だと思うから、そう考えると約10年ぶり(!)とかになるんですかね・・・
中学生の頃から大好きでコンスタントに聴いてるのに自分でもドン引きですわ
その、
中学生の頃に聴いてた「浮雲」や「夜明けの歌」など、懐かしく堪らない曲も演奏してくれたし、
「青すぎる空」ではソーシャルディスタンスかつマスク着用で声も出せないけど、
それでも周りの人を見たら❝心で歌ってる❞のが本当に伝わって来て、
二重の意味で感動出来たのも良い思い出です
ちなみに、
これってクサい表現とかじゃなく、すごく真面目に書いてます

ただ、
最も感動したのは近年の曲である「ソンゲントジユウ」でした。
あ、この曲、音源ではよく聴いてたけど、ライブで聴くのは何気に初なんで、
その分の初体験の衝撃もその印象に加味してたかもしれない
この曲で、
どんな俺だって俺は俺さ~みたいな事を熱く歌われてたんですけど、
それダイレクトに聴いてたら泣きそうになっちゃって。
どんな俺・・・・・
そう、
いつだってクールだったりスマートに居れればそれに越した事は無いんですけど、
でも正直どんなに頑張ったって結局「自分みっともねえな」「ちっぽけだな。」とか、
そういう風に感じざるを得ない時からは逃げられないんですよ。
努力したら全部報われる程この世は甘くは無いので。
それに、頑張り切れずに腐る時もある。

ただ、
「どんな俺」って直接大声で声を涸らすように歌われた影響で、
そんな「格好悪い自分」「足掻いてる自分」も、結局自分なんだな。というか、
上手く言えてるようで全然上手く言えてないかもしれないし、この下りも不要なのかもしれませんが。
それでも、ダサいまましがみついて転がる勇気とかパワーを聴いてて貰えたんですよね。
勿論、
歌い手としては、
自己表現であってメッセージのつもりも毛頭無いんだとは思いますが、
それでもやっぱり生で初めて聴いた「ソンゲントジユウ」の衝撃は忘れられないレベルだったのでした。
今の、泥臭い、故に、美しく足掻いてる、そんなイースタンは、やっぱり格好良かったです。




カネコアヤノ



カネコさんは、
去年のアルバム「よすが」の曲と、
代表曲を数曲知ってる程度で俗に言うにわか状態で参ったんですが、
それでも十二分に楽しめました。
まず、
バンドのアンサンブルが想像以上に成熟してて格好良かったのと、
カネコさんがファッションや佇まい含めて思ってた以上に❝ロックねーちゃん❞的な・・・
良い意味で豪快で荒々しい感覚を受けたので最初からノリノリで楽しめました笑

中盤、
染み入るバラッド「抱擁」でこちらの感傷をグッと刺激した後に、
個人的に大好きな「爛漫」でお前は、お前だ。っていう・・・
そういう雰囲気を叩き付けてくれた流れに初見なのに痺れまくりましたね
多分、
去年音源でよく聴いてたっていうのも加味されてた気もするけど、
自分が好きであれば、愛していれば、それがすべて。っていう強い感情を再確認出来た気がする
その貫き通す我の強いロックンロールの表現がスゴくてイースタンにも負けない圧力を感じれた・・・のが、
個人的に嬉しかったし、
今のロックも負けてねーぞ!っていう気合すら感じれてこの曲は特に堪らなかったですねえ
そう、
往年のバンドが変わらず格好良く足掻いてるのも見たかったし、
思い出補正とかで軽視されがちな現代のロックが意地を見せるのも見たかった。
そういう意味だと、ホント望んでた期待してた以上の❝熱いモン❞が観れて大満足も大満足でした。。

終盤、
軽やかに、
舞うようにポップに披露された「光の方へ」の希望溢れるメロディーと歌声も素敵でしたし、
そういう意味ではロック魂もポップネスも両方持ち合わせてるのも多面的で良いなあ~と感じてました
船を漕ぐように独特のアクションで歌う歌い方も、
音源以上に出てた声量も、
そのファッションや佇まいも含めてこの日のカネコさんは全部格好良かったですね
MCも「ありがとう」以外には何も無い音楽だけを届ける姿勢もまた潔くて清々しいライブでした。

eastern youthの皆様、カネコアヤノバンドの皆様、ハコの皆様、一緒に観たお客様、
みなさま本当にありがとうございました。
みなさまのお陰で、
コースト収めが最高のものに仕上がってくれました。
最後のコーストがこの日で本当に良かった、と心の底から思えた、
それ自体がきっと一番嬉しい出来事だったのかもしれません
改めて、
感謝です。感謝しかないです。









