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論文を読んでもすぐ忘れてしまう...苦しんだ更年期障害 医学博士の女性、研究とケアへ起業

2022年11月18日 22時21分25秒 | 仕事
論文を読んでもすぐ忘れてしまう...苦しんだ更年期障害 医学博士の女性、研究とケアへ起業
 2022年11月18日 (金)配信沖縄タイムス

■ハーライフラボ エリセーバ・オリガさん
 睡眠障害や記憶力低下、糖尿病に高血圧-。更年期世代の女性は、ホルモンの変化に伴いさまざまな健康リスクを抱えている。更年期世代の働く女性をサポートしようと、医学博士のエリセーバ・オリガさんが5月に「HerLifeLab(ハーライフラボ)」を立ち上げた。女性の体に特化し、更年期障害と男性ホルモンの相関性や、同時期に発症しやすい糖尿病やアルツハイマー病の関連性などの基礎研究を進めている。
 オリガさんは2007年から沖縄科学技術大学院大学(OIST)でがん免疫の研究に従事。多忙な日々の中、43歳の時に更年期障害に悩まされるようになった。ほてりや漠然とした不安感、記憶力の低下などに一気に襲われ、論文を読んでもすぐに忘れてしまう。研究にも支障を来すようになり「自分は何もできない」と自信喪失に陥った。
 婦人科で更年期障害と診断されたが治療法は安定せず、ホルモン補充治療が始まった頃には症状が進み、リウマチも発症していた。漢方薬も併用し約2年で症状は落ち着いたが、医療現場でも専門知識を持って治療に臨む病院は多くないと感じたという。
 自ら更年期障害について調べたものの、細胞レベルで先進治療が進むがん研究とは相対的に、女性の体に関する研究は全く進んでおらず、情報の乏しさに驚いた。「もっと早く適切な治療を始めていたら、症状は緩和されていたのではないか」と痛感すると同時に「同じ症状でつらい思いを抱える女性は私だけではない」と起業を決意した。
 ハーライフラボでは、女性の体の変化に関する研究を深めると共に、心身の不調に悩む女性には医療機関と連携し、適正なケアを受けられるようサポートする。9月には沖縄セルラー電話など4社と連携し、働く女性の睡眠改善を目的とした共同実証事業を実施した。オリガさんは「女性が、一生を通じて健康で幸せに生きていける社会づくりを応援したい」と力を込めた。(学芸部・久高愛)

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名前も知らない人の子を妊娠した女性 命を絶つことも頭をよぎるなか…彼女を救った出会いと取り組み②

2022年11月18日 21時39分49秒 | 行政
名前も知らない人の子を妊娠した女性 命を絶つことも頭をよぎるなか…彼女を救った出会いと取り組み

北海道放送
貴田岡結衣
2022年10月8日(土) 07:00

■「思いがけない妊娠」に悩む女性の居場所「リリア」

私が訪ねたのは、札幌市東区にある「リリア」。この春に出来た、居場所のない産前産後の女性を受け入れる居住スペースです。費用はかかりません。定員は、妊婦さん2人。数週間から数か月ほど、安心して暮らせる次の場所が見つかるまで入居できます。

開設してまもない室内は、白を基調とした部屋に、ピンクのかわいらしいアクセントタイルが並び、明るい雰囲気です。共用スペースはキッチン・洗面所・トイレ。パーソナルスペースはこぢんまりとしていますが、机とベッドがあり、短い滞在には十分です。もちろん赤ちゃん用のベッドも備えています。
■「にんしんSOSさっぽろ」
「リリア」をつくったのは、札幌の社会福祉法人「麦の子会」です。「麦の子会」は、無料通信アプリLINEやメール、電話で妊娠の様々な悩みごとに24時間応じる「にんしんSOSさっぽろ」を去年6月にスタートさせました。

「妊娠したけど、ひとりで育てられるかが不安」

大切だけど、デリケートな内容のため、親など身近な人に打ち明けにくい妊娠についての悩み。ひとりで抱え込んでしまう女性も少なくありません。

「にんしんSOSさっぽろ」の開設から1年あまり。8月末までに寄せられた相談件数は、のべ950件にのぼります。中高生や男性、北海道外からも相談が寄せられることもありました。

LINEで友だち追加して気軽に相談できる
■ 助かるか、助からないかは「紙一重」 ひとりで悩まないで
「リリア」に併設している事務所には、女性の相談員が待機しています。千歳駅の事件についてどんな思いを抱いたのか、「にんしんSOSさっぽろ」の支援体制にどのような気持ちで臨んでいるのか、2人の相談員に話を聞きました。
左側の手前が梅原さん、奥が田中さん
私「千歳駅での赤ちゃん遺棄事件。妊婦さんを支援する側としてどういう心境ですか?」
梅原 公子(うめはら・きみこ)さん「すごく悩んでどうしようもなくなって、産まれてしまったんだろうなって。同じ状況になったら私もそうしたかもしれないと思うとひとごとではない。そこでどういう出会いがあるかは本当に紙一重だと思う」
相談員・梅原公子さん
私「にんしんSOSさっぽろに相談しようか迷っている妊婦さんに何を伝えたいですか?」

