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思春期に多い起立性調節障害…自律神経の不調が原因

2019年01月16日 22時52分26秒 | 医療情報
思春期に多い起立性調節障害…自律神経の不調が原因
2019年1月16日 (水)配信読売新聞

 立ちくらみを起こしやすく、朝起きるのがつらい起立性調節障害(OD)は、思春期に多く、不登校の原因にもなる病気だ。診断がつきにくいうえ、「怠けている」「仮病だ」と誤解されやすいため、苦しんでいる子どもや家族は少なくない。(安藤奈々)
 ODは、横になった状態から立ち上がる起床時に、症状が出やすい。立ち上がると、血液は重力に従って下半身に移動するが、自律神経の働きで下半身の血管が収縮し、上半身に戻るようになっている。
 ところが、自律神経のバランスが崩れると、このメカニズムがうまく機能しなくなる。脳へ流れる血液が不足し、疲れやすくなったり、めまいを起こしたりする。ひどいと倒れてしまうこともある。
 患者は小中学生に多く、遅刻や不登校につながることもある。実際、不登校の児童・生徒の3~4割にODの症状があるとされる。
 日本小児心身医学会の診療指針では、立ちくらみやめまい、疲れやすさなど11の症状のうち、主に三つ以上当てはまる場合はODを疑う。診断の確定には、他の疾患の可能性を除いたうえで、血圧の変化を調べる「新起立試験」を行う。
 試験では、診察室のベッドに横たわり、血圧計を腕に装着。起立時、低下した血圧が回復するまでの時間を計り、25秒以上かかればODとなる。25秒未満でも心拍数が35以上増えたり、起立して3~10分経過した後、血圧が低下したりするタイプもある。
精神的ストレスも
 精神的なストレスもODの原因となる。問診で「学校を休むと、症状が軽減する」「気にかかっていることを言われると、症状が悪化する」ことなどがないかを確認。心理的な要因と、身体的な症状の重症度によって治療法を決める。
 全身の血の巡りを良くするため、軽症の場合は〈1〉水分を多く取る(1日1・5~2リットル)〈2〉塩分を多めに取る(1日10~12グラム)〈3〉30秒以上かけてゆっくり立ち上がる――といった点に注意することから始める。学校の教員にも理解を求め、体育の授業を見学する時は座って休むようにする。
 中等症以上と診断された場合は、血圧を上げる薬を服用する治療もある。
 日本小児心身医学会の認定医で、 東あずま こどもの心とからだのクリニック(神戸市)院長の東佐保子さんは、「治療に数年かかるケースもあるが、焦りは禁物。子どもにプレッシャーをかけず、親子で病気と向き合っていくことが大切だ」と指摘する。
学校の理解不可欠
 ODは不登校の要因の一つで、授業での配慮も必要になるため、学校側の理解も不可欠だ。
 岡山県教育委員会は今年度、医療と連携した不登校対策を検討する研究会を新たに設置した。この中で、岡山大の医師らと協力し、ODが疑われる児童・生徒への対応を定めた指針や、ODの診断や治療ができる医療機関を示したマップの作成を進めている。
 これらを3月までに完成させ、県内の小中学校と高校に配布する予定だ。県教委の担当者は「すべての教員がODを正しく理解し、児童・生徒らに必要な支援ができるように取り組んでいきたい」としている。
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トゥレット症候群:気仙沼の男性、難手術越え介護の道へ 施設で働き1年 症状、笑いに変え /宮城

2019年01月16日 20時18分35秒 | 介護福祉高齢者
トゥレット症候群:気仙沼の男性、難手術越え介護の道へ 施設で働き1年 症状、笑いに変え /宮城
2019年1月16日 (水)配信毎日新聞社

 自分の意思とは関係なく声が出たり体が動いたりする神経疾患「トゥレット症候群」がある気仙沼市の熊谷真さん(36)が介護の仕事を始めて1年がたった。障害に苦しみ家に引きこもった時期もあったが、難手術を乗り越えて踏み出した一歩。「もっと介護を勉強して周りの人に恩返ししたい」と話す。【本橋敦子】
 同市内陸部の小高い丘の上にある有料老人ホーム「山田大名の里」。今月初旬、穏やかな陽(ひ)の光が差し込むデイケア施設で熊谷さんは約30人の利用者の様子を見守っていた。「あんたは息子みたいなもんだ」。高齢女性の言葉に熊谷さんは顔をほころばせた。
 トゥレット症候群と診断された時、熊谷さんは25歳だった。大学卒業後、仙台市で1人暮らしを始め、デザインの専門学校に通うようになってから体に異変が出た。授業中なのに甲高い声やせき払いが止まらない。周りの視線がつらく学校に行けなくなった。地元に戻り、1年ほど家に引きこもった。
 通常、トゥレット症候群の症状は10代前半ごろにピークを迎え、成人期には消失・軽快すると言われている。実は熊谷さんもまばたきや首ふりなどの症状が始まったのは小学校入学前だった。しかし、不思議なことに、好きな野球に打ち込んだ学生時代は症状が消失した。完治したと思っていただけに、再発のショックは大きかった。
 日に日に激しくなる症状に、時折自殺も考えた。そんな時、診察を受けた東京の病院の医師に脳深部刺激療法(DBS)を紹介された。手術により脳に電極を据え付け、電極に電気刺激を与えることでトゥレット症候群を軽減できるという。わらにもすがる思いで、手術を受けた。2カ月後に退院する時には、症状は驚くほど減っていた。
 その後、地元のコンビニエンスストアでアルバイト中に、熊谷さんの接客を気に入った施設の社長に声をかけられ、現在の仕事を始めた。最初はトゥレット症候群のある自分は受け入れられないと思っていた。だが、がむしゃらに働くうちにいつもお菓子をくれるおばあちゃんができた。突然出てしまう症状も、自分から笑いに変えられるようになった。
 現在は介護福祉士の資格を取ることを目指し、日々勉強に打ち込む。施設を利用するお年寄り、同僚、友人、両親。トゥレット症候群に負けずに、周囲の人たちを大切にしたいと思っている。
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若手6人に学士院奨励賞 東京医科歯科大の武部氏

