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高梁の田中さん 全員無事願い走る 69歳 最高齢メディカルランナー

2022年11月06日 22時53分00秒 | 地域
高梁の田中さん 全員無事願い走る 69歳 最高齢メディカルランナー
 2022年11月4日 (金)配信山陽新聞

 岡山市で3年ぶりに開かれる「おかやまマラソン2022」(13日)に、元看護師の田中さい子さん(69)=高梁市=が最高齢のメディカルランナーとして出走する。大会を支える側としては、これが最後のレース。「自分のタイムよりも全員が無事にゴールすることを願いながら走る」と節目の岡山路を心待ちにする。
 医師や救急救命士などの有資格者が務めるメディカルランナー(26人)はコースを走りながら負傷者や急病人の応急手当てを行う。田中さんは市内の病院などで45年の看護師歴があり、2018年の大会にも参加した。現在も、自宅近くの里山の風景を楽しみながら10キロ以上走るのが日課で、フルマラソンは4時間40分ほどで完走するという。
 マラソンを始めたのは還暦を過ぎてから。第1回大会(15年)で知人の応援に駆けつけた際、高齢者や障害者がゴールに飛び込む姿に心を揺さぶられた。自身も40代の頃、乳がんに侵された経験があるだけに「走ることで周りに感動を与えたい」との思いが膨らんだ。
 長男は、倉敷高から進んだ駒大で箱根駅伝4連覇を成し遂げた宏樹さん(39)。田中さんも子どもの頃から走るのが得意だった上、宏樹さんの小中学生時代には毎日のように練習に付き添ったことが今に生きている。
 闘病中、宏樹さんの活躍に何度も勇気をもらった。18年のおかやまマラソンでは、びっしり埋まった沿道からの声援に背中を押された。「みんなに支えられた分、恩返しをしたい。出番がないのが一番だけど」と号砲を待つ。

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原因分からない高熱続く「不明熱」、心身つらく...いったい何が? 診断の流れや検査、問題点 専門家に聞く

2022年11月06日 22時49分59秒 | 健康の保持増進
原因分からない高熱続く「不明熱」、心身つらく...いったい何が? 診断の流れや検査、問題点 専門家に聞く
 2022年11月4日 (金)配信新潟日報

 原因が分からない高熱が長期間続く「不明熱」。医療関係者以外にはあまりなじみがないが、国の基礎統計である「患者調査」でも使われる病名だ。診察や検査でもなかなか診断がつかないと、患者は自分の体に何が起きているのか―分からないままのつらい状態に置かれ、体力が落ちれば一層不安が募る。どう受け止めたらいいのか。専門家に聞いた。
▽患者は年7千人
 不明熱の定義は時代によって変わってきたが、現在は「38度以上の発熱が繰り返し認められる」「その状態が3週間以上続く」「病歴の聞き取り、血液検査など必須の問診、検査をしても診断がつかない」こととされる。
 厚生労働省の「患者調査」によると、2017年の不明熱の患者は7千人。定義を満たさないうちに原因が判明したり、熱が下がったりするケースも多い。
 不明熱の疫学や診断に詳しい国立国際医療研究センター放射線核医学科の南本亮吾診療科長によると、近年は感染症や悪性腫瘍の検査が進歩して原因が判明するケースが増え、原因の内訳では膠原(こうげん)病や血管炎、リウマチなどの炎症性疾患の割合が高まっているという。
 患者を半年から1年追跡したこれまでの研究によると、以前の死亡率は7~33%だったが、00年以降は7%程度で落ち着いている。不思議なことに、最後まで原因が分からないケースは一貫して2割程度はあるものの、そのほとんどは結果的に熱が下がる。
▽繰り返しの問診、検査で消耗
 診断を確定させる手順はほぼ定まっている。体の診察、本人や場合によっては家族の病歴の聞き取り、ふだん飲んでいる薬のチェック、血液や尿の各種検査、細菌がいないかどうかの培養検査、結核や肺炎が隠れていないか調べる胸部エックス線、腹部の超音波検査、CT検査...。疑わしい病気の有無を順に確かめ、絞り込んでいく。
 「なかなか診断がつかない場合は、検査や聞き取りで新たな情報を得て、それを基に考えることの繰り返し」(南本さん)になる。発熱の原因がなかなか分からないため、かかりつけ医から大きな病院へ紹介されることが大半で、高熱の中で再々の問診、検査を強いられる患者は「消耗しきった状態」になるという。
 心配する家族がインターネットなどで検索すると、悪性腫瘍や炎症性疾患の難しい病名が候補として次々に現れ、そのことも家族や本人を疲弊させていく。
▽保険が適応外
 標準的な手順を尽くし、ひと通り検査を重ねてもなお原因が明らかでない場合、陽電子放射断層撮影(PET)装置を使った検査が有用であることが分かってきた。FDG・PETと呼ばれる方法だ。
 通常の組織に比べて炎症や腫瘍に糖がより多く取り込まれることを利用する。ブドウ糖の分子の一部を、PETに写る元素である「フッ素18」に置き換えたFDGという物質を投与し、どこに集まるかを撮影して炎症や腫瘍が疑われる部位を調べる。
 従来の検査に比べて感度が高く、被ばく量が少ない。結果が出るまで約1時間半と、検査時間が大幅に短縮できることも利点だという。
 南本さんによると、FDG・PETは既に、不明熱の患者で診察や各種の検査を終えた次の手順として標準的に用いられ、欧米では保険医療で受けられるようにもなってきた。
 半面、日本では炎症や腫瘍の検査としては保険が使えるものの、不明熱は適応外。3割の患者は自己負担で検査を受けていた。日本核医学会などは、この検査を不明熱でも保険で使えるよう国に要望している。

