9月9日から自宅のアナログラインの部分に「ゴールドスターシリーズフォノケーブル」を導入しています。役4日が経過して随分とサウンドにノビ(周波数レンジの拡大)とヌケが良くなって来ました。現在出ているサウンドはCDラインを圧倒しています。
何が違うかと云うと、「音数」(情報量・音の厚み)が一聴しただけで直ぐに判ります。この事で音のなめらかさや艶やかさ、余韻の多さが際立ちます。
「ふん詰まって」いたのは「MCトランス」だけと思っていましたが、どうも「フォノイコライザー回路」もふん詰まっていた様です。冷静に考えると、フォノケーブルの伝送容量が格段に増加していますので、新規に導入したMCトランスのみではなくフォノイコライザーも「ふん詰まって」いたと推定できます。MCトランス自体は非常にシンプルな回路・パーツ構成で、オリンパスシステムでも3日ほどで活性化しています。自宅システムはまだ「音の広がり」の面でまだまだ活性化の余地が有ると思っています。このままの状態であと1週間も「鳴らし込み」を続ければ「活眼」に至るのでないかと思います。
5年ほど前、C40を使っていた頃良く聴いたアナログ盤(ブリュッヘンのリコーダー)を昨夜聴きましたが、今まで聴いた事のない音の厚み・余韻・情報量と滑らかでこくの有る音色でした。今朝はカラヤンのスコットランド。以前は高域の再生に限界が有った様に感じましたが、今回は高域の伸びが著しく、「再生限界の壁」を突き抜けたようです。この「再生限界の壁」は材質による「壁」であったとCDでも確認しています。