Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音の統一性

2017年09月29日 | ピュアオーディオ
オーディオ機器を組む時自分が気を付けている処が有ります。それは「音の統一性」を図る事。SP箱内配線が低域と中・高域で違う?何て事は絶対に論外。当然SPケーブルも統一して全く同じ仕様のモノを使います。マルチアンプシステムだから、低域用・中域用・高域用・超高域用と使い分けなどしません。すべて同じケーブル・仕様で統一して使います。

ステレオのサウンドは「何処か?何か?」変われば音が変わります。変わった音が音が好きならそれでも構いません。所詮は「自分が満足」出来れば良い事です。しかし、「客観的な音」の観点から行けば「外れた」(アウトロー)の音になるでしょう。

全てを統一する事などは初めから出来ません。ステレオのシステムの構造上、「機器の作り」(構造・回路・材質・人)が変わりますので、やむを得ない所だと思います。しかし、ケーブル類は「統一」する事が出来ます。システムの音の半分は「ケーブル」類で決まります。特にSPユニットに近い部分はSPの性能さえも左右して来ます。当然、音色や質感、音のキレ・ヌケ・ノビも変わって来ます。

電源系統も似た様な所が有ります。こちらも「ケーブル類」に依存する処が大きい部分です。だから、私の場合「全てのヒューズ」を出来るだけ揃えて使いたいと思っているし、最低のグレードラインと云うものを「オーディオグレードヒューズ」にしています。