正直な話、
思い出たっぷりのコーストで観る最後のライブが、
「まあまあ良かったね。」っていうものだったら後悔するリスクもあったんです
でも、
そんな事は無かった
心配すら無意味だった
これから先の人生に於いて、
きちんと意味のある演奏ばかりの日だった
それが本当に本当に嬉しくて、
コーストから新木場駅への帰り道も、
電車に乗ってる間も常に不思議な多幸感及び満足感があって、
最初に感じてた物寂しさはいつの間にか「観切った。」という達成感に変わっていました。

うん、
自分は、
コーストという場所を楽しみ切ったんだ!っていうね、
そういう感覚を持ちながらこの場所でのライブ観戦を終えられたのはいち音楽ファンとしては至上でしかない
eastern youth×カネコアヤノ、まず間違いない組み合わせですが、それ以上の音を浴びせて貰いました。
特に、「ソンゲントジユウ」及び「爛漫」という曲で得た感情はこの先の人生に活かすつもり。
っていうか、今年今んトコ長いメンタルブレーク無いんで既に生かせてるのかもね。
本当に、音楽には、歌にはいつも助けられてる事を実感する夜でした。
そして純粋に格好良いサウンドも馬鹿みたいに楽しんだから!
yes!!!!!!!!!!!!!!!!


終わりに、新木場STUDIO COASTで観たいくつもの光景は、自分が生き続ける限り永遠に光り続けます。







2月のぬこ ぱーと2。

2022-02-12 | 






最近、
なんで自分のブログは(他の方と比べて)安定して続いてるんだろう・・・って考えたんですけど、
元々自分文章書くのが好きなんだ。っていうありふれた事実に気付きました。
そういえば、
何気に手帳に日記付けてるし、
学生時代も国語とか英語とかが比較的成績良かった気もするし、
一時期ブログの為に熱心に本読んでた時期もあったなあ・・・なんて。

もっと言えば、
もっともっと良い文章書きたいから、
本当に自分の納得の行く文章を目指してるトコもあるんでしょうね
途中で辞めちゃう方のが圧倒的に多いんですけど、内心寂しくは思ってますね。。笑
でも自分もまだまだ精進したいし、まだまだ諦めてもないんで、、、頑張りたいと思ってます。






今日も管理人の部屋で眠るメロンちゃん♀。




この時、管理人と2人で見つめ合ってました・・・笑😍
人間化したら尚良かった←←←




こっちも管理人の部屋で眠りに来たモモちゃん♀




猫飼ってる身としては、わざわざ自分の部屋で眠りに来てくれる事が嬉しい。
ある種リラックス出来る空間って事ですからね。




でも、一番嬉しいのは、甘えてくれる事かな、やっぱ笑🥴








最近ありがたい事に見てくれる方が増えてるんで、
今まで以上に頑張りたいですね♬
もっと丁寧に、
もっとよりよい言葉を紡げるように。泥臭いのが自分の持ち味ですから笑
では、また明日!👋😃✨



本当に好きなもの、を。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第87話 感想(ヤングジャンプ2022年11号)

2022-02-11 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女









まあでも結構今回の話で伝えんとしてる事は分かるかな
昔もある程度はそうでしたけど、今の日本って昔より遥かに「何かを好き」「何か愛す」という、
そんな単純な行為にすら❝勇気❞が強いられる時代になっちゃってますもんね
正直、
いつからこんな時代になっちゃったんだろう・・・と珍しく今を嘆きたくもなりますが、
恋ちゃんの言ってる事も凄く理解出来るんですよね
例えば、
知人同士で自分が子供の頃によく観てたアニメの話とかしても大体「観てない」とかで終わっちゃうけど、
それをこういう場所(とか)で熱く語ればやっぱりちゃんと反応してくれる様な人は居て・・・
それに関しては、確かに「エモい」ですよね
その辺に居る誰かとは同じになれないかもしれないけど、
自身が発信して頑張ってそういう新しい誰かを見つけて堪らない想いを浮かべる。。実に真っ当なやり方です
そしてそんな夢を与えてくれた恋ちゃんに恋愛感情が芽生える想いも理解出来るし、、、と、
今回もまた素晴らしい話数でございました
前の新ヒロインの騎士華さんは良い意味で平成レトロな印象でしたが、
あー子に関しては思いっ切り令和のヒロインど真ん中で、そんなふり幅もまた面白いなぁ、と。







