福医大、福島県内で初成功 心房中隔欠損カテーテル手術
地域 2015年9月10日 (木)配信福島民友新聞
福島医大は9日、同大病院で、心臓の左心房と右心房を仕切る心房中隔に穴が開く先天性心疾患「心房中隔欠損」の治療として、福島県内で初めてカテーテル治療を行い、手術を成功させたと発表した。カテーテル治療は、開胸する外科手術と比べて体への負担が格段に少なく、手術を受けた3人はいずれも近日中に退院する予定という。
同大によると、手術は県内に住む70代と60代の女性、40代男性に8日に行った。心房中隔欠損は、穴を通して左心房から右心房に血液が流れることで、右心房や肺の負担が増え、風邪や肺炎にかかりやすくなったり、不整脈や心不全などを発症することもある。カテーテル治療は、足の付け根から3ミリ程度の太さのカテーテルを挿入して穴をふさぐ治療で、高度な技術が必要なため、学会から認定を受けなければ実施できない。県内では同大が唯一、認定を受けている。同大によると、全国では58施設が認定を受け、昨年末現在で5480例の手術が行われているという。
地域 2015年9月10日 (木)配信福島民友新聞
福島医大は9日、同大病院で、心臓の左心房と右心房を仕切る心房中隔に穴が開く先天性心疾患「心房中隔欠損」の治療として、福島県内で初めてカテーテル治療を行い、手術を成功させたと発表した。カテーテル治療は、開胸する外科手術と比べて体への負担が格段に少なく、手術を受けた3人はいずれも近日中に退院する予定という。
同大によると、手術は県内に住む70代と60代の女性、40代男性に8日に行った。心房中隔欠損は、穴を通して左心房から右心房に血液が流れることで、右心房や肺の負担が増え、風邪や肺炎にかかりやすくなったり、不整脈や心不全などを発症することもある。カテーテル治療は、足の付け根から3ミリ程度の太さのカテーテルを挿入して穴をふさぐ治療で、高度な技術が必要なため、学会から認定を受けなければ実施できない。県内では同大が唯一、認定を受けている。同大によると、全国では58施設が認定を受け、昨年末現在で5480例の手術が行われているという。