119番もバリアフリー 音声不要、導入20%
2019年1月4日 (金)配信共同通信社
119番のバリアフリー化が少しずつ進んでいる。総務省消防庁の6月末時点の集計では、聴覚や言語機能に障害のある人がスマートフォンで文字などを入力することで、音声を使わずに通報ができる「Net119緊急通報システム」を導入している消防本部が、全体の20%になった。2020年度末には61%になる見通しだ。
システムの利用には住所や氏名の事前登録が必要。専用サイトに接続し、文字による会話形式で火事の状況や、けがの症状を管轄する消防本部に伝える。スマホの衛星利用測位システム(GPS)を活用して通報者の所在を確認し、速やかな出動につなげる。
消防庁によると、全国に728ある消防本部のうち、142本部がシステムを導入。20年度末には444本部に広がる予定だ。今年6月末時点で取り入れている消防本部は同庁のホームページで公開されている。
消防庁は18年度からシステムの運用経費を財政支援している。普及を進め、全国どこでも利用できる環境を整えたい考えだ。
2019年1月4日 (金)配信共同通信社
119番のバリアフリー化が少しずつ進んでいる。総務省消防庁の6月末時点の集計では、聴覚や言語機能に障害のある人がスマートフォンで文字などを入力することで、音声を使わずに通報ができる「Net119緊急通報システム」を導入している消防本部が、全体の20%になった。2020年度末には61%になる見通しだ。
システムの利用には住所や氏名の事前登録が必要。専用サイトに接続し、文字による会話形式で火事の状況や、けがの症状を管轄する消防本部に伝える。スマホの衛星利用測位システム(GPS)を活用して通報者の所在を確認し、速やかな出動につなげる。
消防庁によると、全国に728ある消防本部のうち、142本部がシステムを導入。20年度末には444本部に広がる予定だ。今年6月末時点で取り入れている消防本部は同庁のホームページで公開されている。
消防庁は18年度からシステムの運用経費を財政支援している。普及を進め、全国どこでも利用できる環境を整えたい考えだ。