田中 佳子(たなか・よしこ)さん「自分が予期しない妊娠をしたときに、ひとりで悩むのでなく、相談してほしいなと思う。ひとりで孤独に悩むと苦しくなっていくと思いますので、誰かに話すことで道が開けていくことがあります。SOSの窓口でも、気軽に電話でもLINEでも受けておりますので、24時間なので、ぜひ連絡してくれたらと思います」

相談員・田中佳子さん
■もし、今妊娠したら?
もし、今自分が思いがけず赤ちゃんを身ごもってしまったら、誰に相談できるのか。どういう選択肢があるのか。心の底から喜べるのか。

当事者にならなければ、考えもしないことや知らない情報がたくさんあります。

妊娠や性教育は、学校で仕組みを説明されるだけで、親子の間でも、仲のいい友だちの間でも、なかなか話題にならず、知らないことがたくさんあります。

私がこの取材で出会った、かずこさん(仮名)もそんな一人でした。

検査薬ではっきりと出た2本線…名前も知らない人の子を身ごもって
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名前も知らない人の子を妊娠した女性 命を絶つことも頭をよぎるなか…彼女を救った出会いと取り組み

2022年11月18日 21時31分34秒 | 行政
名前も知らない人の子を妊娠した女性 命を絶つことも頭をよぎるなか…彼女を救った出会いと取り組み
北海道放送
貴田岡結衣
2022年10月8日(土) 07:00

名前も分からない人の子どもを身ごもった女性。一度は、自らの命を絶つことも頭によぎるほどでしたが、ある出会いが彼女を変えました。

もし、彼女が妊娠をひとりで抱え込んでしまっていたら、たどりつけなかった選択。

新人女性記者が、思いがけない妊娠に悩む女性を支援する札幌市の団体と、そこに救いを求めた女性の姿を通して、孤立する社会で妊娠や出産までも独りにさせない取り組みを考えます。
入社1年目・貴田岡結衣(きたおか・ゆい)記者(22)

■コインロッカーで見つかった赤ちゃん
取材のきっかけは、ある事件でした。

今年6月7日、北海道の玄関口・新千歳空港近くの千歳駅のコインロッカーで、へその緒がついたままの赤ちゃんが、クーラーボックスに入れられ、死亡した状態で見つかりました。

私はこの春に記者になったばかり。事件があった日は、警察担当として札幌市内の警察署を取材していました。午前9時半すぎ、キャップから「今すぐ千歳駅にいってくれ」と電話があり、JRに飛び乗りました。

事件現場のJR千歳駅
JR千歳駅に着くと、出入り口付近は規制線が敷かれ、肝心のコインロッカーはビニールシートで覆われていました。正午すぎに規制線が外されましたが、傷も汚れもついていないコインロッカーは、そこに赤ちゃんの遺体が遺棄されたとは想像できないほど、どこにでもある光景に見えました。

事件から2日後、逮捕された母親は、私と同い年でした。

住所不定・無職の22歳。保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕され、後に殺人と死体遺棄の罪で起訴されました。

捜査関係者の話では、被告は、数か月前に北海道に来て、札幌市内のホテルやネットカフェを転々とする生活を送っていました。5月中旬、札幌市内のホテルで出産。赤ちゃんをホテルの客室の浴槽に沈めて殺害したということです。

取材をしながら、私の中に疑問が次々と浮かんできました。

大きくなっていくおなかに誰も気づかなかったのか。
周りに支えてくれる人はいなかったのか。
赤ちゃんを殺して遺棄する以外に選択肢はなかったのか。
赤ちゃんの父親も同じ責任を負わなければならないはずなのに、なぜ女性ばかりが責められるのか。
被告の犯した罪は許されないが、彼女を罰するだけではこうした事件は繰り返されるのではないか。

取材を重ねる中で、「思いがけない妊娠」をサポートする施設が札幌にあることを知りました。施設の取材を通じて、私は1人の女性と出会いました。

次ページひとりで悩まないで!「思いがけない妊娠」に悩む女性たちの居場所があった

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政府 コロナの第8波対策を正式決定 自治体が「医療非常事態宣言」などで対策可能に

2022年11月18日 20時50分09秒 | ウイルス
政府 コロナの第8波対策を正式決定 自治体が「医療非常事態宣言」などで対策可能に
11/18(金) 17:17配信

