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ワクチン接種で忙殺、開業医「負担重すぎ」 予約電話殺到で診療に支障、休日返上、準備やデータ入力に手間

2021年06月29日 23時59分02秒 | ウイルス

ワクチン接種で忙殺、開業医「負担重すぎ」 予約電話殺到で診療に支障、休日返上、準備やデータ入力に手間

2021年6月25日 (金)配信京都新聞
 

 新型コロナウイルスワクチン接種が京都市でも進む中、接種の中核を担う地域の医師たちの業務負担が重くなっている。「通常の診療に影響が出ている」「人手が限られる中、これ以上の対応は難しい」といった切実な声も。7月中旬には高齢者の倍の約83万人に上る64歳から16歳への接種も順次始まる。現場はどうなっているのか、取材した。

 「最大限の努力をしているが、一開業医で頑張る域を超えている」。高島診療所(右京区)の高島啓文医師(61)はため息をつく。同診療所は5月の接種開始当初から通常診療と並行して週6日、かかりつけ患者に接種を行ってきた。在宅のかかりつけ患者や山間部の集落、市の集団接種会場での接種業務も担い、休日返上の日々が続く。

 予約開始当初は3日間で300件以上の電話が殺到し、業務に支障をきたした。予約の電話が一定落ち着いた今でも、木曜午前は原則的に接種のみを受け付け、開院を30分繰り上げて対応する。最近は「なぜ自分は7月中に受けられないのか」といった苦情も寄せられ、スタッフにかかる負担も重いという。高島医師は「通常の仕事は減らないまま、接種業務が上乗せされている。このペースで一般接種まで行うのは難しい」と漏らす。

 ワクチンについて、市は当初からかかりつけ医での個別接種を基本とする方針を掲げてきた。しかし高齢者の集団接種には想定の5万人を上回る約6万7千人の希望者が殺到。急きょ希望者を医療機関に割り振るなど接種枠の拡充を迫られる事態となった。7月11日からは64歳以下にも順次始める予定だが、市は「集団接種会場を増やす検討はしているが、個別接種を基本とする方針に変更はない」とする。

 この方針に対し、地域の医療機関からは疑問の声が上がる。かかりつけ患者への接種に対応してきた岩田整形外科医院(同)の岩田啓史医師(64)は「接種だけなら簡単だが、新型コロナワクチンは準備やデータ入力に非常に手間がかかる。通常のワクチンと同じように考えてもらっては困る」と話す。

 新型コロナワクチンは衝撃に弱く慎重な扱いが求められる上に、接種前に生理食塩水でワクチン液を希釈しなければならない。注射した後には、個人の接種履歴を管理する国の「ワクチン接種記録システム」やワクチンの在庫管理システムへの入力も必要だ。全国では複雑な仕組みに対応できず、希釈ミスやデータ未入力の問題が相次ぐ。

 同医院では診療時間外に行ってきた週2日の接種を、今月からは日曜日にも行うことにした。岩田医師は「どこの医療機関も市民に

早くワクチンを届けたいと頑張っているが、集団接種をもっと増やさないと追いつかない。一般接種を見据えて行政が主導権を握り、より効率的な体制を整えてほしい」と求める。

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片頭痛予防のeptinezumab、発作にも有効

2021年06月29日 22時23分16秒 | 医療情報

片頭痛予防のeptinezumab、発作にも有効

 

 米国およびジョージアの47施設で、片頭痛予防に用いる抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド抗体eptinezumabの発作時投与(発症1-6時間以内の静注)による有効性および安全性を第III相並行群間二重盲検無作為化プラセボ対照試験で検討した。

 無作為化し治療した480例(平均年齢44歳、女性84%)のうち476例が試験を完遂した。eptinezumab群の頭痛消失までの時間(中央値4時間 vs. 9時間、ハザード比1.54、P<0.001)および最も煩わしい症状(悪心、羞明、聴覚過敏)消失までの時間(中央値2時間 vs. 3時間、ハザード比1.75、P<0.001)が、プラセボ群よりも有意に短かった。投与2時間後、それぞれ23.5%と12.0%で頭痛が消失(オッズ比2.27、95%CI 1.39-3.72、P<0.001)、55.5%と35.8%で最も煩わしい症状が消失した(同2.25、1.55-3.25、P<0.001)。24時間以内の頓服薬使用率はそれぞれ31.5%と59.9%だった(同0.31、0.21-0.45、P<0.001)。治療下で発現した有害事象は、eptinezumab群10.9%、プラセボ群10.3%に認められ、最も多かったのは過敏症だった(それぞれ2.1%、0%)。治療下で発現した重篤な有害事象は認められなかった。

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医療者に「ありがとう割引」 仙台商議所青年部 飲食や買い物など50社参加

2021年06月29日 22時20分32秒 | ウイルス

医療者に「ありがとう割引」 仙台商議所青年部 飲食や買い物など50社参加

 2021年6月29日 (火)配信河北新報
 

 新型コロナウイルス感染症と最前線で向き合う医療関係者に感謝の気持ちを示そうと、仙台商工会議所青年部は会員事業所の連携による応援事業を始めた。飲食、買い物、美容など多様なサービスを割引や無料で利用してもらい、労をねぎらう。