2019年01月16日 20時13分54秒 | 大学
若手6人に学士院奨励賞 東京医科歯科大の武部氏
2019年1月16日 (水)配信共同通信社

 日本学士院は15日、優れた若手研究者を対象とした「日本学士院学術奨励賞」に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の技術を応用し、臓器移植に代わる新たな治療法の開発を目指す東京医科歯科大の武部貴則(たけべ・たかのり)教授(32)=幹細胞生物学=ら6人を選んだと発表した。
 ほかの5人は、東京大の大内正己(おおうち・まさみ)准教授(42)=銀河天文学=と、合田圭介(ごうだ・けいすけ)教授(44)=光科学、スタンフォード大の小島武仁(こじま・ふひと)准教授(39)=ゲーム理論、九州大の竹村俊彦(たけむら・としひこ)教授(44)=気候変動、日本学術振興会の安岡義文(やすおか・よしふみ)特別研究員SPD(38)=古代地中海美術史。
 授賞式は2月7日に日本学士院(東京都台東区)で開かれ、賞状と研究奨励金110万円が授与される。
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香る蝋梅

2019年01月16日 14時24分29秒 | 草花
一つ二つ咲いていたロウバイが今、
四分咲き、かな?
近くに行くと、とても、匂います。
しかし、気温厳しい時に咲くんだな~
今年は風なく雪なく💕💕💕
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綿帽子

2019年01月16日 09時41分37秒 | 草花
綿帽子が
風を待つかのように
ふわふわと広がっています。
いとおしいね♥

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ババのおしまい

2019年01月16日 09時05分45秒 | 
三学期になった
一年生の
天真爛漫の子が
しっかりしてきた。

「プリントってなあに?」とママに聞いていた
小学校用語を何も知らない
なのに
誰も教えてくれない
二番目の子
ほったらかしの子

自分で見つけ
自分で判断し
やや忘れ物もして
やっと
自分から
ハンカチ、ティッシュといいながら準備をする
えんぴつも自分で削り
服も自分で選び
「何時?」と聞きながら準備をしていたのに
もう、「何時?」も聞かなくなった
自分で時計を見ながら
食事を済ませ
ランドセルを背負って
「行ってきます

あーーーーー
楽になった
ババはおしまい
もう何もしてやらなくてもいい
ババの仕事おしまい。

今日も「行ってらっしゃい」

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今日一日

2019年01月16日 08時54分35秒 | 
テレビで親しんでいた方々が亡くなっていかれる。
寂しいことである。

我が人生如何に?
と何度考えたことだろう。

死んだり生きたり
何度したことだろう。

でも今は
おまけの生。

ユーアーオーケー
ネバーギブアップ。

花が枯れるように
木は枯れず
子々孫々の役目をはたして
今日一日咲く花のように

哀しみをこらえながら
涙をこらえながら
ネバーギブアップ

父母が耐えてきた昭和の時代
いきいきと生きた大正の時代

我が一人生きてきた平成の時代

なにもかも
ユーアーオッケイ

今日一日だけ
ネバーギブアップ。
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生きる:小児がん征圧キャンペーン 華やかな調べ響く

2019年01月16日 08時52分44秒 | ガン
生きる:小児がん征圧キャンペーン 華やかな調べ響く
2019年1月15日 (火)配信毎日新聞社

 小児がんの経験者を励ます「クラシック・ヨコハマ 生きる~2019 New Year若い命を支えるコンサート」(毎日新聞社など主催)が14日、横浜市西区の横浜みなとみらいホールで開かれ、観客約1800人が美しい音色に聴き入った。がんと闘う子どもや家族ら35人も招待され、演奏を楽しんだ。
 コンサートでは、国際的バイオリニストの前橋汀子さんをはじめ、ピアニストの金子三勇士さん、指揮の渡辺一正さんら豪華メンバーが共演。「3大バイオリン協奏曲」と称されるメンデルスゾーンの名曲や華やかな技巧が特徴的なリストのピアノ協奏曲などを披露した。
 網膜芽細胞腫と闘った栃木県矢板市の地方公務員、桜井誠一さん(42)は「出演者の息づかいが聞こえてくるほど間近で見られて感動した」と笑顔で話した。【最上和喜】
 ◇募金に協力を
 小児がん征圧募金への協力を呼びかけています。送り先は〒100―8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1、毎日新聞東京社会事業団「小児がん征圧募金」係(郵便振替00120・0・76498)。お名前、金額などを紙面に掲載しますので、匿名希望の方は明記してください。
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