政府は、コロナの第8波対策として都道府県が「医療非常事態宣言」などを出して、旅行や移動の自粛を呼びかることができる仕組みを正式に決定しました。きょうから運用が開始されます。 正式に決定された対策では感染状況を4つのレベルに分類。 ▼病床使用率が50%を超えるなどを目安にレベル3「医療負荷増大期」とし、都道府県が「医療ひっ迫防止対策強化宣言」を出して大人数の会食などの自粛などを呼びかけることができます。 ▼また、病床使用率が80%を超えるなどを目安に「医療機能が不全となる」段階をレベル4「医療機能不全期」と定義。そうなる前に都道府県が「医療非常事態宣言」を出し、▼出勤の大幅抑制や、▼帰省や旅行の自粛、▼イベントの延期などを要請できるとしています。 これらの対策は、きょうから都道府県が運用できるようになります。
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ベゾス氏、財産の大半寄付 アマゾン創業者、約17兆円

2022年11月18日 20時44分32秒 | 
ベゾス氏、財産の大半寄付 アマゾン創業者、約17兆円
11/15(火) 11:51配信

 【ニューヨーク共同】米インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で大富豪として知られるジェフ・ベゾス氏は14日、1240億ドル(約17兆円)に上る財産の大半を慈善活動に寄付する考えを表明した。米CNNテレビのインタビューで述べた。  ベゾス氏は、気候変動対策や分断している社会の統合に尽力する人物に寄付する考えを示した。ベゾス氏はこれまでも慈善活動への寄付を行ってきたが、資産の過半を寄付すると誓う取り組みに参加していないとして批判の対象になっていた。  資産の過半を寄付すると誓う取り組みは、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などが始め、多くの富豪が参加。
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「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず

2022年11月18日 11時02分48秒 | 医療情報
「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず
 2022年11月16日 (水)配信毎日新聞社

「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず
 10月に79歳で亡くなったプロレスラーのアントニオ猪木さんが病床で闘っていたのは、「全身性アミロイドーシス」という疾患だ。異常を起こした体内のたんぱく質が臓器などの機能を奪う病気で、国の難病に指定されているが高齢化の進展とともに増えつつあるという。自らの闘病生活について「最強の敵と闘っています」と語っていた猪木さん。どのような病気なのか。
 ●たんぱく質が沈着
 アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれる線維状のたんぱく質が、全身のさまざまな臓器に沈着し、体の異常を起こす病気の総称だ。正常なたんぱく質が何らかの原因で複雑にからみ合い、水に溶けにくい「ごみ」となって体にたまるが、詳細なメカニズムは分かっていない。アミロイドは分子構造がナイロンと似ていることから、「ナイロン蓄積病」と呼ばれることもある。例えるなら、からみ合ったナイロン製の漁網が体の中にたまっていく、といったイメージだ。
 「全身性」の症状は、心不全のほか、ネフローゼ症候群や腎不全、胃腸の障害、関節や腱(けん)、末梢(まっしょう)神経や自律神経の障害などさまざま。舌や甲状腺、肝臓が腫れることもある。
 「少し耳が聞こえなくなって病院にかかったんです。いろいろな検査をしてもらい、心アミロイドーシスという難病にかかっていることが判明しました」。猪木さんは2020年夏、ネット交流サービス(SNS)に投稿した。「全身性」の症状の一環として心臓に表れるのが「心アミロイドーシス」だ。
 ●人類最後の壁?
 正常なたんぱく質が、なぜ「ごみ」になるのか。国際アミロイドーシス学会理事長などを歴任した長崎国際大薬学部の安東由喜雄教授は「老化の進展と密接に関わっている可能性がある」と指摘する。最近の研究では、80歳以上の10~20%にアミロイドがたまり、加齢とともに症状が起こることがわかってきた。
 アミロイドーシスはこれまで30種類以上が確認されている。最も知られているのは、認知症患者のうちおよそ7割を占めるアルツハイマー病だ。「全身性」はトランスサイレチンというたんぱく質が原因となるのに対し、アルツハイマー病はアミロイドベータが引き起こす。高齢化の進展とともに増加しており、厚生労働省によると、65歳以上の認知症患者は20年時点で約600万人で、25年には約700万人になる見通しだ。
 「110歳以上で亡くなった世界各国の6人を調べた結果、死因はがんや心臓病、脳卒中などではなく、全身性アミロイドーシスだった」。08年の米科学雑誌サイエンスにこんな記事が掲載された。国内では、双子の長寿姉妹「きんさん、ぎんさん」で知られる、蟹江ぎんさん(01年に108歳で死去)も「全身性」にかかっていたとされる。「がんなどの病気を科学的に克服できたとしても、高齢化する人類に最後に立ちはだかるのはアミロイドーシスではないか」。安東教授は指摘する。
 安東教授は「人間の寿命が急速に延びる一方で、老化で生じるたんぱく質のごみ(アミロイド)の処理に、人間の進化が追いついていない」と指摘。「人生100年時代を迎える中、アミロイドーシスは21世紀の疾患。決して特別な病気ではない。根本的な治療方法の確立を急ぐ必要がある」と話す。【中西拓司】