 「ありがとうプロジェクト」と銘打ち、仙台市内で事業を展開する約50社が参加。飲食関連では、カリーナフードサービスが直営7店舗でディナータイム利用時に10%を、居酒屋「へそのを」は全店舗で20%を割り引く。荒岩本店、三文字屋呉服店、久世福商店仙台クリスロード店などでは10%引きで買い物ができる。

 観光タクシーのガイド、保育園の一時預かり、法律相談が無料となったり、資産運用セミナーが割引料金となったりして幅広いサービスが利用できる。

 同様の応援事業を複数の事業所が連携して展開するのは全国的にも珍しいという。プロジェクトを担当する同青年部新規ビジネス推進委員会の石井健太郎副委員長は「命を守るために過酷な現場で戦う皆さんに少しでも安らかな気持ちになってもらいたい」と話す。

 青年部の清川晋会長は「謝意を示すとともに、苦境にある飲食店などの利用を促進し、地域経済の活性化にもつなげたい」と話す。

 会員234事業者のうち、BtoB(企業間取引)の企業を除き約70の事業所の参加を見込む。サービスの詳細は同青年部のホームページに掲載。利用時に身分証明書を提示する。連絡先は同青年部事務局022(265)8127。

https://www.sendai-yeg.jp/arigatoupj-sendai/

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柔道・世界女王「痛がっているまま置いていけない」、相手背負って畳下りる姿に賞賛

2021年06月29日 22時08分23秒 | 運動スポーツ

柔道・世界女王「痛がっているまま置いていけない」、相手背負って畳下りる姿に賞賛

2021年6月23日 (水)配信読売新聞
 

 13日まで開催された柔道世界選手権ブダペスト大会で、女子78キロ超級で朝比奈沙羅(24)(ビッグツリー)が2度目の世界女王に輝いた。医者を志し、競技との両立を目指している朝比奈は、試合後の行動でも称賛を浴びた。

 決勝では、初出場の冨田 若春(コマツ)との日本人対決が実現。足技で攻める朝比奈に対し、冨田も担ぎ技で対抗し、延長戦にもつれ込んだ。両者とも指導が二つ重なった試合時間9分過ぎ、冨田が担ぎ技を仕掛けた際に左膝を痛めて歩けなくなった。主審は冨田に指導を与え、朝比奈の反則勝ちを宣告。優勝した朝比奈はけがで動けない冨田を背負い、畳に一礼して会場を去った。

 冨田は「自分の足で畳を下りたかったのが本音。ただし、朝比奈選手にはとても感謝しています」とコメント。朝比奈は代表取材に「置き去りには出来なかった。日本チームの一員として、痛がっているまま置いてはいけない」と語った。全日本柔道連盟の山下泰裕会長も「自然に出た行為だと思うが、柔道が改めて『勝った、負けた』だけではないことを認識させてくれた」とたたえた。

 朝比奈は東京五輪代表を逃した後、昨年4月に独協医大医学部に入学。実習や課題などで十分に稽古の時間が取れず、昨年12月の全日本女子選手権では初戦敗退を喫していた。並々ならぬ意欲を持って臨んだ今大会。強さだけでなく、優しさを兼ね備えたその振る舞いは、世界女王にふさわしかった。(松田陽介)

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心房細動にアブレーション治療、目視でレーザー焼灼 札幌白石記念病院

2021年06月29日 22時01分50秒 | 医療情報

心房細動にアブレーション治療、目視でレーザー焼灼 札幌白石記念

2021年6月27日 (日)配信北海道医療新聞
 

 白石区の札幌白石記念病院(野中雅理事長、宮田節也院長・103床)は、心房細動の最新治療法である「内視鏡下レーザーバルーンアブレーション」を開始した。内視鏡で直接、心臓の中を見ながらレーザー焼灼できるため、低侵襲でより安全性が高いのが特長だ。

 不整脈の一つである心房細動は、脳梗塞の約3割を占める心原性脳塞栓症を引き起こすとされており、高齢化に伴い年々増加傾向にある。

 心房細動の治療強化へ、2016年6月からカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)を開始。同年9月には、レントゲン透視を使用せずにカテーテルを表示する3次元マッピングシステム(CARTO UNIVU)を道内で初導入するなど、患者の負担軽減に取り組んでいる。

 4月からは、発作性心房細動を対象に、宮本憲次郎副院長・不整脈治療センター長のもと、従来のアブレーション治療を進化させた内視鏡下レーザーバルーンアブレーションを開始した。

 肺静脈隔離を主体とした心房細動の治療は、これまで高周波エネルギーを流し病変部位を焼灼する手法が標準だった。

 一方、新たな治療法は、カテーテルに挿入した内視鏡で心臓の中を目視しながら治療できるのが特長で、カテーテル先端に装着した風船を膨らませ、肺静脈付近の心筋に密着させてレーザーで焼灼する。

