Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

新作トレール 2種類目 JBL#4429専用 地震対策仕様

2011年04月29日 | ピュアオーディオ

4月にはもう1セット「地震対策仕様」のトレールを完成させています。JBL#4429専用のサウンドトレール(SPスタンド)です。

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こちらは前後の角材に「彫り込み」を入れて、SP本体の位置を固定しています。彫り込みの中にスッポリSP底面が入りますのでズレを規制しています。もちろんSPの底面四隅をスペーサー受けして点で受けています。このトレールの特徴は「高さ」を合わせながら「深深とした」低音の質感に有ります。初めて使われる方はビックリするくらいの音質アップをします。

Stm27d

今回はオーナー様のご希望で高さを50cmにしています。耳の高さに中音ユニットが来るようになります。しっかりした低音を得るにはしっかりした質量の有るスタンドが必要です。


新作サウンドトレール JBL#4430専用トレール 地震対策仕様

2011年04月29日 | ピュアオーディオ

東日本大震災の後、「地震対策仕様」トレールの注文をいただいています。今回はその第1段 JBL#4430専用のトレールを紹介します。SPスタンドとして「音質」と「地震対策」を最も重要視しています。

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JBL#4430は袴(台座)を持っていますので、この袴をトレールの中に内包して、地震等のズレが発生する時は「ストッパー」としての機能を持たせて、トレールから脱落する事を防止しています。袴の位置・形状に合わせる工夫が大切です。

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トレールは基本設計的に「地震に強い」設計になります。必ずSP底面の寸法より大きく作ります。(ピラミッドの安定効果) これは「音質対策」でSP底面の「四隅を点受け」する為にどうしても大きくします。次に「サスペンション効果」を得る様に3段のサスペンション機能を入れ込んでいます。更に自在キャスターにより、地震の横揺れの力を削ぐような効果を入れています。

「音質対策」と「地震対策」は並立します。「音質対策=地震対策」でも有ると考えて良いと思います。