Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムのアンプ交換

2011年09月26日 | ピュアオーディオ

Rca_box_system

今年1月にM-100を導入してから、F-15L、C-290、A30とアキュフェーズの製品を続けて投入して来ましたが、これらの機器には「限界」が有る様に感じ始めていました。特にパワーアンプはSuperTrail仕様の管球アンプと比べると、音数や音の厚み、音のキレ・ヌケ・ノビの面で劣っている事を大いに感じ始めていました。

Rcabox2_2

本日パワーアンプを全てTrail仕様管球式に交換しました。特にM-100のモノーラルのパワーアンプの設置スペースがネックだったのですが、1台でステレオのアンプにする事にしました。ラック内が非常にスッキリしました。

M-100にはデジタルで出力数を確認出来る機能が有りましたが、このRCA箱システムでは普通に聴くなら0.3W程度、せいぜい使っても0.5Wくらいしか使いません。この値なら管球式でも十分に行けると確信して交換に踏み切りました。

Rcabox1

低域に6550ppアンプ(18W/ch)、中域に6550Sアンプ(7W/ch)、高域に6L6GSアンプ(5W/ch)を持って来ました。高域のみTrail仕様で低域と中域はSuperTrail仕様になります。

交換してまだ1時間にもなりませんが、音数の増加と音の雰囲気がドラマティックに変わって来ました。特に奥行きや音の厚みが揃って来たようで、かなり良いまとまりをしています。しばらくはこのまま楽しみたいと思っています。