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角館とほぼ同時に咲く青森の弘前公園では、本日より桜祭りが開催となり、開会宣言と同時に満開宣言が出されれるという、ここ数年例を見ない状況になっています。当YHにあるソメイヨシノも昨日からの20℃を越える暖かさで開花4日にして、満開となってしまいました。
角館は元々武家屋敷のある小京都である程度知られるようになってきましたが、まだその存在だけで観光客が一年中押し寄せるには、力不足です。京都、高山や仙台など、何もイベントが無くとも一年中観光客が集まる街がある一方、秋田県では横手のかまくら祭りや大曲の花火などイベントがメインでその時には多くの方が押し寄せるという状況が多く、角館も桜が咲く今の時期に年間の観光客の大半が集中します。
横手ではかまくら館という形で、通年雪のかまくらが見られるようになっていますし、花火の大曲では、8月の花火の前、1週間を花火ウイークにしたり、毎月花火大会を開催して、メインイベントの短い時間を補おうとしていますが、角館の場合、桜という自然が相手ですので、打つ手がないのが現状なのでしょうか。(写真は本日の当YHの桜)
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