まーでも、
似た人が居ないなら、
自分から発信して探す~というのも大事ですよね。
例えばもしあー子が将来ホントにファンシーショップを開いたとして、
その上更に安定して続けて行けるくらいに軌道に乗ったのなら常連さんも生まれる筈ですし、
そしたら、もっともっと同じ想いを共有出来る❝同士❞も生まれると予想出来ますしね。
 そう考えると、
今回恋太郎は愛を与えるだけではなく、
真新しい夢ですらあー子に与えちゃってるんですよね
おいおい、マジで人を導く神様かよ。。と尊敬の念を抱きつつ、
そんなあー子のこれからの人生も応援したくなる様な話数にも仕上がっていました。
是非、 恋太郎と一緒に「ホントの夢」を叶えて欲しいですね・・・!
 というか、
最近どんどん「恋太郎でなければいけない」理由が高まっていて、
前のバブみの時もそうでしたけど恋愛ドラマの発展のさせ方も初期以上に巧みになってる感覚もありましたね
あと、純粋に人当たりがよくて、素直で、こっちの与えた愛の分だけ(以上?)好きになって愛してくれる、
そんなあー子が可愛すぎました・・・!!!

そう、
新ヒロインが来て、
純粋に「可愛い。」って思える、
それもまた重要ですから。
結構・・・
否、
めっちゃ積極的な最後のキス含めて質の高いラブコメが展開されてて、今後のヒロインズとの絡みも楽しみです♬
それと、フリマのシーンの心温まるハートフルな空気感と恋ちゃんの優しい表情もまた素敵でしたね。
もっと言えば只の善意ではなく、7ページ目最後のコマで純粋に
恋太郎があー子にドキドキしてるのもホントの恋を貫いててポイント高かった
あー子は死ななくて済んだ上に夢も貰って、その上その人と幸福な恋愛も出来て、恋ちゃんも恋出来てる。
そんな一切隙の無い完璧な作劇含めて読んでてほっこりした気分になれるステキな87話でした!

あ、それと、わざわざナディー先生の為のグッズを探してたのもポイント高い。
そうやって一人一人を全力で愛してるから彼は愛されるんでしょうね。
ナディー先生もきっと喜んでくれたでしょう。











ところで、
あー子がブチ切れた時の顔がものっそい可愛かった・・・!笑
ドラクエに於けるスライムとかばくだんいわみたいなものなんだろうか?
顔はスマイリーなのに内心ちゃんと怒ってるっていう?
でも、
逆に可愛すぎて和んじゃうかもなぁ😂
恋太郎ファミリーでは多分自分らしく居られると思うし、実際居させてくれる面子でしょうね。
あのグループで同調圧力を強いられる事って億が一つも無いでしょうから笑


明日へのメッセージ。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十七話「おれの、最後の自己満足」

2022-02-10 | 山田シロ彦









勝之は、結果的に独りになった
彼は間違いなく良い人で善人中の善人だったと思うけど、
その分人生を円滑に過ごせるような「器用さ」には欠けていた
要するに、
生真面目すぎて良い意味でズル賢くなれなかったんだと思う
でも、この作品のファンから言わせると「それでこそ勝之」というか・・・
常に腐らず、
ダークサイドに染まらず、
優しい心を持ち続けながら進み続けるその様は、
ちゃんと美意識の中で明確な想いを抱えながら生き続けるその人間性は、
それ自体が明日を生きなければならない読者に向けてのメッセージであるように感じました。

