
晴れた朝には、当YHからも奥羽山脈が綺麗に見えますが、ようやく山の雪も消えつつあります。隣町横手では、りんごを始めとした果樹栽培が多く見られますが、これらの木は上に伸ばさず横に枝が広がるようにしているため、今年の大雪で多くの木で枝が折れるといった被害が残ってしまっています。
果樹栽培の農家さんは、雪どけすぐから折れた枝を取り除いたり、樹形を整える作業を行っているようですが、これがまた大変な作業とのことで、一部ボランティアの方も手伝っているようです。
そろそろりんごの花が咲き始め、その後には摘果(花を間引く)作業が始まります。こうした苦労をして果樹農家さんが作る果物は、晩夏から収穫になります。是非、その頃東北に来て、おいしい果物を買い求めてみてください。大震災の陰にかくれてしまっていますが、そうしたことが農家を助けることにもなります。
(写真は4月上旬の十文字のりんご畑)

