Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

3セット目のMCトランス(パートリッジ)

2011年09月08日 | ピュアオーディオ

MCトランスはFTR-3、オルトフォンT-20、アントレーET-100を以前使っていました。特にET-100は彫りの深い音で気に入って長い間使っていましたが、C-290のAD-2810を購入したのを契機に処分して、ラック内をスッキリさせました。

Mc1

プリアンプをC-290からC40に変更した為、またMCトランスが必要となり、ガレージメーカーの「SPU専用トランス」とオルトフォンの「T-30MKⅡ」を購入しました。今回更に「パートリッジ製のトランス」を購入しました。一般に販売されているパートリッジのMCトランスは「直出し配線」のモノがほとんどですが、購入したのはターミナル型トランスを使った珍しいトランスです。京都の方からヤフオクで入手しました。

Mc3

内部配線はWE系の22Gクラスの細い配線で接続されています。この状態でオリジナルのサウンドを確認しました。

英国の香り(音色)と云いましょうか、ヴォイオリンの音色の素晴らしい事。透明感、音のバランス、音色については不満が有りません。ただ配線が細い事に起因するエネルギー感や音の密度・厚み、周波数レンジの広さに若干不満を覚えます。一般の方ならこの音で満足されるでしょうが、既に「手を入れたMCトランス」の音を知っていますので不満を覚えます。

また、ノイズを拾っていますので配線を確認しました所、アースの取り方が不十分な様です。この辺もやり直して、「Trail仕様MCトランス」に仕上げます。

このトランスの様に端子が「ターミナル型」になっているモノを探していました。「直出し配線」のトランスでは、使って有る配線が長くなりどうしても「音消え(ロス)」が多くなります。

本日中に配線をやり直して、今夜試聴に入りたいと考えています。


最高級フォノケーブルの試作

2011年09月08日 | ピュアオーディオ

現在アナログの再生に凝っています。自宅のBL-101L+SME3012R+SPU-GEのアナログ装置で何処まで追い込めるか?・・・とやっています。

プリアンプをC40にしている関係で、コレットチャック方式のRCAプラグでは、取り付けが安定しません。その為、一般のRCAタイプのプラグ(ロジウムメッキ品)を使って、ゴールドスターシリーズのフォノケーブルを新規に制作して試聴に入りました。

フォノケーブルはSME純正ケーブル → スターシリーズフォノケーブル → ゴールドスターシリーズフォノケーブル とグレードを上げて来ています。

SME純正フォノケーブルからスターシリーズに交換した時は、音数、音のノビ(周波数帯域の拡大)、透明感、力感と音の品位のアップが著しく、これで良いかと思った程です。

スターシリーズで満足しておれば良いものを、MCトランスを購入した為、もっと良いフォノケーブルにしたくなり、秘かにゴールドスターシリーズのフォノケーブルを作成しました。

スターシリーズのフォノケーブルで十分と思っていたのですが、CDPにはペルセウスを使っていますので、同じグレードにしたらどうなるか?・・・と思い確認して見ました。結果はやはり凄まじいグレードアップをしました。音数、エネルギー感、音の密度・厚み、透明感、周波数レンジの拡大等全てがスターシリーズを圧倒しています。

現在MCトランスの選定中で、この新作フォノケーブルも試聴中です。しばらくは聴き込みを続けてしっかりと音質を確認したいと思います。