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「一日も早い復旧を支援」 病院サイバー攻撃で吉村氏

2022年11月06日 22時43分39秒 | 事故事件訴訟
「一日も早い復旧を支援」 病院サイバー攻撃で吉村氏
 2022年11月2日 (水)配信共同通信社

 大阪府立病院機構が運営する大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)がサイバー攻撃を受けてシステム障害が続いている問題で、吉村洋文府知事は1日「原因究明を最優先に行い、一日でも早く復旧できるよう府として支援する」と記者団に述べた。
 吉村知事は、国の指針に基づいて同センターがサイバー攻撃への備えを整えていたと説明した。センターでは1日、訪れた人に職員が状況を説明し、他の病院へ通うよう勧めるなど対応に追われた。
 松野博一官房長官は1日の記者会見で、現場に専門家を派遣したと明らかにした。原因究明などセンターの対応を支援する。
 センターによると、電子カルテなどデータのバックアップはあるが、いつごろから活用できるか見通しは立っていないという。
 システム障害は10月31日に判明。センターは緊急の手術などを除き、外来や入院の受け付けを停止している。

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県立西宮病院で認知症患者が転倒、重い障害「転倒の恐れ予見できた」 県に532万円の支払い命令 神戸地裁

2022年11月06日 22時38分07秒 | 事故事件訴訟
県立西宮病院で認知症患者が転倒、重い障害「転倒の恐れ予見できた」 県に532万円の支払い命令 神戸地裁
 2022年11月2日 (水)配信神戸新聞

 兵庫県立西宮病院で2016年、認知症患者の男性=当時(87)=が廊下で転倒して重い障害を負ったのは、看護師が転倒を防ぐ対応を怠ったためとして、男性の家族が兵庫県に約2575万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、神戸地裁であった。高松宏之裁判長は「看護師は転倒する恐れが高いことは予見できた」とし、結果を回避する対応を取らなかったとして、約532万円の支払いを命じた。
 判決によると、男性は16年4月2日早朝、看護師に付き添われてトイレに入った。看護師は男性が用を足している間に、別室患者に呼び出され、そこでも排便介助に対応。男性はその間にトイレを出て廊下を1人で歩き、転倒して外傷性くも膜下出血と頭蓋骨骨折のけがを負った。
 男性の家族は、けがによる入院生活の継続で男性は完全な寝たきり状態となり、その結果、両手足の機能全廃になったと訴えていた。一方で県側は、別室患者は感染症を患っており、急いで排便の介助に向かったことはやむを得ないなどと主張していた。
 高松裁判長は判決で、男性の認知症の状態などから、男性から目を離せば勝手にトイレを出て転倒する可能性が高いことが「十分に予見できた」と認定。ベッドに戻るまで様子を見るか、他の看護師に見守りを依頼することで回避できたとした。
 その上で、男性の状態と別室患者がおむつに排便すれば問題がなかった状況などを比べ「優先しなければならなかったとは認められない」と指摘。男性は事故で寝たきり状態になり、認知症が進むとともに両手足の機能全廃に至ったと認めた。
 一方で、事故以前からの認知症も影響している点や、男性が高齢だったことを考慮するなどし、損害金額を算出した。

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だらだらスマホ危険、増える若年層の「認知症」 脱スマホ脳の鍵「ぼんやりタイム」疲労減

2022年11月06日 22時31分55秒 | 健康の保持増進
だらだらスマホ危険、増える若年層の「認知症」 脱スマホ脳の鍵「ぼんやりタイム」疲労減
 2022年11月2日 (水)配信岐阜新聞

