Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

コーン型SPユニットの「ウレタンエッジ」を私は使わない

2020年11月05日 | ピュアオーディオ

1970年代からJBLのコーン型ユニットに「ウレタンエッジ」が使われ出した。個人的には、その「ウレタンエッジ」が大嫌いである。後生大事に「JBLオリジナル」に拘って、「ウレタンエッジ」を使っていらっしゃる方もおられるが、個人としてはお勧めしない。上の写真はJBL#4425用のウーハーのエッジを「クロスエッジ」に交換したものである。ウレタンエッジで入手した場合は、この様に専門業者に特注して安心して使える様にしている。


DITTON15もウレタンエッジでないから購入した。オリンパスシステムのウーハーLE15もゴムエッジだったが、こちらはそのエッジが無いものを入手した為、クロスエッジに張り替えて使っている。18年程になるが何のトラブルもない。



D208やD130も使っているが、D208はフィックスドエッジが破けたので仕方なくクロスエッジに張り替えた。D130はオリジナルのフィックスドエッジのまま20年近く使っている。


サンスイSP-2005のウーハーもクロスエッジなので購入した。これがウレタンエッジだったら購入していない。

何故「ウレタンエッジ」を嫌うかと云うと、①寿命が短い(約10年)②初めから強度不足・・・誤って触れば破れる・・・からです。良いものは長く使いたい。それも「ノーメンテ」で使いたい。ウレタンエッジはオーナーの為の仕様ではなく、「買い替え需要」を喚起させるためのメーカー側の戦略だからだ。

ウレタンエッジを採用しなかったメーカーは「善意」のメーカーだと思うが、悲しいかな「悪貨は良貨を駆逐する」の例えの如く、今では消えてしまったメーカーが多い。