Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アナログプレーヤーのサウンド

2011年09月16日 | ピュアオーディオ

一時、良いフォノケーブルが作れなくて諦めていたアナログプレーヤーのサウンド。今年になってようやく「使える」フォノケーブルが出来た。

CDPの使い勝手の良さ(イージーさ)と、ソフトの数の多さ等から、「もうアナログではないな・・・」と3年前に手持ちのパーツの処分をしました。SPUの針も2セット、昇圧トランスも処分・・・と。C-220(2セット)を処分してAD-290VとAD-2810(新品)を購入してシンプル化も図って来ました。

今回、更なるグレードのフォノケーブルを作成し、本格的にアナログを復活させています。昇圧トランスも今回4セットも購入して、自宅用の選定をしています。(残るのは2セットの予定)

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現在の自宅のアナログの「音質」はCDを完全に上回っています。音の厚み、空間再現、バランスの良さ、なめらかさ等、一度聴きだしたら次から次にLPをかけたくなります。今まで到達できなかったサウンドが出ていますので、どのLPも新鮮な感じで聴く事が出来ます。40年前のLPで当時「熱く」なって聴いていた曲など、「こんな音も入っていたのか・・・」と感心して聴いています。音数が違いますので曲全体が違った様に聴こえるものも有ります。

今回は今持っているアナログプレーヤーはそのままに、「音質」のみをアップさせる事を考えています。マイクロBL-101L+SME3012R+SPU-GEの組み合わせはそのままに、フォノイコライザーの良いモノをそのうち手に入れて、グレードアップをして行きたいと考えています。このアナログ系は若い頃に新品で手に入れて使っていますので非常に愛着が有ります。決してデザインもサウンドもとびぬけて良いものでは有りませんが、「使い手の力量」でカバーして行きたいと思っています。

アナログのターンテーブルを新品で手に入れようと思っても、価格が高い割に「食指が動く」商品が少ないのも事実です。また中古でパーツを揃えて組み立てるのも、結構消耗部品が有りますのでリスクが大きいです。いずれにしてもお金と時間が必要になります。まだ考えがまとまって「ターゲット」が決まっていませんので動けません。

5年ほど前にはアナログプレーヤーも5セット有りました。テクニクスSP-10MK2が3セット、DENONのDP-3700が1セット。その中で1セットのみを残し処分していました。今回DP-3700をまた1セット入手しました。しばらくはこの3台体制で遊んで見ようと考えています。