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「健康状態も分かるからいい」献血続けて50年、846回で卒業 献血制限70歳迎える平良さん

2022年10月03日 23時38分25秒 | 
「健康状態も分かるからいい」献血続けて50年、846回で卒業 献血制限70歳迎える平良さん
 2022年10月3日 (月)配信沖縄タイムス


 50年以上前から毎月1、2回、献血を続けてきた西原町の平良竜一さん(69)が26日、那覇市の県赤十字血液センターくもじ献血ルームで846回目となる献血を行った。来月2日、献血の年齢制限となる70歳を迎えるため、この日を最後に卒業する。「寂しいね」とつぶやきながらも、すっかり顔なじみになった献血ルームの看護師たちから「感謝」と書かれた色紙やお菓子をプレゼントされ、うれしそうな表情を浮かべて記念写真に納まった。(社会部・普久原茜)
 社会貢献したいという思いで、10代の頃から献血を始めた。スポーツジムに通ったり、好き嫌いなく食事したりすることで健康を維持してきた。「写真関係の仕事で長期間、離島に住んでいた時期は行けなかったけど、それ以外は月に1、2回ほど献血に通っていた」と振り返る。
 三線やピアノなど楽器の演奏が趣味だ。楽天的な性格だから、献血に通い続けるのも苦ではなかったと話す。「献血に行くと自分の健康状態も分かるからいい。でも、行かなくなると不健康になってしまうかもね」と苦笑いした。
 県赤十字血液センターによると、新型コロナウイルスの影響や台風の相次ぐ接近で、県内の採血量は必要量に足りていない状況が続いている。平良さんは「卒業するけど、自分のことを知って献血してみようという気になる人が出てくれたらうれしいね」と期待をかけた。
 くもじ献血ルームの福地隆所長は「長い間、献血を続けてくれた平良さんには心から感謝している」と述べ、最後の献血を終えた平良さんを見送った。

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陰性者も動けず衰弱 甲府のクラスター特養で何が...

2022年10月03日 23時23分37秒 | 地域
陰性者も動けず衰弱 甲府のクラスター特養で何が...
 2022年10月3日 (月)配信山梨日日新聞


 新型コロナウイルスの流行「第7波」で、利用者ら60人余りが感染するクラスター(感染者集団)が発生した甲府市内の特別養護老人ホームの理事長が、山梨日日新聞の取材に応じた。感染者や濃厚接触者を施設外に出さないため、陰性の利用者も陽性の利用者と同部屋で介護する形となり、日常生活が大幅に制約された経緯を説明。「第8波」が来ることも想定し、「施設でクラスターが起きた際、発症していない人の体力をどう維持していくのか、県や保健所、高齢者施設が連携して対応を検討する必要がある」と訴えた。
 理事長によると、最初の感染者が出たのは7月21日。県内感染者は既に1日千人を超えていた。施設内でも連日増え入所者41人、職員23人が感染。出勤できる職員が9人に落ち込んだ時期もあった。
 最初の感染者が確認されて以降、県から派遣された医師や看護師による感染症専門家チームの指示で、全居室を感染者を隔離するレッドゾーン(汚染エリア)に指定。建物の構造上、陰性の利用者も濃厚接触者として、感染者と同部屋で過ごす形にせざるを得なかったという。職員も不足したため、利用者の食事は1食当たりのカロリーを上げて1日2回とし、入浴は体を拭くのみ、トイレは全員おむつにする対応をとった。
 レッドゾーンでの介護は25日間に及んだ。感染者だけでなく、陰性の利用者も行動が制限され、ほぼベッド上だけでの生活となった。筋力が低下する入所者が目立つように。起き上がることが難しくなったり、食事をのみ込む力が低下したりするケースも見られたという。
 理事長は「入所者は日常生活や体操などのレクリエーションで筋力を維持していた。それがなくなるだけで一気に衰弱してしまう。陰性者が居室から出て体を動かせる『イエローゾーン』を設けることができれば、体力低下を防げた可能性がある」と悔やむ。
 県感染症対策センター(県CDC)によると、医療体制の逼迫から、昨年5月以降、高齢者施設でクラスターが発生した場合、軽症者は施設内での療養を基本としている。専門家チームは、感染者とその他の活動領域を分ける「ゾーニング」や、消毒方法などの感染拡大防止策で助言を行うが、陰性者のADL(日常生活動作)機能の維持といった個別の介護については施設判断に任せているという。
 しかし、理事長は「高齢者施設でクラスターが発生する場合、職員も感染して担い手が減るケースが多い。急変しかねない感染者のケアをしながら、陰性の利用者のADL機能の低下防止まで手が回らない」と指摘する。
 施設では第7波の対応を踏まえた感染症の業務継続計画(BCP)を策定する考え。理事長は「施設側もさらなる備えが必要だが、クラスター発生の早期に機能訓練の専門家などを施設に派遣し、陰性の利用者への対応をサポートするといった支援策も考えてほしい」と求めている。