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「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず

2022年11月18日 11時02分48秒 | 医療情報
「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず
 2022年11月16日 (水)配信毎日新聞社

「全身性アミロイドーシス」とは 寿命の延びに体が追いつかず
 10月に79歳で亡くなったプロレスラーのアントニオ猪木さんが病床で闘っていたのは、「全身性アミロイドーシス」という疾患だ。異常を起こした体内のたんぱく質が臓器などの機能を奪う病気で、国の難病に指定されているが高齢化の進展とともに増えつつあるという。自らの闘病生活について「最強の敵と闘っています」と語っていた猪木さん。どのような病気なのか。
 ●たんぱく質が沈着
 アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれる線維状のたんぱく質が、全身のさまざまな臓器に沈着し、体の異常を起こす病気の総称だ。正常なたんぱく質が何らかの原因で複雑にからみ合い、水に溶けにくい「ごみ」となって体にたまるが、詳細なメカニズムは分かっていない。アミロイドは分子構造がナイロンと似ていることから、「ナイロン蓄積病」と呼ばれることもある。例えるなら、からみ合ったナイロン製の漁網が体の中にたまっていく、といったイメージだ。
 「全身性」の症状は、心不全のほか、ネフローゼ症候群や腎不全、胃腸の障害、関節や腱(けん)、末梢(まっしょう)神経や自律神経の障害などさまざま。舌や甲状腺、肝臓が腫れることもある。
 「少し耳が聞こえなくなって病院にかかったんです。いろいろな検査をしてもらい、心アミロイドーシスという難病にかかっていることが判明しました」。猪木さんは2020年夏、ネット交流サービス(SNS)に投稿した。「全身性」の症状の一環として心臓に表れるのが「心アミロイドーシス」だ。
 ●人類最後の壁?
 正常なたんぱく質が、なぜ「ごみ」になるのか。国際アミロイドーシス学会理事長などを歴任した長崎国際大薬学部の安東由喜雄教授は「老化の進展と密接に関わっている可能性がある」と指摘する。最近の研究では、80歳以上の10~20%にアミロイドがたまり、加齢とともに症状が起こることがわかってきた。
 アミロイドーシスはこれまで30種類以上が確認されている。最も知られているのは、認知症患者のうちおよそ7割を占めるアルツハイマー病だ。「全身性」はトランスサイレチンというたんぱく質が原因となるのに対し、アルツハイマー病はアミロイドベータが引き起こす。高齢化の進展とともに増加しており、厚生労働省によると、65歳以上の認知症患者は20年時点で約600万人で、25年には約700万人になる見通しだ。
 「110歳以上で亡くなった世界各国の6人を調べた結果、死因はがんや心臓病、脳卒中などではなく、全身性アミロイドーシスだった」。08年の米科学雑誌サイエンスにこんな記事が掲載された。国内では、双子の長寿姉妹「きんさん、ぎんさん」で知られる、蟹江ぎんさん(01年に108歳で死去)も「全身性」にかかっていたとされる。「がんなどの病気を科学的に克服できたとしても、高齢化する人類に最後に立ちはだかるのはアミロイドーシスではないか」。安東教授は指摘する。
 安東教授は「人間の寿命が急速に延びる一方で、老化で生じるたんぱく質のごみ(アミロイド)の処理に、人間の進化が追いついていない」と指摘。「人生100年時代を迎える中、アミロイドーシスは21世紀の疾患。決して特別な病気ではない。根本的な治療方法の確立を急ぐ必要がある」と話す。【中西拓司】

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クワズイモで食中毒 徳島の女性、自生に注意

2022年11月18日 10時51分02秒 | 事故事件訴訟
クワズイモで食中毒 徳島の女性、自生に注意
 2022年11月17日 (木)配信共同通信社

 徳島県は16日、有毒の「クワズイモ」を県南部の60代女性が口にし、食中毒症状とみられる口内のしびれや吐き気を訴えたと発表した。女性は軽症で快方に向かっているという。県安全衛生課は「(食用の)サトイモやハスイモと葉が似ている」として、自生植物などへの注意を呼びかけている。
 同課によると、女性は自宅の庭で採ったものを食べられる野菜と思い込み、酢の物にして14日夕に食べた。直後に口の中がしびれ、のみ込まずに吐き出した。手当てをした医療機関が保健所に連絡。女性が調理に使わなかった残りを県立博物館が分析し、クワズイモと鑑定した。
 クワズイモはサトイモ科で、主に四国や沖縄にかけて分布。観葉植物として流通している。
 厚生労働省によると、2021年までの10年間で、クワズイモの葉や根茎による食中毒は19件で、患者数は42人。
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