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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「良い音」とは聴きなれた演奏が又聴きたくなるモノ

2017年09月08日 | ピュアオーディオ
JBL#4311とD208システムを入れ替えては「音質」の比較をしている。出来ればオリジナルに手を加える事はしたくないのが本音。しかし、「感動」しないサウンドではBGMでしかない。真剣に「音楽」に浸りたいなら「感動」する様なサウンドで聴きたいものである。



現在サブシステムでは、各電源ケーブル。ラインケーブル・SPケーブルを対策して、違いは「SP内部配線」だけにしている。SPのユニット構成等は#4311Bの方が単純に上で有ろう。しかし「音楽」を聴いて「感動」出来ないので有ればただのスピーカー(音が出るだけ)で有ろう。「オリジナル神話」をまともに実践している方もいるが、個人的にはメーカーも知らない世界や技術、コストの制約の為に使えない材料や技術もあると云う事を知っておくべきだと思う。

既に獲得したノウハウから行けば、「SP箱内配線」のグレードアップは直接的に音に出て来る。「感動する様な音」はキレ・ヌケ・ノビが良い音である。遠くから聴いても明瞭に聴き取れ、音数・分解能にも優れて、余韻も美しい。音通りが良い。近くで聴いても聴き疲れがしない。それでいてメリハリがしっかりしていて、演奏者の熱気が伝わって来る・・・そんなサウンドに変わってくれる。ただ使う配線材でその能力は大きく変わる。

#4311Bに戻して、何だか面白くないのである。D208システムを聴いてからは「ただ音が出ているだけ」の様に聴こえる。やはり、ここは面倒でも「内部配線」を交換しなければ#4311B自体を使わなくなるだろうな。今回の#4311Bに躊躇うのは「個体」の状態に満足していないから。エンクロージャーに打痕傷が有り、個人的には「許せない」範疇。だから買い替えてからやりたいのが本音。この#4311Bは処分して買い替える事も視野に入れている。なかなか手を出せない一因である。