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ヒブワクチン?

2011年03月10日 00時13分35秒 | 仕事
昨日3月8日、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種の「一時的見合わせ」への対応を検討するため、厚生労働省で検討会が開催されました。
しかし、判断するには情報等が不足しており、さらに情報収集し、再度会議を開催して検討することになりました。
個々の症例におけるワクチン接種と死亡との因果関係と、ワクチン接種事業全体の継続性の可否。
それをどう判断するかは難しいところですが、傍聴者の中からは、あまり踏み込んだ議論ができない状況に、「なぜこのタイミングで会議を開催したのか」との疑問の声も。

Hib(ヒブ)は真正細菌であるインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)b型の略称。冬場に流行するインフルエンザ(流行性感冒)の原因微生物となるインフルエンザウイルスとは異なる。

Hibは肺炎・敗血症・喉頭蓋炎などさまざまな感染症を引き起こし、なかでも重篤な感染症がHibによる細菌性髄膜炎(Hib髄膜炎)である。

Hibワクチン [編集]Hibによる感染症を未然に防ぐHibワクチンは、100か国以上で接種されており、14年間に約1億5000万回接種されている。
日本では、2008年12月に任意接種(有料)が一般的に可能となった。

Hibワクチンを生後2~7か月までに接種開始する場合は、4~8週間間隔で3回、追加免疫として3回目の接種から約1年後に1回の計4回接種である。
生後7か月~1歳未満に接種開始する場合は、同じく4~8週間間隔で2回、追加免疫として2回目の接種から約1年後に1回の計3回接種である。
1歳を越えると追加免疫はなく1回のみで抗体獲得となる。
Hibワクチン接種後、6日間以上の間隔をあければ次のワクチンを受けることが可能で、同時接種を希望する場合は医師に相談する。
日本でも海外同様、三種混合など他ワクチンと一緒に予防接種されている。

副作用は、通常は一時的な接種部位の赤みや腫れで数日で消失する。

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