昨日から、正式名称・プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(略称・プラスチック資源循環促進法)が施行されました。これは製品の設計から廃棄までの一連の流れにかかわりのあるすべての事業者、自治体、消費者の相互連携で国内のプラスチックの資源循環の相乗効果を高めることを目的にしたもので、事業者とは生産者だけでなく、店舗での販売者なども含まれ、この法律ではプラスチックが使われている製品のすべてが対象となり、容器や包装材まで含まれるとのこと。
この関連でテレビ等で取り上げられているのが、ホテル旅館で使用されている使い捨ての歯ブラシや髭剃りなどのアメニティ品。仕事でビジネスホテルを頻繁に利用されている方の中には、大量に溜まったなどと云う話も聞きます。YHでは、コスト低減のため、当初から出しているところは少ないため、ほとんど影響はないと思いますが、ビジネスホテルは配布方法や処理費用などを考える必要があるようです。
そもそもリサイクルでは、どうしても処理費用が次の原材料費に乗るため、従来のプラスチックより割高になるはずです。それを使えるのは限られた企業。今のところはリサイクルするよりも廃棄処理をしっかりするべきではと思います。
古いアニメ「未来少年コナン」では、プラスチックからパンを作るなんてことが描かれていましたが、そうなれば率先して回収・リサイクルされそうですが、そんなパンは食べたくないですね。
のち