Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

スーナーケーブルの特徴

2017年09月22日 | ピュアオーディオ
ステレオにおけるケーブルの重要性を認識している。そのきっかけとなったのが「ブラックスーナー」(φ11㎜)のRCAケーブルだった。

最初CDP~プリアンプ間に接続し、最初の音出しで「分解能」(解像度)に優れ、音数が一気に増えた。質感も非常にきめが細かくさわやかな質感であった。それまで使っていたベルデン#8412RCAケーブルとは雲泥の差であった。もう今から12年近く前のお話。

他のメーカーのケーブルも色々試して見たが、分解能・音数・質感や音のキレ・ヌケ・ノビを感じれるのはスーナーケーブルが一番良かった。

色々な種類のスーナーケーブルを取り寄せ、オーディオケーブルに出来るものを探して試聴した限りでは、スーナーケーブルには非常に好ましい特徴が有る。どのケーブルにも共通したスーナーケーブルの質感が有る。

1)質感に癖が無い・・・爽やかさや艶やかさが出る。
2)他社品にはない独特の音のキレ・ノビ・ヌケが有る・・・非常に重要
3)非常に繊細(分解能が高い)でありながらエネルギー感(力感)が強い。
4)音圧がアップする・・・一般のケーブルより同じボリュームで大きな音になる。
5)ハイスピードなサウンドになる・・・音数の増加
6)音楽との相性が非常に良い・・・豊かな表現力

と、オーディオケーブルの「音質」としては非常に好ましいサウンドが出て来る。

他方、欠点も有る。
1)ケーブルに硬く太いモノが多い・・・取り回し性が悪い
2)オーディオケーブルに仕立てるのに一工夫居る(サイズ・硬さ)
3)加工の難しさ・・・同軸ケーブルでもメッシュが2~3枚入っている。

まず大メーカーがケーブルを加工して「大量生産」出来る様には思えない。ハンドメイドで丁寧に仕上げてこそ良いケーブルになるだろう。

ケーブル材の注文は基本的には100m単位。結構な額になるので投資効率は良くない。しかし、型番を限定して「自作ケーブル」で揃える様になれば、市販の高価格ケーブルよりはるかに安く、良いサウンドを手に入れられる。

輸入代理店に注文してから入荷するまでの納期は、在庫が有れば1週間以内、スイスにオーダーするようになれば1~6か月(在庫状況で変わる)。注文してから工場で生産する場合は半年かかる。