日々

穏やかな日々を

天才の証明 海外こぼれ話

2015年09月23日 21時17分47秒 | 
天才の証明 海外こぼれ話

その他 2015年9月14日 (月)配信共同通信社

 英国の少女(12)が、世界の人口上位2%以内の知能指数(IQ)を持つ人だけが会員になれる国際団体メンサのテストを受け、最高点とされるIQ162をたたき出した。米メディアは「天才の物理学者アインシュタインをしのぐかも」と報じた。

 少女は一人っ子で、父親は放射線科医。両親によると、生後6カ月で話し始め、4歳からバイオリンを奏でている。数学が好きだが、将来の目標は未定。(共同)
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『IQは金で買えるのか』 行方史郎著 評・岡ノ谷一夫(生物心理学者・東京大教授

2015年09月23日 21時16分57秒 | 医療情報
『IQは金で買えるのか』 行方史郎著 評・岡ノ谷一夫(生物心理学者・東京大教授)

その他 2015年9月14日 (月)配信読売新聞

遺伝子操作の倫理

 ある学問が急速に発展している時期には、その学問の有効性が大袈裟おおげさに喧伝けんでんされる場合がある。これは必ずしも悪いことではない。その学問に勢いが付き新規技術が開発され、若い才能が参入する。現在そのような分野と言えば、分子遺伝学であろう。こういう時期こそ、本書のようなわかりやすく読みやすいが、倫理的な批判精神を持つ一般書が必要なのだ。遺伝子診断で個人に合ったスポーツを推薦する企業についての、敷居の低い話から本書は始まる。

 個人の遺伝子を解読することで、その人がどのような病気にかかりやすいかを予測することはある程度可能になっている。若年性アルツハイマー病や乳がんの1割程度は、遺伝的な基盤を持つと言われる。こうした事情は、最近の映画「アリスのままで」や、アンジェリーナ・ジョリーの乳房切除手術で一般にも知られつつある。病気の遺伝的基盤はこれからもどんどん解明されてゆくであろう。自分が将来重篤な病気にかかるかどうかは、知るための技術がある以上、知る権利はあると私も思う。

 しかし本書で問題にされるのは、私たちは遺伝子操作によって人間という種を変えてゆくことが許容されるのか、である。たとえば男女の産み分けとは、欲しない性の受精卵を使用しないことを意味する。受精卵の選別により、遺伝病を取り除くだけではなく、IQがより高い子供を持つことも可能である。実際、中国でそのようなプロジェクトが進行中だ。

 好みの受精卵を選別する行為は、自分の子供を無条件に愛するという、人間が連綿と続けて来た営みを切断することだ。著者はサンデルを引用する。人生は選択の連続であるが、親になることはそれとは反対に、あるがままを受け入れることなのだ。しかし障害を持って生まれてきた子供本人に、あるがままを受け入れる義務があるのかどうか、私にはわからない。この問題については、考え続けることで人間であり続けるという選択肢を私は選ぶしかない。

 ◇なめかた・しろう=1966年生まれ。朝日新聞アメリカ総局員などを経て現在、東京本社科学医療部次長。
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元千代の富士、がん手術 早期発見で「大丈夫」

2015年09月23日 21時01分07秒 | 
元千代の富士、がん手術 早期発見で「大丈夫」

その他 2015年9月14日 (月)配信共同通信社

 7月の大相撲名古屋場所を内臓疾患で全休した九重親方(60)=元横綱千代の富士、本名秋元貢(あきもと・みつぐ)、北海道出身=が秋場所初日の13日、早期の膵臓(すいぞう)がんで手術を受けていたことを明らかにした。1カ月ほど入院し、7月下旬に退院した。

 体重は13キロほど減ったというが体調は良好で「大丈夫だよ。健康体だ」と張りのある声で話した。秋場所は通常通り、館内で無気力相撲の有無をチェックする監察委員の職務に当たる。

 現役時代に「ウルフ」の愛称で親しまれた九重親方は、史上3位の31回の優勝を誇り、1989年に角界で初めて国民栄誉賞を受賞した。
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脂肪肝、血液検査で簡単に診断? カギの物質発見

2015年09月23日 09時54分30秒 | 医療情報
脂肪肝、血液検査で簡単に診断? カギの物質発見

その他 2015年9月14日 (月)配信朝日新聞

飲酒しないのに発症する肝炎・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)かどうか、血液検査だけで簡単に診断できるかもしれない。大阪大の三善英知教授(機能診断科学)らは、NASHの度合いを測る血液中の物質を見つけた。

 NASHは進行すると肝硬変になるおそれがある。国内には約100万~200万人の患者がいると推定されているが、症状が出にくく、診断には肝臓の一部を切り取って調べる必要があることが課題になっている。

