JBLのL-100で始まった私のステレオ。その後タンノイアーデンを購入したがどうしても低音の質感に我慢が出来ず、直ぐに処分してJBL4343を購入した。初めのうちはアンプ類が揃わなく、本来の実力を発揮させれないでいた。時間の経過と共にアンプ類、CDPもグレードが揃って来て、バランスも取れ気に入っていたのだが、#375等の2インチスロートのコンプレッションドライバーを使ったシステムのサウンドを聴いてしまうと、エネルギー感とスケール感の無さを感じてしまう。生演奏のエネルギー感やスケール感、音の密度を再現するならやはり2インチスロートに頼らざるを得ないと思いました。
ホーン型のSPは鳴らすのが難しいとして、メーカーやユーザーからも敬遠されがちですが、「2インチスロートのコンプレッションドライバーを使いこなせて」こそオーディオの醍醐味ではないだろうか。難しいものに挑戦し、克服してこそ面白みが有ると思う。
SPにはJAZZ向きとかクラシック向きとか云われているが、ドライブするアンプでどうにでもなる事。SP自体は「音変換」するモノなので、それに味を出させるのはアンプ等の機器の役目になります。JBLはJAZZ向きの「ジャジャ馬」SPと云われていますが、チャンと調整すればJAZZだけでなくクラシックも十分こなします。