やっぱり、
悲しみは結局いつまでも悲しみのまんまなんだと思う
本作が誠実だったのは何となく良い風に誤魔化さないで最後まで現実的に描いたそのセンスです
それはある種ハッピーエンド至上主義者からは「NO」を突き付けられる危険性も孕んでるんですけど、
でも、
個人的には読んでて気持ち救われるような内容だったので・・・
悲しい結末をハッピーに変える事は出来ない
ハッピーに変わる事は無い
というか、
悲しい事は永遠に悲しいままで生きていくしか無い
だけど、そうやって割り切る事が出来たのなら、それはそれで新しい活力になるのかもしれない。
中途半端に「何とかなる」って淡い希望を抱きながら歩む方がきっと苦しいと思うから。
そういう意味では物凄くメッセージ性の高い漫画だったのかな?とか感じました
激戦区のYJで1年以上続けれた要因はそこだったのかもしれない。
 個人的には、
島流しにならず本誌でちゃんと最後まで描かせて貰えたのは凄く良かったかな、と(笑
この間出た4巻発売のタイミングでもセンターカラー貰えてましたもんね。
その辺はシロ彦さんファンとして少し誇れるポイントです。







勝之以外のみんなのアフターライフも描かれましたけど、
亮は梅子さんが居るから安心やね
でも、
未だに罪悪感に捉われてる辺りホントこいつも生真面目な奴だね(笑
ただ、今まで苦しんだ分、幸福になろうとする行為の価値には気付けてるみたい。
梅子さんを幸福に導く事で亮の存在もまた変わって行くと思うんで・・・頑張って欲しい。 
 わゆちゃんは結局離婚、
まあでも、
どう考えても夫のが悪いから子供は帰って来たんですね
正直、勝之とくっ付くのもアリだとは思うけど・・・仕事の関係もありますけどね
ただ、ちょっと弱弱しかった彼女が強くなれたのはきっと勝之の好影響だったりするんでしょう
わゆちゃんの「これから」が凄く楽しみですし、素敵な女性として生きて欲しいなと感じましたね。
どうでもいいけど、再婚相手自分じゃダメっすか

・・・・・ゲフンゲフン、
話が逸れました(?)
龍樹は、
独り身だけど・・・
ただ、「元気で生きてる」という事実だけは変わらない
龍樹には恋人っぽい人も子供も居ないのがちょっと可哀想ではあるけれど、
でも「何も言わずにいてくれた」人達の為に頑張れてるのは良い事でもあるのかな。
 音無さんは、どうしたんだろう?
音無さんはそれこそハル「しか」無かった訳で、
その後ちゃんと生きれてるのかが気になりますけど、、、最終話で描かれるのかな?
案外、勝之とくっ付いても面白そうですが・・・SSでも書こうかな←←←
個人的には、
先週のアレで憎めない存在になっちゃったからな~
あの頃ハルに救ってもらったように、音無さん自身がハルのような存在になれたら一番良いとは思う。
(あと個人的には勝之と音無さんの居酒屋トークが聴きたい気持ちもある笑)。








でも、
最後の勝之の表情が語るように、
悲しみは悲しみのままで生きてる限り永遠に抱え続けて、
「だからこそ」そこから何かを見据えて進める様な人生を送れれば、
それがベストなのかな、とは感じたりもしたセミファイナルでした。
次週、最終回。
前作「凛とチア。」は最後まで各話感想書けなかったので、今作で無事にリベンジ出来たのを嬉しく想います。


追い付いた漢。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第86話 感想(ヤングジャンプ2022年10号)

2022-02-09 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
何の漫画だ(笑









これ、
(現時点での)最新話ですよ笑
いや~、ここまで長かったね😭
ある意味2022年最初の感動と言っても過言ではない←←←
明日ヤンジャンの発売日なんで明日になればまた最新の話数が出ると思うんですけど・・・
それも、すぐ書く予定なんでこれでようやっとリアルタイムで100カノの感想書ける体制が整いました
ここまで結構大変でした。。
基本的に感想書くまで内容は読まないスタイルなので(感覚が新鮮な内に書きたい)話は読めないわ、
ネタバレ回避に気を遣うわで中々しんどかったですね 単純に話数的な量も多かったしね。

