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看護師、勤務改善求め要請行動

2016年05月22日 11時32分15秒 | 
看護師、勤務改善求め要請行動
2016年5月20日 (金)配信毎日新聞社

 医師や看護師などで作る労働組合が19日、看護師の夜勤の改善などを求める要請行動を国会周辺で行った。また職員増などを求める約30万人の署名を国会に提出した。

 要請行動は、長時間夜勤や人手不足が常態化し、医療の安全に影響を及ぼしていることに危機感を抱いた労組が2013年から取り組んでいる。日本医労連が14年に実施した看護職員の実態調査では73%が「慢性疲労がある」と回答、75%が「仕事を辞めたいと思う」と回答した。


長時間夜勤は、とても辛いですが、介護職場も、病院も、2交代勤務がベターとの判断がまかり通っていて、それについていけない4,50代の離職が多いです。>
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注意欠陥多動性障害、成人期に発症も 研究

2016年05月22日 11時11分50秒 | 医療情報
注意欠陥多動性障害、成人期に発症も 研究
科学 2016年5月19日 (木)配信 時事通信

【マイアミAFP=時事】注意欠陥多動性障害(ADHD)は、子どもに影響する障害と広く考えられているが、一部の患者は、大人になってから初めてADHDを発症する可能性もあるとの研究結果が18日、発表された。≪写真は資料写真≫
 米国医師会の精神医学専門誌「JAMAサイキアトリー」に発表された、英国とブラジルのそれぞれの研究チームによる独立した2件の研究論文によると、子どもの時にADHDと診断されなかったにもかかわらず、若年成人になって初めてADHDと診断されるケースが多いため、遅発型のADHD自体が独自の疾患である可能性があることが示唆されるという。
 成人がADHDと診断される場合、注意欠如、活動過剰、衝動的行動などの症状が、子どもでみられるよりも重くなることが多く、交通事故や犯罪行動などの増加を伴う傾向がみられると、研究チームは指摘している。
 ADHDは、成人の約4%でみられると考えられている。
 12歳未満の子どもに、通常の活動や発達に支障を来す不注意または衝動的な行動が6種類以上、6か月連続でみられる場合にADHDと診断すると定義されている。
 英ロンドン大学キングスカレッジなどの研究チームが、2000組以上の双子を対象に実施した調査では、合計166人が成人期ADHDと診断されたが、その内の68%は「小児期にはどの検査でもADHDの基準を満たしていなかった」ことが分かった。
 この調査では、5歳、7歳、10歳、12歳でそれぞれ収集した母親と教師からの報告に基づいて、子ども時代のADHDを判定した。
 調査の時点で18~19歳の成人では、自身の症状や行動について被験者と話し合う面談を基に診断を下した。
 調査の結果、成人では、子ども時代から続く「持続性のADHDは少数派」であることを研究チームは発見した。
 恐らく、小児期発症型と遅発型の成人期ADHDは、それぞれ異なる原因で発症すると思われ、このことは「ADHDの遺伝子的な研究や治療に示唆を与える」と、研究論文は説明している。
 ■2つの症候群
 研究ではまた、双子のデータの分析から、成人期ADHDが、小児期ADHDに比べて遺伝的要因の可能性が低いことと、発症率が男女でほぼ等しいことも分かった。一般的に、小児期ADHDは、男児の方が発症率がはるかに高い。
 さらに、英国の研究チームは「遅発型のADHD患者は、不安神経症やうつ病、マリフアナやアルコールの依存症などの罹患(りかん)率が高いことが、今回の調査で明らかになった」と付け加えている。
 ブラジルの研究チームが1993年に開始した5000人以上を対象とする追跡調査では、子どもの時にADHDと診断された成人の患者の割合は12%で、また成人しても引き続き障害が見られた子どものADHD患者は17%と、ともに非常に少数であることが分かった。
 この結果は「発症経路が明確に異なる2つの症候群の存在」を示唆していると研究は指摘。また、遅発型のADHDと診断された患者では「重度の症状、機能障害や他の精神疾患」を示していたことにも触れた。
 成人期ADHDの原因の解明、さらには小児期ADHDとは別の疾患であるとの判定には、より多くの研究が必要となる。【翻訳編集AFPBBNews】【時事通信社】
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「おくるみ」でSIDSの発生率が上昇

2016年05月22日 10時50分35秒 | 
「おくるみ」でSIDSの発生率が上昇
「うつぶせ寝」でさらに危険に
HealthDay News2016年5月20日 (金)配信 小児科疾患産婦人科疾患救急

 睡眠中の乳児におくるみを使い、特にうつぶせにすると、乳児突然死症候群(SIDS)による死亡リスクが高まることが、米バージニア大学医学校小児科教授のRachel Moon氏らの研究で示唆され、研究論文が「Pediatrics」オンライン版に5月9日掲載された。

 おくるみとは通常、頭は出して腕を中に入れた状態で毛布や布で子どもをくるむことを指す。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では2014年、約1,500人の小児がSIDSで死亡したという。

 Moon氏らは、これまでに発表された4件の研究の結果を分析し、SIDSで死亡した乳児760人をそうでない乳児1,759人と比較した。これらの研究は20年にわたり、英国、オーストラリアのタスマニア、米シカゴで実施された。

 分析の結果、くるまれた乳児では、SIDSで死亡する可能性が50~60%高かったという。おくるみによりSIDSリスクは全般的に上昇したが、うつぶせにして寝かせるとさらに上昇し、これらの乳児のSIDSリスクはおくるみを使わない乳児の約13倍に達した。このリスクは、乳児が自分で寝返りができる可能性の高まる生後6カ月に近づくにつれて上昇した。

 Moon氏は、これらの関連性の原因は説明できず、本研究はおくるみとSIDSリスクの因果関係を証明できないとしている。また本分析には、4件の研究でおくるみの定義が異なるなど、いくつかの限界があったという。

 Moon氏は、「子どもが寝返りできるようになったらおくるみを使ってはならないこと、うつぶせまたは横向きに寝かせないことを覚えておいてほしい」と話している。一方で他の専門家は、「睡眠時のおくるみは全て推奨しない」とコメントしている。
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