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【ヤクルト】村上宗隆3冠王で「1億の家」が「3億の家に」オープンハウス代表のひと声で決定

2022年10月03日 23時20分27秒 | 運動スポーツ
【ヤクルト】村上宗隆3冠王で「1億の家」が「3億の家に」オープンハウス代表のひと声で決定
[2022年10月3日22時42分]

シーズン56号本塁打の日本選手最多記録を更新し、「3億円」に変更されたボードを手に笑顔を見せるヤクルト村上(撮影・河田真司)

<ヤクルト8-2DeNA>◇3日◇神宮
ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季最終戦で日本選手シーズン最多となる56号本塁打を放ち、史上最年少の3冠王を獲得した。
7回先頭、DeNA入江から右翼席へ。9月13日巨人戦以来、61打席ぶりの1発で、64年王貞治(巨人)の55本を上回った。打率3割1分8厘、56本塁打、134打点でレギュラーシーズン全日程が終了。04年松中信彦(ダイエー)以来18年ぶり史上8人目、令和初の3冠王に輝いた。
○…歴史的1発で「3億円の家」もゲットした。球団トップスポンサーのオープンハウスはこの日、かねて村上が56号を放てば贈呈すると発表していた「好立地の東京の家」の上限額を、当初の税込み1億円から同3億円にグレードアップした。「3冠王」にちなんだ大増額で、現地観戦した広報担当者は「最終戦の最終打席でチャンスをものにしたということで、すごく感動しました。1億円の予定でしたが、代表のひと声で急きょ、3億円になりました」と興奮冷めやらない様子。家の立地や間取りは、シーズン終了後に村上と相談して決定する。
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三遊亭円楽さん死去 前橋市内に墓を用意し、まえばし観光大使を務めるなど群馬と深い関わり

2022年10月03日 00時28分16秒 | 
三遊亭円楽さん死去 前橋市内に墓を用意し、まえばし観光大使を務めるなど群馬と深い関わり
2022/10/1 06:00

 肺がんのため30日に72歳で死去した落語家の三遊亭円楽さんは20年ほど前に前橋市内に自身の墓を作り、2016年から「まえばし観光大使」を務めるなど群馬県との関わりが深かった。交流のあった県民や群馬県出身の落語家らは改めて落語界の発展や同市のPRに尽力した円楽さんの功績を振り返り、別れを惜しんだ。
 「仕事は違うけれど、青春時代を共に過ごし、何でも言い合える兄弟のような関係だった」。五代目円楽さんとの交友関係が縁で、円楽さんと弟子時代から交流がある釈迦(しゃか)尊寺(同市元総社町)の山崎奎一住職(79)は振り返る。
 円楽さんは義母が亡くなったことをきっかけに同寺に自分の墓を作り、16年には出家して山崎さんの弟子になっていた。「落語界にとってももったいないこと。実感がないが、これから寂しさを感じると思う」と話した。
 円楽さんの仲人を務め、40年以上の付き合いがある仁叟寺(高崎市吉井町)の渡辺啓司住職(72)は同世代の円楽さんと「80歳まで頑張ろう」と約束を交わしていたといい、「残念。悔しい。悲しい。この言葉に尽きる」と悼んだ。
 東吾妻町出身の落語家、桂(かつら)夏丸さん(38)は、円楽さんが長年企画に携わり、毎年11月に九州各地で開かれる落語会「博多・天神落語まつり」に、円楽さんの指名を受けて初出演を予定している。
 円楽さんが8月の国立演芸場(東京)で高座復帰した際に直接、感謝と復帰祝いを伝えると、「おう。11月頼むよ」と気さくに声をかけてくれたという。
 夏丸さんは「円楽さんは東西、派閥、若手の隔たりなく見渡し、落語界全体をまとめる人望とプロデュース力、落語を身近に感じさせる知名度を併せ持っていた」と評する。「他にいない大きな存在。やりたいことはたくさんあったはず。遺志を受け継いでいけたら」と悼んだ。
 前橋市との深いつながりから「まえばし観光大使」に委嘱され、同市のPRに取り組んできた。山本龍市長は「病気になったが、最後まで話芸に生きた人だった」と敬意を表し、観光大使として人気番組「笑点」などで市の話をしてくれたことに感謝した。
 円楽さんは16年に前橋署で講演し、特殊詐欺への注意を呼びかけた。元同署幹部は「気さくで偉ぶらず、慕われるのが分かる人柄。警察にも理解があり防犯に協力してくれた」と惜しんだ。


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