goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

#4311Bの内部配線をどうするか?

2017年09月07日 | ピュアオーディオ


サブシステムのJBL:#4311Bの内部配線を交換するか?しないか?・・・まだ悩んでいる。手間暇がかかり面倒くさいのです。



しばらくD208システムを鳴らしていた。昨日また#4311Bに戻した。入れ替えてヒアリングをしている。同じ曲をかけて、又聴きたくなるのは現時点ではD208システムの方。音楽が躍動して「感動」が得られる。ここに歴然たる一線が有る。この一線を越えてくれなければ「ただのスピーカー」である。

D208システムの内部配線は、自分の「最高級グレード」の配線に交換している。音のキレ・ヌケ・ノビがすこぶる良くて余韻が非常に心地よい。ブルーカラーケーブルのラインケーブルやW線仕様のSPケーブルにする前は、「低音不足」を感じていたが、今ではそれも感じない。#4311と交換しても何らそん色はない。音の粒立ちや反応の良さなどは#4311Bを簡単に凌駕している。ただ2ウェイ構成で、20㎝フルレンジと言う点で、30㎝3ウェイの#4311Bとは低域と中高域の厚みで及ばない。しかし「感動させる」と言うオーディオの神髄がここに有る。この一点が私の判断基準。これは自分の感性を磨くしかない。この部分のスペックは測定では得られない領域。

音の「質」そのものはD208システムの方が上だが、音のバランスや低域の最下限の再生では#4311Bの方が上回る。#4311Bの内部配線をD208と同じにしたら絶対に#4311Bの方が上に来ることは予想できる。その事は既に3年前に#4311WXで確認している。低域も高域も更に伸びてスケール感が大きくなる。このシステムの高域の再生能力は非常に優秀だと感じた。3.6㎝コーン型ユニットの再生音は、私の知るドーム型ユニットの比ではない。

もう少し日中が涼しくなったら手を入れるしかないかなあ・・・。