 三善さんらは体内で作られるたんぱく質と鎖状の糖「フコース」が結合した物質に注目。様々な脂肪肝の患者506人の血液を調べたところ、NASHの患者の血液中で、この物質の量が増えていることがわかったという。病状によって量が異なることもわかった。

 三善さんは「血液検査でNASHが診断ができるようになるだけでなく、治療効果を測ることもできるのではないか」と話している。(今直也)
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細胞シートの製造販売、条件付きで承認

2015年09月23日 09時52分52秒 | 医療情報
細胞シートの製造販売、条件付きで承認

臨床 2015年9月20日 (日)配信

 厚生労働省は18日、脚の筋肉の細胞を使って心臓病を治療する細胞シートの製造販売を条件付きで承認した。

 昨年11月に導入された、再生医療製品を早期に承認する制度の初めての適用例となった。今後、中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で保険適用の可否が検討される。

 承認されたのは、医療機器メーカー「テルモ」(東京)の「ハートシート」。心筋梗塞などで機能が落ちた重症の心臓病患者が対象で、太ももの筋肉の細胞を培養してシート状に加工、患者の心臓に張る。5年かけて有効性を確認する条件が付いており、確認できれば正式な承認となる
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手に余る巨大システム 個人情報守れるか 「表層深層」自治体アンケート

2015年09月23日 09時46分09秒 | 行政
手に余る巨大システム 個人情報守れるか 「表層深層」自治体アンケート

行政・政治 2015年9月14日 (月)配信共同通信社

 「膨大な個人情報を扱う巨大システムは、本当に大丈夫か」。マイナンバー制度で住民との接点になる市区町村の多くが、危機感を募らせている。自治体アンケートからは、人材や予算が不足する中、情報システムの刷新など手に余る作業を求められている現場の苦悩が浮かぶ。手口が巧妙化するハッカーから住民の個人情報を守れるか。10月の番号通知は目前に迫っている。

 ▽至難の業

 「どこまで対策を取ったら安全なのか」。かつてサイバー攻撃を受け、ホームページを改ざんされたことがある東北地方の町役場の担当者は不安を隠せない。不正アクセスを検知して通信を遮断できるシステムを導入したばかりだが、さらなる対策強化を国から求められた。「本庁舎から出先の施設まで配線を変えないと。もう間に合わないかも」と職員は頭を抱える。

 長野県のある町は「専門の人材がいない」と嘆く。国が求めるハッカーの侵入を防ぐシステムや、厳しい情報管理体制の構築は、ITのノウハウが乏しい小規模の自治体にとって至難の業だ。

 マイナンバーは税制から社会保障まで幅広く活用され、膨大な個人情報が行政機関の間を行き交うようになる。自治体は行政手続きなどで国と情報のやりとりをするほか、住民への番号通知や、来年1月からの個人番号カード発行などの重要な役割を担わされている。

 ▽標的

 市区町村の担当者が肝を冷やしたのは、ことし6月に発覚した年金情報の流出問題だ。「今まで狙われなかったのは運が良かっただけ」(神奈川県の自治体)と危機感が一気に強まった。

 総務省は6月、ハッカーの攻撃を防ぐため、マイナンバーを管理するシステムからインターネット回線を切り離すよう自治体に緊急要請した。

 国の管理システムは堅固とされるが、マイナンバー関連の情報を狙うハッカーは、自治体や中小企業を弱点と考え標的にするとの見方がある。

 東京都内の市役所職員は「生活保護や児童手当など社会保障関連は、部署ごとに受給者リストを管理しており(外部流出がないか)隅々まで目を光らせるのは難しい」と明かす。

 アンケートでは、全体の5・8%に当たる96の自治体が「セキュリティー対策が遅れ、大いに不安」と回答した。うち半数近くが、個人情報の管理システムを何らかの形でインターネットに接続させていた。万一、自治体で情報流出が起きれば、制度全体の信頼性が揺らぎかねない。

 ▽戦場

 システムの改修や管理を委ねる民間事業者も奪い合いになっている。東京都内で今月開かれた業務システムの展示会では、「マイナンバー対策」の特設コーナーに人だかりができていた。担当者は「関心は日増しに高まっているが、質問はまだ初歩的なことばかり」と対応の遅れを心配する。

 制度への不安感から、弁護士や市民でつくるグループが、番号の使用差し止めを求める訴訟を各地で起こす動きも出ている。担当弁護士は「個人情報が万一漏れたら取り返しがつかない」と強調する。

 消費税の還付制度にマイナンバーを使う案が浮上するなど、情報管理体制が整う前から番号の利用範囲を拡大する動きもある。北海道ニセコ町の担当者は「サイバー空間は戦場。まずは国を挙げて安全対策に取り組むべきだ」と訴えている。
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