Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今日から7月!!

2013年07月01日 | ピュアオーディオ

早いモノで今年も半分終わりました。1月の義母のお葬式から2月は事務所の引っ越し、4月にはオリンパスは再度引越、ネットワークからマルチアンプへの再移行と忙しい半年でした。その間に100ヵ日法要や音楽部屋の草むしり、畑の復活と野菜作り。おまけに写真のブログを3月から始めましたのでそちらもほぼ毎日更新。それらと並行して持病との戦い。こちらはほぼ抑え込んで正常値になりつつ有ります。こうして考えるとオーディオばかりが忙しい訳ではなく、あわただしい毎日を送っていた様に思います。

半年間頑張ったおかげで今年の後半は少し平静になりそうです。これからは「音楽三昧」と「写真三昧」の日々を送りたいと思っています。

オーディオの方はオリンパスもほぼ最終形?になっていると思いますので、鳴らし込んで「活眼」を待ちたいと思います。自宅のシステムは現状でも不満をあまり感じません。SPは同じ様なユニット構成ですが、求めるサウンドが違いますので、出てくるサウンドは正反対くらいの雰囲気の違いが有ります。自宅では「迫力」よりも「質感」を楽しむサウンドにしています。

この頃つくづく感じるのが「既成品」(SP・アンプ・CDP等)への「憧れ」がなくなって来ている事。低能率のSPを鳴らすには大出力のパワーアンプが必要で、その金額も数百万クラス。それで出てくるサウンドは「力任せ」の音楽。「音楽」は力任せばかりではないと思う。クラシック音楽を若いころから好きなので継続して聴き続けていますが、クラシック音楽の場合「通」は「室内楽」だと云われています。ピアノ独奏・バイオリンソナタ、ピアノ三重奏や弦楽四重奏と云った地味な音楽です。これらには各パートを描き出す描写力(分解能)と各楽器の質感を出来るだけ引き出してやる事が「音楽」を楽しくさせてくれます。

40年も音楽を聴き続けて来ますと、人生の経験・成長と共に聴く音楽も変わって来ます。50才を越えた辺りから「室内楽」の楽しみを感じ始めています。