Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オーディオクラフト PE-5000Fフォノイコライザーの音質確認

2011年09月19日 | ピュアオーディオ

先月購入して放置していた オーディオクラフト PE-5000Fフォノイコライザーの音質確認をしました。昨日までは612Aシステムに繋いでいたのですが、ケーブルをRCA仕様に作り直してオリンパスシステムで音質の確認をしました。

Pe5000f0

プリアンプのC-290には専用フォノイコライザーのAD-2810を付けています。このAD-2810との比較になります。カートリッジはSPU-GEですので昇圧トランスが要ります。AD-2810の内蔵ヘッドアンプとパートリッジの自作トランスとの比較では、自作品の方が音数や音のヌケが良くそのまま使います。

Pe5000f2

AD-2810のMM側を使って比較しましたが、このPE-5000Fの方が音質が良いですね。AD-2810はオーディオショップから新品で購入しました。これに対してPE-5000Fは15年以上前の商品でメーカーもなくなっていると思います。それを中古で手に入れました。価格差が凄いです。ただこのPE-5000Fは入力側が特殊な5PINのXLRソケットとなっていますので、専用のケーブルを用意する必要が有ります。

PE-5000Fのサウンドは「カチッと締まったサウンド」で、音数も多く、低域のエネルギー感も強いです。音のキレ・ヌケ・ノビと音のエッジ部分の表現はAD-2810よりはるかに良いです。PE-5000Fを聴いてからアキュフェーズを聴くと音の輪郭が「ボンヤリ」していて、音数も少なく感じてしまいます。

結論として、AD-2810とAD-290Vは処分したくなります。PE-5000Fは自宅に持って帰り、C40の内蔵フォノイコと音質比較をしたいと考えています。良ければそのまま居座る事になると思います。そうなればWE310Aラインプリを自宅に持って帰れます。

C-220を使っていた時から比べると数段落ちの音質は致し方ないか?と思っていたのですが肉薄する音質です。 もうしばらくこのまま使って見ましょう。