 風船による治療法は、高周波で高温に加熱して焼灼する「ホットバルーン」、風船内のガスを冷却して治療する「冷凍バルーン」、赤外線レーザーを照射し、肺静脈を電気的に隔離する「レーザーバルーン」に大別される。

 前者2つは、風船全体でエネルギーを放出するため、周辺組織にダメージを与えやすく、治療部位を細かく定めるのが難しい。これに対して最新の治療は、実際に内視鏡で心臓内の血管の状態を観察しながら、ピンポイントでエネルギーを加えられるため、個々に見合ったテーラーメイド治療が可能だ。

 「心臓の中を見ながら治療できるのが最大のポイント。他の周辺組織に影響を与えないため、低侵襲で安全性も高い」(宮本副院長)。

 従来のアブレーション治療よりも手術時間が短く、将来的に一層の時間短縮や、長期成績の向上が期待できるという。

 同病院は、多様な不整脈の診療強化へ、今後も治療方法の拡充を図っていく考えだ。

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「ワクチン不足」再燃 在庫管理、新たな混乱も 「表層深層」高齢者接種完了後の行方

2021年06月29日 21時58分38秒 | ウイルス

「ワクチン不足」再燃 在庫管理、新たな混乱も 「表層深層」高齢者接種完了後の行方

 2021年6月28日 (月)配信共同通信社
 

 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種の7月完了に向けて事業が進む中、先をにらむ自治体に「ワクチン不足」の不安が再燃している。最近のハイスピード接種を支えた「潤沢な供給」が一転、配送量が減り調整局面に移行するためだ。早く打ってもらおうと、各地に大量に配ってきた国。市区町村という現場を含めた在庫の過不足で混乱する可能性もある。

 ▽犯人捜し

 「いろいろな関係者にご協力いただき、感謝を申し上げる」。河野太郎行政改革担当相は26日、視察先の神奈川県茅ケ崎市内で記者会見し、高齢者分について「7月末までに打ち終わる」と言い切り、目標達成に対する謝意にまで言及した。

 同時に「10~11月に希望する全ての国民の接種を終える目標を達成できるよう、頑張りたい」として、64歳以下の促進へ意欲を示した。

 足元で順調に見える事業。先行きを巡り、自治体にはワクチン配分が減ることへの不満が出る。河野氏は「ワクチンは不足しているわけでない。希望する国民が打てる量を9月末までに確保している」と、火消しに追われ始めている。

 国は「自治体、医療機関の中に在庫がたまっている可能性がある」(田村憲久厚生労働相)としており、一部で接種が進まず在庫を抱え、事業が進む自治体に回らないと見立てる。各都道府県が主導し、市区町村間で「いかにうまく在庫を回せるかの勝負」(河野氏)として、在庫の実態調査にも乗り出す意向。ワクチンを追加購入する考えは示されず「大量に在庫を抱える犯人捜し」(自治体関係者)というわけだ。

 ▽次の目標

 厚労省によると、主に自治体向けとなるファイザー製の供給は4~6月では約5千万人分と大量だ。7~9月約3500万人分、10~12月約1200万人分へと減る。不安顕在化の一つの発端は6月19日の全国知事会だ。緊急提言で「ファイザー製が、7月以降急減する実情にある」と強調し「供給量減少」の対応策も求めた。

 追い打ちを掛けるのが10~11月接種完了という次なる目標の重圧だ。モデルナ製を使う企業・大学の接種でワクチン量の限界などのため、申請の受け付け停止を発表したことも拍車を掛ける。

 ▽有効期限

 高齢者への接種が始まった4月、ワクチンの供給不足が最大の課題だった。5月に入り「ワクチン供給は問題ない」と解消に向かったものの、今月24日、河野氏は「接種スピードが上がり、供給が追い付かず、綱渡りになる」との弱音も見せた。

 ファイザー製の7月5日から2週間分の市区町村への配分で、自治体の希望量を大幅に下回る例が続出。これを受け、山形市は25日に個別接種の予約受け付けを停止。長野県佐久市は64歳以下への接種券の配布を終えたばかりで、集団接種の予約枠を抑えて対処する。北海道釧路市の担当者は「見通しが立たないと64歳以下の予約が始められない」と話した。

 首都圏の首長は、置かれた現状を「最前線に立つ自治体は64歳以下という大きな山を前に『補給』が気になり、前に進めない」と語った。

 中部地方の自治体の首長は、ファイザー製の有効期限が製造時から6カ月間だとして、在庫の期限切れという新たな課題を口にする。「届いたワクチンを見ると、一部はあと2カ月しか持たない。今後、こうした問題が深刻化しかねない」

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ムクゲのカーテン

2021年06月29日 20時56分14秒 | 草花

ムクゲが咲きだしている。

今年も常夏の夏、水不足の夏、ムクゲの多くの蕾が茶になって、枯れて咲かない。

そんな気がする。

まだ涼しげな、ムクゲのカーテン。

逆光のムクゲ、枝先に花、暗くて分かりずらいな写真ですね。

日に向かって咲くムクゲをパチリ、蕾が一杯見えるの分かります?

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