元々なんであそこまで周回遅れになってたかと言えば、
去年の秋にメンタルブレークしてた時期があって、
その時は(100カノに限らず)ほぼほぼ何も書いてなかったので、
その頃にズレて先延ばしにしてたらズルズル来ちゃってて、
でもこの漫画に関して言えば初回の時点で気に入って感想書いてたんですよね。
そう、人気が出て来てからでもないまだ真っ新な時から好きで応援してた~という自負があるので、
途中で投げ出す訳には行かなかったのが一つ
反応して下さるフォロワーの存在が二つ(いつもありがとうございます🙇‍♂️)、
最後に、
100カノが100話行ったタイミングで感想書いてないのを想像したら絶対に悔やむだろうな。というのが三つですね
色々な要因が重なって感想の再開を決め込んだ訳ですが、内容的には本当それで良かったな、って思います
自分が感想を書けてない時でも平気で素晴らしい話を連発してたのを再確認出来たんで。




可愛い。。😍



でも、なんだろう、
俺、
年々人恋しい気持ちが高まってるから、
「こんなに愛してくれるなら自分も恋太郎ファミリーに入りたいな~」とか
ちょっと気持ち悪いかも分かりませんがそんな事を普通に思っちゃいましたね(笑
ほら、
恋太郎って何でも肯定してくれそうじゃないですか?
もっと言えば人の努力を逐一汲み取ってくれそうな誠実さがあって。
それ加味すると「別に男でも良いかな~」的な。
・・・・・ああ、
駄目だ、
これで最新話まで追い付けた記念碑的な記事なのに30代半ばのおっさんのキモい独白になってる(苦笑)😱💦

でもね、
冒頭に引用させて貰った画像で、
糖分大量摂取を覚悟してまで全員分のポッキーを咥えてるじゃないですか?
ああいうトコですよね・・・例えその後のカロリー過剰や甘さに因る胸やけを受け入れても、
「俺は全員を選ぶ、全員を幸福にする。」っていう感動にも近しい感覚ですよ
最初はゾンビみたいな意味不明なゲームから始まったのに、
最後は、
王道の恋太郎イケメン~からの、
全員とのロマンチックなマジキスラッシュで終わるっていう変遷とバランス感覚が素晴らしかったですね。。
最後のリアクションでは胡桃だけが胸やけどころか幸福そうな表情しちゃってるのも流石でした
 あと、今回は育推し回っぽくもあって、何気に彼女のえっち?なシーンが多かった~
のも印象的でしたし、いつもMカット多目なだけに新鮮な良さもありました
育も普通に美少女だし、否、普通以上に、か。お色気担当も出来るんだぞ!っていう(笑
それもまた愛・・・ですよね。たぶん。
俺も是非混ぜてくれ








ところで、
ポッキーの日である11月11日付近だったからこのエピソード書いたみたいですが、
冒頭の恋太郎の画像って何気に恵方巻っぽくもあるな~って思いました
そう考えると縁起が良いですし、
ある意味発表された時期(2月初旬)にも合ってる気もして、
それはそれで「持ってる」漫画だな~って改めて感じたりもしました。
不意な休載でもしズレちゃったりしてたらベストタイミング逃してたからね。

という訳で、❝最新❞の100カノでした!🤗✨
公言通りガッツリ書いてキッチリ追い付いたんで、
100カノ勢の方々これからもよろしくお願いします♬😊👍💖


2月のぬこ。 ぱ〜と1

2022-02-08 | 
機嫌悪い時もある笑







今日は一日を通して気分が良く無かったです
去年であればそのまま鬼のように落ち込んで数日消え去ってたんですが、
なんか最近体力作り頑張ってるせいか、今回は踏み止まれて・・・
あ、
好きな音楽聴きながら散歩したのも大きいかもしれないです
特にU2の「With Or Without You」って曲は今の自分に合ってたかなぁ。
ちょっとでも落ちた時の教訓を生かして踏み止まりたいです
ネガティブモード落ちするのを、ね。







でも俺の部屋でくつろぐメロンちゃん♀




ちゅーる求めてます笑😼




ちゅーるちょうだい〜😽🤲




上目遣いは卑怯だ笑😅




結局あげました(よくあげてます)😊




今日も健康そのものなメロン🍈でした😆👍✨







今年は身体的なタフさを求めると同時に、
精神的なタフさも鍛えたいです。。
💪😠🔥
では、
また明日♫
👋😃✨