Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのアナログ再構築

2011年09月01日 | ピュアオーディオ

自宅システムではしばらくアナログが聴けない状態に有りました。プリにC-290を使っていた時もそんなにCDと差が有りませんでしたし、7月から8月にかけてプリ・パワーアンプの入れ替えが激しくて、まともにアナログを聴く余裕が有りませんでした。

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一昨日と昨日、MCトランスが来ましたのでようやくアナログ復活です。

Tk34232

こちらは東京のガレージメーカー製ですが音質はなかなかのモノが有ります。まず「音圧が高い」のでCDと切り替えしてもボリュームを触らなくて良い点です。次に音のバランスが良く低音の量感が有ります。ノイズの発生は若干ありますが、もう少し内部配線を詰めれば素晴らしいトランスになると思います。価格対音質ではCP性に優れたトランスです。

Mc30mk21

こちらが昨日来たトランス、オルトフォンのT30MK2です。このトランスは現代的に材質を見直して7N素材等を使って有る様です。音質的にはエッジが立つ程キレ込みが有り、好ましい質感です。SN比の良さも特筆できます。ノイズが有りません。音色的な魅力が有ります。音のバランス的にはやや高域よりなバランスと思います。トランス~プリ間に使っているケーブルの素姓をそのまま出しているとも取れますので、この間のケーブルのグレードを上げないといけない様です。

C401

上の写真はプリアンプのマッキン C40のカバーを開けた状態です。

C402

C40には外側から交換出来るメインヒューズが1本有りますが、内部にも2本ヒューズが入っています。上の写真は「増幅回路」側のヒューズ。

C403

こちらが「電源回路」用のヒューズ。長さ18mmと規格品(20mm)より小さいヒューズが使われており、規格品を使うにはチョッと工夫が要ります。

C404

交換後のヒューズです。2本ともオーディオグレードのヒューズに交換しました。プリアンプ側にも音質アップの対策を完了させ、いよいよ自宅のアナログ系をグレードアップさせます。

不具合点や今までのノウハウで未完な点はこれからも対策して行きますので、まだまだ時間がかかると思っています。「魅力的なサウンド」を求めて追及して行く事が大切だと思います。