 今や日常生活に欠かせなくなったスマートフォン。気付いたら一日中だらだら使用していませんか? 何かをしながら常に触る「ながらスマホ」をしていませんか?。脳神経外科医で、おくむらメモリークリニック(岐阜県羽島郡岐南町)理事長の奥村歩さん(60)は「脳に絶えず膨大な情報が流入し続け、情報処理が追いつかなくなる『脳過労』の人が増えている」と、スマホ依存の危険性を指摘する。
 奥村さんは、2008年に同クリニックを開設。高齢の認知症患者を想定した「もの忘れ外来」だったが、ここ10年で患者がどんどん若年化しているという。主に30~50代の働き盛りの世代。「人や物の名前が出てこない」「今までできていたことが急にできなくなった」といった症状は、アルツハイマー型認知症と似ているが、多くは脳過労による「スマホ認知症」だ。
 新型コロナ禍でリモートワークが加速し、脳過労も急増。奥村さんは「長時間のスマホ利用が脳に及ぼす影響は、暴飲暴食が体に与えるダメージと同じ。日本人は健康志向なので、脳に対する意識も高めてほしい」と呼びかける。幸い「スマホ認知症」は、脳のメンテナンスをすれば回復が可能だという。
 ただ、脳過労は認知機能だけでなく健康も脅かす。脳のさまざまな調節機能に誤作動が生じ、腕や足などの原因不明の痛みのほか、動悸(どうき)や睡眠障害、めまいなどの症状も。脳過労が深刻なほど「ネットゲームやネットサーフィンといったその場の娯楽に走りがちで、依存症の悪循環に陥っていく」と警鐘を鳴らす。
 とはいえ、スマホは目的によっては、生活の効率をあげる便利なツール。奥村さんは「使うこと自体が問題なのではなく、『息抜きにスマホ』といった『だらだら・ながら』の使い方が危険」と強調する。
 では「脱・スマホ脳」のために今日からできることは―。奥村さんは、リズム運動やプチ座禅といった「ぼんやりタイム」をつくることや、いざという時以外はスマホに頼らず手間のかかる方法を選ぶ"デジタル・デトックス"を勧める。「意識的にスマホ時間を減らしてみて。脳が軽くなり、五感が敏感になると、幸せを感じやすくなる」と説く。
 奥村さんは9月に出版した書著「スマホ脳の処方箋」の中で、脳過労のメカニズムや症例、脳の疲れが取れる10の生活改善テクニックについて詳しく紹介。「デジタル社会はますます加速していく。脳をいたわりながら、デジタルツールと正しく付き合って豊かな生活を手に入れましょう」と話している。「スマホ脳の処方箋」は、あさ出版。四六判、200ページ、1540円。

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NHK BS4K「天才ピアニスト ブーニン 9年の空白を超えて」で復帰公演を放映!

2022年11月06日 00時35分50秒 | 
NHK BS4K「天才ピアニスト ブーニン 9年の空白を超えて」で復帰公演を放映!
カテゴリ : Classical
掲載: 2022年10月27日 00:00
更新: 2022年11月04日 12:00

NIPPON ARTISTS OFFICIAL YouTubeページより
NEW!11月6日(日) 午後11時20分~午前0時20分「~復帰公演 完全版~」を放送!
天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。ケガや病を乗り越え、9年ぶりに挑んだ八ヶ岳高原音楽堂の復帰公演の完全版。反田恭平や山下洋輔の未公開インタビューも交える。
1985年、ショパン国際ピアノコンクールを当時としては史上最年少の19歳で優勝したピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。度重なるケガや病を乗り越え9年ぶりに挑んだ、6月25日八ヶ岳高原音楽堂の復帰公演の完全版。演目は、ブーニンが9歳の時、初めて人前で披露したシューマンの「色とりどりの小品」。さらに10月のドキュメンタリーでは放送されなかった演奏後のトークや、反田恭平・山下洋輔の未公開インタビューも。(番組HPより)
【出演】スタニスラフ・ブーニン,反田恭平,山下洋輔,【語り】森田美由紀
天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニンが話題に
2022年10月21日、NHK BSで「それでも私はピアノを弾く 〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて〜」が放送され、1985年第11回ショパン国際コンクール優勝で一世を風靡した名ピアニスト、スタニスラフ・ブーニンが話題になっています。番組は「9年ぶりの公演に臨んだ天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。2013年舞台から姿を消した。ケガと病を乗り越え、夫婦二人三脚で臨んだ、公演までの日々に密着した。」(番組HPより)という内容でした。

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