日々

穏やかな日々を

お祈りいたします

2011年03月14日 08時24分18秒 | 私自身や健康
らっぱ水仙の蕾がふくらんで
咲き出しました。

こんな日常を書くのもはばかられる地震の状況。

言葉では言い尽くせない悲しみの中
ひたすら、ただ、お祈りいたしたく。


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「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸

2011年03月14日 08時23分25秒 | 地域
東日本大震災 「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸
毎日新聞 3月13日(日)22時37分配信

 東日本大震災の発生から3日目の13日、明らかになりつつある被害状況は拡大の一途をたどり、死者が1万人単位に及ぶとの見方も出てきた。難航する救出作業、あふれる避難所、行き届かない食料や物資。福島第1原発1号機の爆発事故で、新たに約8万人の住民が避難を余儀なくされ、想像を絶する巨大地震に襲われた被災地は、大きな不安や疲労に包まれた夜を迎えた。

【想像を絶する被害】東日本大震災 発生当日の様子を多量の写真で

 「早く逃げてください」--。街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。

 「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。

 難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。その中に未希さんはいなかった。

 遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。もうダメだと思う」とつぶやいた。

 地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。

 芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。車を降りて避難所の階段を上がった。遠藤さんもたまたま避難していた。

 芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。「娘さんの声がずっと聞こえたよ」

 高台から見下ろす街は濁流にのみ込まれていた。

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原発被曝

2011年03月14日 00時40分41秒 | 地域
「どこへ逃げたら」原発被曝、住民不安極限に
読売新聞 3月13日(日)17時41分配信


 地震が起きても安全とされていた原子力発電所が、周辺住民にまで牙をむいた。

 13日午前、福島県などは東京電力福島第一原子力発電所の周辺住民ら最大190人が被曝(ひばく)した可能性があることを明らかにしたが、半径10キロの地域にはなお80人が取り残されたまま。「病院に閉じこめられ、動けない」と、電話で懸命に訴える人もいるなど、地域の不安は極限まで高まっている。

 「警察も消防もいない。閉じこめられていることを誰かに伝えて」。同原発から近い大熊町から同県川俣町に避難してきた女性(21)は、看護師の母親から電話でそう助けを求められた。母親は同原発から20キロ圏内の病院で、被曝を避けるため、患者とともに外に出られない状況が続いていて、女性は「どうしたらいいんだろう……」とうつむく。

 同原発から北に約40キロ離れた同県相馬市。13日朝、同原発3号機の冷却装置の機能が失われたとの報道が流れ、市役所内は不安に包まれた。テレビ報道で知ったという市職員は「公式な情報が遅すぎるし、政府の会見内容にも不信感が募っている。本当に大丈夫なのか」と憤った。

 同市の避難所では、避難指示が出た近隣の南相馬市などからも避難者が相次いでいる。避難所となった相馬市立中村第一小学校の受付担当職員は「各避難所に他市からの避難者が来ていて、混乱状態になっている」と話す。

 警察庁によると、13日午前8時現在、当初の避難指示が出た半径10キロ圏内で住民80人が残っている。大半が寝たきりの高齢者などで、同日朝からヘリコプターなどでの搬送を行っている。また、20キロ圏内にも約6万人が残る。

 一方、福島県庁でも、県幹部が相次ぐ事態に表情をくもらせた。3号機の冷却機能が働かなくなったことは、13日午前6時半に開かれた福島県原子力災害対策本部の会議で報告されたが、東電側は、原発周辺の放射線量の正確な値を把握しておらず、出席した幹部は「まだか」といらだちをあらわにした。

 松本友作副知事は「こういう状況なので、しっかりと情報収集を」と呼び掛け、別の県幹部は「まったく終わりが見えない。どうすればいいのかわからない」とつぶやいた。

コメント (2)
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外国からのエール

2011年03月14日 00時18分36秒 | 地域
米各紙、日本人の「がまん」「地震への備え」に注目2011年3月13日16時10分

 【ニューヨーク=田中光】東日本大震災をめぐり、米国でも日本人の対応や、震災への備えに注目する報道が相次いでいる。米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)のコラムニストは日本人の「ガマン」を称賛する一方、ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は日本の耐震対策をたたえた。

 「日本語には英語にはないガマンという言葉がある」。そう指摘したのは阪神大震災を取材したことがあるNYTの元東京支局長のニコラス・クリストフ記者だ。「日本の立ち直る力と忍耐力は立派で勇気のあるもので、来る日でも見ることができるだろう」とブログで書いた。

 またWSJの12日付の社説は、地震大国の日本が「どれだけ地震に備えてきたかを忘れてはならない」と主張。NYTの12日付の1面記事も、多くの人たちが高台に逃れた点など、津波に対する住民たちの警戒心が人命を救った可能性に言及した。

「日本人には道徳の血」 中国紙、市民の冷静さを称賛2011年3月13日15時9分
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 【北京=古谷浩一】東日本大震災について、中国メディアが「日本の民衆の『落ち着き』が強い印象を与えている」(第一財経日報)「日本人はなぜこんなに冷静なのか」(新京報)といった記事を相次いで報じている。2008年の四川大地震では一部で混乱も伝えられており、市民も驚きをもって報道に注目しているようだ。

 国際情報紙の環球時報は12日、「日本人の冷静さが世界に感慨を与えている」。普段は日本に厳しい論調の多い同紙だが、「(東京では)数百人が広場に避難したが、男性は女性を助け、ゴミ一つ落ちていなかった」と紹介した。

 中国中央テレビは被災地に中国語の案内があることを指摘。アナウンサーは「外国人にも配慮をする日本に、とても感動します」と語った。

 報道を見た北京市の女性(57)は「すごい。日本人の中には『道徳』という血が流れているのだと思う」と朝日新聞に語った。


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