SPユニットは「電気信号を物理的振動」に変えるパーツで有ると思います。簡単に云えば「音変換する機械」。そのユニットの方式はコーン型(ダイナミック型)、コンプレッションドライバー、ドーム型、リボン型、コンデンサー型等に分ける事が出来ます。これらのユニットを組み合わせて「SPシステム」が出来ています。
個人的に実施しているユニットへの音質対策はそれぞれに違います。コーン型、ホーン型、リボン型の組合せを使っていますが、「低抵抗値化」と「???」を兼ね備える様に実施します。形式が違いますので対策する部位も違って来ます。またそのやり方もおのずと違って来ます。
私のシステムでは「ケーブル」(配線)の重要性をしっかり対策しています。とどのつまりは「一本のケーブル」の思想で、CDPの出口~SPユニットまでを基本的に同じケーブルで繋がっています。電源ケーブル、ラインケーブル(RCA・XLR)、SPケーブル、SPBOX内ユニット配線、そして自作のアンプは内部配線も統一して使っています。メーカー製のアンプやCDPの内部までは交換できてはいませんが、出来る処はこちらも対策をします。効果が有ると認識できる事は、徹底して対策しています。
金額換算すればアンプやCDP類の機器価格よりケーブル類の価格の方が高いかもしれません。基本的には50%:50%=1:1の配分をしています。この配分だと機器の価格を同じ音質にするなら1/10~1/5程度にする事が出来ます。