広島大の再生医療承認 肝臓移植後の感染防ぐ
行政・政治 2015年11月19日 (木)配信共同通信社
厚生労働省の再生医療等評価部会は18日、広島大が申請した肝臓移植後の感染を防ぐ臨床研究について、再生医療安全性確保法の基準に適合していると確認した。昨年11月に施行された同法が規定する第1種の再生医療の承認は、京都府立医大の水疱(すいほう)性角膜症に対する培養細胞の移植に次いで2例目。
肝臓移植後は免疫抑制剤を使用するため感染症にかかりやすくなる。広島大は、手術中に臓器提供者の肝臓から取り出した免疫細胞の「ナチュラルキラー(NK)細胞」を培養し、移植後に患者に投与することで感染症を防ぐ治療法の開発を目指す。
同法は再生医療で使う細胞などをリスクに応じて3分類。他人の細胞を移植するなどリスクが高い治療を第1種として国の審査を義務付けている
行政・政治 2015年11月19日 (木)配信共同通信社
厚生労働省の再生医療等評価部会は18日、広島大が申請した肝臓移植後の感染を防ぐ臨床研究について、再生医療安全性確保法の基準に適合していると確認した。昨年11月に施行された同法が規定する第1種の再生医療の承認は、京都府立医大の水疱(すいほう)性角膜症に対する培養細胞の移植に次いで2例目。
肝臓移植後は免疫抑制剤を使用するため感染症にかかりやすくなる。広島大は、手術中に臓器提供者の肝臓から取り出した免疫細胞の「ナチュラルキラー(NK)細胞」を培養し、移植後に患者に投与することで感染症を防ぐ治療法の開発を目指す。
同法は再生医療で使う細胞などをリスクに応じて3分類。他人の細胞を移植するなどリスクが高い治療を第1種として国の審査を義務付けている